「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

大腸がんの手術から1年、内視鏡検査を受けてきた

 

 

1年ぶりに大腸の内視鏡検査を受けました。
あれから、もう1年。。。早いもんです。人間ドッグで血便が認められ、人生初の内視鏡検査、結果、その場で大腸がんが発見されたんですよね。検査中、モニターを見ている先生や看護婦さんの雰囲気が一瞬で変わったあの時のことは忘れられません。

 

おしりに穴の空いた紙パンツをはいて、施術室に入ります。いつものことながら看護師さんはとてもやさしく、いろいろ気遣ってくれます。なんで、見ず知らずの僕にこんなに優しくしてくれるのか、もしかしたら、普段、人に優しくされてないからそう思うだけなのかしらん?そんなことを考えます。

 

ベッドに横になって、点滴用の管を差し、そこから鎮痛剤を入れます。「少し滲みますよ」、先生に言われて、何のことかと思っていたら、しばらくすると針のまわりに鈍痛が。。。ホント滲みいる感じで広がります。なるほどなー、しかし、去年こんなことやったけ?すっかり忘れちゃってるんですよね。

 

そしてほどなくして、さも当たり前のように先生は私の肛門様にクリームらしきものをチョロット塗り、内視鏡さんを挿入していきます。不思議なことに痛くも何ともありません。

 

頭の上にあるモニターを見ると、僕の腸の内部が映し出されてます。「ここが去年、手術で切ったところですよー」先生は優しくおっしゃいます。なるほどー、「ちゃんと、くっついてますね」、そんなバカなことを言う私ですが、先生は「ハハ、ちゃんとくっついてないと、食べたものが外に漏れちゃいますからねー」と優しく回答してくれます。

 

「今何センチくらい入ってるんですか?」これまたバカな質問をしてみましたが、先生は淡々と「80センチくらいですかねー」そうお答えいただきます。80センチ?しかしよく考えるとすごいもんですよね。80センチですよ、80センチ、お尻の穴から管が、そんな奥まで入ってしまうのです。

 

スゴイ世の中だよなー、改めて思います。そういえば、去年先生が言ってました。うちの病院の内視鏡は最新式でね、500倍まで拡大できるんだよって、チョー自慢してたんです。

 

これだもん、いままで見つからなかったものだって見つかる時代になってるんですね。だからこそ、このイノベーションの成果を積極的に享受するべきだと思います。

 

みなさん、人間ドックを受けて安心していませんか?バリウム飲んで安心してやいませんか?ハッキリ言って、内視鏡検査を受けないと大腸がんは絶対見つかりません。だってX線やら超音波やらじゃ写らないし、普通の人間ドックじゃCTなんて撮らないですもんね。

 

大腸がんって、亡くなる人が年々増えているそうですが、こういうことなんだと思います。人間ドックで見つからないんですよ。それで見つかった時には進行してしまっているケースが多い。去年、先生も言ってました、血便で見つかった時にはかなり進行していることが多いって。

 

大腸がん自体は進行が遅いらしいので、一度、内視鏡検査を受けてしまえば少なくとも2~3年は安心です。それに最近ではAIで画像診断する実験もしているらしい、目に見えないものも見つかるかもしれないのです。

 

科学の進歩は素晴らしいし、それを支えているのはお医者さんや看護師さんたち。せっかくだもん、その皆さんの頑張り、成果を積極的に享受しようではありませんか。

 

コロナにおびえているだけでなく、最新技術で積極的に体をケアするのも大事。健康なココロは健康なカラダ作りから、そういうことだと思います!

 

 

居心地の良い場所 ~会社?家?それとも~

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暑い、暑い、暑いー。

 

長ーい梅雨、うすら寒い日々が続いたので、今年はもう夏は来ないのかしらん、そんなことを思った私がバカでした。いつものように、いや、いつも以上に暑い夏はやっぱりやって来たのでした。

 

ちょっと外に出るだけで倒れそうな気がする、ものすごい酷暑の中、足元にうごめく何かが。何かと思いきや、まだみずみずしさを保っているミミズさんなのでした。

 

何でこんな暑い中、外に出てきちゃったのでしょう。あっという間に干からびてしまうじゃないさ。そう思うと、あちらこちらに干からびミミズがペシャンコになった姿があります。

 

夜、まだ涼しいうちに外に出て、急激な温度上昇に土に戻れずやられちゃったのかしら。そう思ったのですが、私の目の前にいるのは、まだみずみずしいミミズ、しかも時間は正午過ぎ。なんでだろ?

 

調べてみると、土の中の暑さに耐えられなくなり、逃げだした結果らしいのですよね。土の中は安全安泰と思いきや、ミミズさんも大変だ。どこに逃げだせばいいというのだろうね。

 

僕なんかも一緒、嫌なことや辛いことがあると、早く家に帰りたいーって思うけど、その家が安息の場所だなんて誰も保証してくれないんだよね。そういう場所は自分で作るしかない。今は平和な世の中、ただ恵まれているだけ、そんなことを思います。

 

環境的な話だけではなくてね、大げさに言えば生き方もそうなのかもしれません。自分の居場所は自分でつくるしかないんです。

 

僕もそうなんだけど、自分の居場所に悩んでる人って多いんじゃないかな。会社でも家でも。子供じゃないんだからね、甘えなさんなってことだと思う。何ごとも自分で考えること、そして取り組むこと、それで初めて人にお願いすることも出てくるんだと思う。

 

いつの間にか、お願いだけしていたり、祈ったりしているだけの自分がいる。そうじゃないよね。自分で気づき、自分で取り組んでいく、それが人生だもんね。

 

暑ーい夏にちょっとい真面目に考えてみたい、そんなことを思います。

 

二人の天才 ~この奇跡の瞬間を単純に楽しむ~

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YouTubeサザンオールスターズのライブビデオを見ていた。

 

桑田佳祐さんって変わらないなー、でもやっぱ歳はとったよなー、顔のしわが増えたなー、でも楽しそうだなー、歌い方とか全然変わらないよなー、何よりこの声がいいんだよなー、そんなこと思いながら、誰かに似てるなー、そんなこと思った。

 

なんかねー三浦知良、そうキングカズさんに似てると思ってしまったのです。冷静に見るとそんなことないし、基本は長門弘之の方がよっぽど似てると思うのだけど、なぜかその時はそんなこと思った。

 

ちょうどこの日、キングカズが53歳でJリーグルヴァンカップに出場して話題になっていた。この二人、とにかく自分のしてることが楽しくてしょうがない二人なんだろうなー、そんなことを思います

 

二人とも顔に出てるんだよね、楽しくて楽しくてしょうがないって感情が。もちろん、いつも出ているわけでなく、それぞれ、歌を歌ってる時、サッカーしている時にそんな顔をしてる。その顔が似てると思っちゃったんだよねー。

 

二人に共通するのは、苦しみぬいた上での楽しさ、そんな感じがする。桑田佳祐さんだって、ただヒット曲を歌っているわけじゃないもんね。一つの曲にサビがいくつもあるような素晴らしい楽曲を作り、みんなの心に響く歌詞を載せる、たぶん、この過程にはものすごーい努力と葛藤があるんだと思うんです。そうじゃなきゃ、こんなスゴイ曲、絶対に作れない。

 

キングカズも言わずもがな。三ツ沢競技場で何回か試合を見たことがあるんだけど、この人、試合に出れなくてもずっとカラダ動かして準備してるんだよね。練習は裏切らない、練習で100%力を出さないやつが試合で100%力を出せるわけがない、そんなことを常に言いながら、大好きなサッカーに全力で取り組む姿は感動します。

 

やっぱねー、この人たち、天才なんだろうね。ただの天才じゃなくて、「努力」の天才ね。だからこそ、自分がしてることが楽しくてしょうがないんだろう。そんな顔に二人の共通項を見てしまうのです。

 

僕もそうなりたい、そんなことも思うけど、それよりこの二人のパフォーマンスをリスペクトして、しっかり見る、見させて頂く、それが一番大切なことなんではないかと思います。

 

だって、こんな人たち、もう出てこないと思います。僕らは歴史を見ているんです、その奇跡の瞬間に立ち会えた幸せ、それを感じながら、ただただ酔いしれちゃいましょう!それがお二人に対する最大のリスペクトだと思います!

 

今年もお盆がやって来た ~キュウリの馬とナスの牛~

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子供のころ、お寺で肝試し、当時小学生、同級生の女の子と歩いたお墓の道、今も変わってないんだよねー。途中にある防空壕みたいな穴、今でもある。

 

今はおっさんになった僕が、父親と一緒に母のお墓に向かう道。また今年もお盆がやって来ました。昨日はね施餓鬼だったんだ。施餓鬼って知ってます?ふつう知らないよね、お盆の時期に先祖供養と一緒に行われることが多い行事のようですが、僕も母が亡くなるまで知りませんでした。

 

新しい塔婆をもってお墓に備えます。そして無事に早く帰ってきてね、お盆だから、そんなこと思いながらお墓の掃除をします。いやーそれにしても暑い日だよね、実はこの日もお墓で倒れちゃった人がいて救急車が来てました。気をつけなきゃね。

 

お盆にはキュウリの馬とナスで作った牛を備えます。お盆に天国から帰るときは馬に乗って急いで帰る、そして天国に戻る日には牛に乗って名残を惜しみながらゆっくり帰る、この話を知ったのも母が亡くなってから。いつの世も先人を思う人のココロは変わらないよね、ホントそう思います。

 

お盆の日には迎え火で先祖を迎えます、迷わないように家の前で火を焚いて迎えるんだよね、ホント一つひとつに意味があって思いがあって、泣けてきます。

 

だからなのか、母が亡くなって9年たちますが、なぜかお盆の日は母が本当に帰ってくるように思います。母が好きだった食べ物を供えて、なにかしら語り掛ける自分がいます。

 

こないだね、こんなことがあったんだよ、こんなこともあって困っちゃってさ、そうそう最近こんなお店ができたんだよ、みたいな他愛のない話を僕はクルマの中で助手席の母に語り掛けます。

 

そんなお盆が今年もやって来ました。いつまでたっても僕は成長しないよなー、そう思いながら、こんな僕でもいいよね、少しは甘えさせてくださいな、そんなこと感じながら、知らっとした顔でお盆の準備をして、いい大人のふりをする僕なのでした。

 

早く帰ってきてね、そしてゆっくり、好きなモノ食べて過ごしてください。なんでもわがまま言っていいんだぜ、みんなで楽しく過ごしましょう、帰りはゆっくり、牛の背で寝て帰ればいいんだから。待ってまーす。

 

サッカーかマリノスか ~暑さが頭を狂わせる~

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最近、わが愛するマリノスの調子が上がらないんだよねー。昨年チャンピオンになって、それを盤石のものとするかとも思いきや、なかなかうまくいかないアタッキングフットボールの日々が続いています。

 

Jリーグが再開されて、週末に試合を観戦できる幸せ、とっても嬉しいし限り。でもね、相手に点を取られたりすると、僕はとっても不機嫌になってしまう。なんか、こんなに楽しい、待ちに待った試合観戦なのに、ものすごーく不機嫌になってしまう自分がいるのです。

 

僕は愛するF・マリノスがただ単に勝てばいいのだろうか、どんなひどい試合であっても勝てばそれで納得するのだろうか、もしかしたらそうかもしれない、サッカーが好きなんじゃないのかもしれない、そんなことを思ってしまう。

 

だって、こんなに楽しみにしていた試合なのに、マリノスが負けるととってもつまらない思いしか残らないんだもん。これは僕の人間ができていないことに起因するのだろうか、僕は結果を求めているだけで、サッカーの試合のプロセスなんて感じられない人間なんだろうか。

 

プロ野球のファンはどうなんだろう、野球そのものより巨人や阪神が勝つ方が大事なんだろうか、そんなことないよね。

 

こんなに楽しいサッカーが見られる幸せな時間なのに、こんなことを思ってしまう僕は何なんだろう、サッカーを見ながらそんなことを考えてる僕っていったい何なんだろう。

 

もしかしたら、サッカーファンじゃなくてマリノスファンなのだろうか。でもマリノスがサッカーのチームじゃなくて卓球のチームだったら、きっと応援してないだろう。

 

あああ、僕の望みは何なんだろうか。。。でも僕は知っている、この解決策はきっと一つしかないのだということを。それは。。。マリノスが勝つこと、そう、マリノスが勝てばすべて解決するのです!ということで頑張れマリノス!僕のために勝ってくれ!お願いだー。

 

あー、今日も暑い一日だった。

 

ぼっちドライブのイノベーション ~歌いまくろうぜ!~

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クルマに乗って、ひとり大きな声で歌うことってありますよね。

 

自慢じゃないけど僕は歌はうまくありません、というか、どちらかというと下手クソです、カラオケも進んで歌う方ではありません。でもそんなのお構いなし、ここは僕だけの空間だし、僕だけの場所、おっきな声で人目もはばからずお気に入りの歌を歌います。

 

ラジオで北乃きいさんも言ってました、意外と外にも聞こえてるとマネージャさんに言われたそうです。僕も気をつけなきゃね、特に信号待ちなんかでは、急に素に戻ったりする私です。

 

ヘッドアップディスプレイって知ってます?メーターの文字盤がフロントガラスに映る仕組み。視線の移動を最小限に、ディスプレイの情報を見ることができる仕掛けで、一部の車に搭載されています。

 

これって主にスピード表示をさせるものなんだけど、そんなもの表示して何になるっていうのかね、僕思うんです、これでぜひ歌詞を表示してほしいってね。

 

いまやiPhoneなんかでも聞いてる曲の歌詞を表示させたりすることができますよね、これを是非とも車のフロントガラスに表示させてほしいのです。そしてその時に聞いてる曲を思いっきり歌いたいのです。

 

これこそ、最高の一人ドライブだと思うんですよね。だーれも走ってない田舎道でおっきな声で好きな曲を歌うのってサイコーだよ。でも歌詞がわからないんだよね、だからフロントガラスに表示してほしい。

 

安全なひとりドライブワンマンショー、こういうのもドライブのイノベーションだと思うんだけどなー、どうでしょう?

 

決めてほしい人たち ~緊急事態宣言は誰のため~

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このあいだ、テレビ番組のワイドナショーを見ていたら指原梨乃さんが、緊急事態宣言を出してくれないと、外に遊びに行っちゃいそうだから、出してほしい。そんなことを言っていた。

 

ふーん、そんなもんなのかな。

 

確かにテレビの街頭インタビューなんかでも、最近の感染者数の増加を受けて、緊急事態宣言を出してほしい、そんなことを言う人が多い。

 

前にも言ったけど、緊急事態宣言で一時は感染者が減ったけど、普段の生活が戻れば感染者はまた増えるということが明らかになった。要はこのウイルスを根治することは難しくて、うまく付き合っていくしかないってことが明らかになった、そういうことだと思ってます。

 

それにしても、お上に決めてほしい、誰かに指示を出してほしい、そう思ってる人が多いってことに驚く。会社だってそうだもんね、よく言えば強いリーダーシップを求めてる、悪く言えば従ってるほうが楽、そう、そうなんです。楽なんですよね、言われたことに従うって。

 

でも会社はそれでいいかもしれないけど、国の言うことに従うって、どんだけ危険なことかみんなわかってんのかね。日本は独裁国家じゃないから大丈夫?いったい誰がそんなことを保証してくれるのでしょう。

 

他の国の人だって、日本の人だって、基本的なものの考え方や感じ方はそう変わらないはず、ではお国の体制がなぜ、これほどまでに違うのか。それは、独裁したいという人たちがいて、その人たちに権力を与えてしまったから。それだけの違いでしかないと思います。

 

香港が返還されたとき、今の状態を想像できた人がどれだけいたでしょうかね。権力さえあれば、やろうと思えば何でも出来る、そういうことだと思います。海を埋め立てて、軍事基地を作るなんて、誰も考えなかったはず、でもそういうこと考える人たちが出てくるんです。

 

僕らはもっともっと気づき感じる必要がある。以前、新聞のコラムで僕らはもっと野暮にならなきゃいけないと書いている記事を見た。粋でいることはカッコいいけど、大切なものを守るためには時に野暮にならなければならない、そんなことが書かれていました。

 

その時がいつなのか、今ではないのか、僕らは常に敏感じゃなきゃいけない、そう思います。

 

真夏の夜の夢 ~積極的に安全に~

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最近、すっかり外で飲むことが無くなった。やっぱり夏だからねー、たまには生ビールが飲みたいよー、とか思っても会社帰りに飲みに行く雰囲気はまったくなし、そそくさと帰る日々が続きます、なんかサビシイね。。。

 

でも、このあいだ久しぶりに行ったのです。一杯だけ行きましょーということで、オープンな場所がいいと探し訪れたのは、東京プリンス3階にある素敵なラウンジ。目の前に東京タワー様が鎮座するオープンエアーの素敵な場所。しかもおっさん二人。

 

当然ながらお高いわけで、ビールいっぱい1200円もする。しかもジョッキでなく、グラス。。。まあ、2杯くらい飲んで早々に帰りましょうということにしたのだけど、思いのほかというか、当然ながら居心地がよく、それなりに飲んでしまう困ったチャンなのでした。

 

でもね、ここで見た東京タワーは格別なのです。まだ明るいうちから飲むビールはもちろんサイコーなのですが、日が暮れるのに合わせてその姿を美しく変えていく東京タワーの姿は圧巻です。

 

東京タワーってこんなに美しかったんだ、そんな乙女な気持ちにさせてくれます。子供のころから見慣れてる東京タワーですが、こんな近くでじっくり見たことはありません。なんかねー、知らないこと、気づかないことってあるんだよなー、いつもながらそんなことを感じます。

 

他にも気づかないだけで、スゴイ場所ってたくさんあるんだろうな。今度は家族を連れてきてあげたいな、殊勝にもそんなことを思います。

 

こんな時節柄でも、楽しみ方は自分次第、何事も前向きに取り組まないと出会えるモノにも出会えません。こんな時だからこそ、もっと意識して取り組まなきゃいけないよな、自粛することだけが正解ではないと思うのです。

 

もっと前向きに、もっと積極的に、そしてもっと安全に、何事にも取り組んでいくことが大事、それが新しい社会を作っていくことだと思います。楽しめることはまだまだあるに違いない、真夏の夜の夢をもっと見ちゃいましょう!

 

未来は僕らの手の中 ~新しいビジネスを考える~

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新型コロナウイルスによって、経済が大きなダメージを受けているわけだけど、業界によってその差はものすごく大きい。

 

観光業や飲食業は撃沈だ。この状況ではやむを得ないけど、回復には相当の時間がかかるに違いない。っていうか回復するのだろうか、これまでのようにインバウンドなんか当てにできる日が来るのだろか。飲食業がテイクアウトに舵を切っているように、観光業も当面は国内、しかも近場の人に向けた新しい観光スタイルの確立が求められるんではないだろうか。

 

実際に僕らが知らないだけで、近場にだって風光明媚な場所はある。そこにいるだけで癒されるような場所、そして、そこでしか購入できない野菜やお酒、それを目的に出かけるだけだって十分楽しいはずだ。

 

その場所へは安全にいけなければならない、となるとやっぱりクルマ、自家用車で出かけるのが何より安心だし安全だ。となると、今は自動車業界の落ち込みはひどいもんだけど、これからはクルマの新しい需要が増えるに違いない。

 

行先は主に近場だから、シティコミューターでいい。レンタカーやカーシェアじゃなくてやっぱり自家用車、となると小型のEVの需要も増えてくるかもしれない。これからは学校や会社だってクルマ通勤が前提になるかもしれない。

 

そうなると会社や学校だって、都会にある必要はない。仕事のスタイルだってテレワークが主流になるはずだから、たまに通うことができればいいわけだ。

 

最近は郊外に家を求める人が増えているらしい。なぜかっていうと、やはり家でのテレワークにみな悩みを抱えているから。自分の部屋を持っている父親なんてそうはいない。家族に気を使いながらの仕事、特にオンライン会議などはやりにくくてしょうがない。

 

毎日通勤するわけではないのだから、駅から少し離れても、書斎のある家に住みたい。そんな人たちが増えているようだ。

 

こんなことをちょっと妄想するだけでも、これから求められるビジネスが見えてくるな気がする。

 

・新鮮な地元野菜や果物の販売所
・フルオープンな屋外型のレジャー施設や飲食施設
・駅遠の書斎&駐車場&蓄電池付き一軒家
・こじゃれた小型EVやEVオープンカー、電動バイク
・会社や学校がセットされた郊外型のスマートシティ

 

やっぱり、こんな時代だもの、経済の立て直しは内需の拡大が必要なんじゃないだろうか。みんな頑張りましょー。

 

幸せの風景 ~海でズワイガニ~

かに, 蟹, ズワイガニ

 

松本ドライブ旅の二日目、信州を離れ日本海を目指して北上してみた。白馬を通って糸魚川へ、風光明媚な田園景色を抜けると、途中からはトンネルだらけ。黒部ダムも近いこの場所だもの、今は簡単にトンネルで抜けられるけど、むかしは大変だったんでしょうね。

 

日本海に出るとしばらくは海沿いの道を走ります。海岸沿いの一本道、こういう道は格別です。なんか、何にも考えないでいられる、そんな時間です。海沿いに建つ家は木造の家が多く、昔ながらの風情を感じさせます。

 

道の駅「能生」に立ち寄ります。随分と大きな道の駅、昼前ですが既に駐車場はいっぱい。海岸沿いまで歩いていけるので少し散歩することにしました。

 

海辺には家族連れがたくさん、道の駅で買ってきたものなのか、みんなそこら中に座って何か食べてます。何食べてんだろ?そう思ってよく見ると、なんと、桶に入ったズワイガニをみんなで貪り食べているではないですか。

 

道の駅に行くと、そこにはたくさんのズワイガニのお店、皆ここでゆでたてのズワイガニを買い、桶に入れてもらって、各々が好きな場所で食べているのです。家族連れもいれば、恋人同士もいる、なんとも幸せな光景です、

 

はー、こういう場所もあるんだ、日本って広い、そんなことを感じます。

 

僕も食べてみようかな、なんてことは微塵も思いません。面倒くさい食べ物ってキライなんですよね、手が汚れるのも嫌い、ということで二階のレストランに入り地元の自魚丼を食べました。これがこの二泊三日のGoTo一人旅で、唯一食べたご馳走です。

 

何かこういう場所に来るたびに、もっと色んなところに行ってみたいな、色んなものを見てみたいな、そしていつか家族と来たいな、そんなことを思います。

 

僕の家族はクルマが嫌いで、ここ数年ドライブに一緒に行くことなんてありません。こんな場所もあるんだよ、そう言ってやりたいな、見せてやりたいな、そんなこと思いながら次の街へと向かう僕なのでした。

 

ヨーダの教え ~考えるな、感じろ~

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「考えるな、感じろ“Don’t think… feel…”」

 

スターウォーズの有名なセリフです。これ、いまの僕らに一番必要な言葉なんじゃないだろうか?そんなこと思います。

 

来週からお盆が始まりますが、今年は帰省を自粛する人が多いようです。小池都知事なんかも、今年の夏は「特別な夏」、そんな言葉で自粛を求めています。各地の首長さんも同様のことを伝えているようです。

 

でもね、こうも思うんです。今年の夏は本当に「特別な夏」なんだろうかって。

 

正確に言うと、今年の夏だけが「特別な夏」なんだろうかということ。実はこれからこのような夏はずっと続くんじゃないだろうか、僕らはこのウイルスとずっとつきあっていかなくてはならないんじゃないだろうか。

 

来年になれば、ウイルスもいなくなり、いつもの夏になる、そんな保証はどこにもないんです。それなのに今年だけ「特別な夏」って何で言えるんだろう?なんかウソくさいし、そんなこと言えちゃうこと自体がとっても不思議。

 

このウイルスと共存していくためにどうしたらいいのか、愛する家族と会うためにどうしなければならないのか、もっともっと真剣に考えなきゃいけなんじゃないかと思います。その解決策は決してオンライン帰省なんかじゃないと思うから。

 

今日、「新しいタイプの新型コロナウイルスが、6月以降全国に広がっている」こんなニュースが報じられました。これがウイルスの弱毒化ことを指すのか、そうでないのかわかりません。もしそうだったとしても、いつ強毒化したウイルスが現れるかわからないということでもあります。

 

今年の冬、僕らは一歩も外に出れない状態になることだってありうる。その時、仕事はどうするのか、生活はどうするのか、いまから真剣に考えなければいけない、そんな時期に来ているんだと思います。そういう意味では今年の夏は「特別な夏」なのかもしれません。

 

今日もテレビではニュースキャスターや、各地の首長が感染拡大を伝えています、今は我慢しましょう、そんなことを言ってるけど、我慢した後どうなるのかは、誰も教えてくれません。答えは僕らが見つけるしかないんだよね。

 

考えることは大事、でも感じることはもっと大事、きっとそういうことなんじゃないかな、夏真っ盛り、暑い太陽の下、人の言うことを信じるだけでなく、もっともっと自分自身で感じてみましょーよ、ねー。

 

なぜ伝えないのだろう ~感染者拡大が意味するもの~

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テレビの報道番組は今日も新型コロナのニュースばっかり。他に報じるべき重要な話題はないのかって心配になっちゃうよね。

 

そんな中でも、いくつか解せないことがあるんです。一つは、最近になって感染者数が再び増えてるけど、なんで重症者数は増えていないのかっていうこと。

 

これは2月とか3月は検査している人が単に少なかっただけで、本当は感染者は何千人もいたということなんじゃないだろうか。ここを明らかにしないと毎日発表される感染者数の数だけ報じても、一喜一憂しても何の意味もないと思う。

 

二つ目は緊急事態宣言を再度、発令すべきだっていう人がたくさんいるけど、4月の宣言の結果どうなったかってことです。いっときは感染者数が減ったけど、また増えてきてるってことは、効果がなかったってことなんじゃないのかしらん。

 

要は新型コロナとは、うまくつきあいながら生活していくしかないってことが明らかになった、そういうことなんだと思います。だから感染予防とか、病院機能の増強とかの対策にもっと舵を切るべきなんだと思う。もう保証とか政府の責任とか言ってる時期じゃないってこと。

 

そして三つ目は、政府の責任を指摘する人がとっても多いってこと。なんで罰則付きの休業命令を出さないのか、早く法改正すべきなんて言ってる人がとても多い。テレビで菅官房長官が人権の問題があって特措法の改正は難しいって言ってたけど、この人の方がよっぽど正しいことを言ってると思う。

 

政府の権限を強めることを求めるなんて、やっぱり日本人って、何か強いものに従っちゃう国民性があるんじゃないだろうか。あの戦争はなぜ起こったのかってことです。実は政府もわかってるんじゃないかな、今はいいけど、将来、独裁を求める政治家が出てきたらマズいぞと。

 

世界を見渡しても、新型コロナ対策で効果を発揮しているのは政府が強権を発動して、それに従う国民のいる国が多いと思う。日本はそのような国になってほしくないし、そうなっちゃいけないと思う。

 

僕らは試されてるんだと思います、だからもっと気づかなきゃいけないし、もっと勉強しなきゃいけない、マスコミにももっと頑張ってほしい、ホントそう思います。

 

ラジオって面白い ~人と繋がるひとりの時間~

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GoTo松本の旅、久しぶりにラジオを聞きながらのドライブ。そういえば、ラジオってクルマに乗ってる時以外に聞いたことないな、だからなのか普段聞くのは土日の番組がほとんど、福山雅治山下達郎さん。

 

この日は平日、しかも祭日なのでホリデイスペシャルと銘打ち、なにやらドライブ関連の話が放送されていました。その中で登場したのが女優の北乃きいさん。この人の話がとっても面白かった。

 

このひと、とてもクルマ好き、ドライブ好きなそうです。好きなクルマは?と聞かれて四駆、セダンと即答し、一人ドライブ最高、第三京浜最高とハスキーなお声で仰っていました。

 

なんか、クルマに対する感じ方とか、考え方とか、僕と通ずるところがあって、とても面白かった。たぶん走り屋とかそういうんじゃなくて、純粋に車を走らせている時間が好き、そんな感じです。

 

クルマのない生活なんて考えられない、クルマを所有するためだったら、バス・トイレが一緒の部屋でも我慢するなんてことも仰ってました。面白いね、このひと。思わず渋滞中だったので、スマホでどんなお顔をされているのか調べてしまったほどです(知らなくて、申し訳ありません)。

 

北乃さんの話が面白かったっていうのもあるのですが、ラジオっていいな、面白いな、改めてそんなことに気づいた次第です。なんかパーソナリティの人たちの会話にいつの間にか自分も入ってる、そんな風に感じます。

 

単なる暇つぶしの手段じゃない、この人たちの話を聞きながら、一緒にドライブをしている、そんな不思議な感覚を感じてしまいました。

 

もしかして、一人旅が寂しくて、誰かとの会話を求めてる?そんなことも思いましたが、ちょっと違うようです。あくまで一人でいながら、他の人と繋がる、そこでの出会いに嬉しさや楽しさを感じる、なんかそんな感じなんですよね。

 

これからもドライブに出かけたら、iPhoneばかり聞かずにラジオも聞いてみよう、新しい出会いがあるかもね、そんなことに気づいて嬉しくなる私です。

 

北乃さんのクルマ話、面白かったのでその夜、radikoでリピートしてしまいました、それにしても便利な世の中になったもんだー。

 

書くこと伝わる思い ~清春芸術村にて~

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GoTo松本の旅、清里から松本に向かう途中、「清春芸術村」という場所によりました。観光地には寄らないドライブ旅と言いながら、ここだけは寄りたいと最初から決めていたのです。

 

以前、来たのは20年以上前だと思うんだけど、なぜか印象に残っていた場所。ここは、、武者小路実篤志賀直哉を始めとする白樺派と呼ばれる人たちが作った美術館やらアトリエなんだそうですが、緑の芝生に囲まれた場所にあり、この土地の雰囲気と相まって、独特な空気に囲まれています。

 

施設内には美術館やら図書館やら、レストランなんかもあります。外の芝生にも芸術作品や、なぜだかエッフェル塔の階段なんかもオブジェのように飾られています。

 

それにしてもガラガラなんですね。入口で入場料金を払おうとするのですが、誰も人がいません。仕方なく勝手に中に入りウロウロしてたら、女の人がすみませーんと走って来ました。4連休中なのにね、なんか、とっても牧歌的な雰囲気です。

 

清春白樺美術館に入ると(ここも貸し切り状態)、そこには白樺派と言われる人たちの描いた絵などが飾られていました。ゴッホの複製画などもあります。

 

その中に武者小路実篤さんの書いた自筆の原稿が飾られていました。この人、小説家だと思っていましたが絵も描かれたようです。ご自分の自画像なんかが飾られていました。

 

自筆で書かれた原稿は、汚い字で殴り書きされており、そこには絵を描くことのすばらしさが書かれていました。

 

自分は小説で食べることができるようになって、そのおかげで自分が描いた絵も少しは注目してもらえるようになった、でもそれはあくまで絵に対する注目ではなく、小説家が描いた絵であることに対する注目である。それでも絵を描くことは、小説を書くこととは違う「魅力」がある。

 

そんなことが書かれていました。他愛もない文章なのですが、武者小路実篤という歴史的な小説家が自筆で書いた文章を見て、なんか純粋に一人の人間の思いをそこで感じとった気がしました。絵を描くことが好きなんだな、楽しいんだな、嬉しいんだな、そんな思いが伝わってくる気がしました。

 

何でもそうだけど、思いを伝えることに有名か有名じゃないか、高尚な内容かそうじゃないかなんて関係ないんだと思います。そこに自分の思いがあること、それに尽きるんじゃないかと思います。

 

僕の書いたこんな雑文でも何処の誰でもいいから、何か思ってもらうことができたら、それはそれはステキなことだよな。文豪の書いた文章を見ながら、恐れ多くもそんなことを思い感じる清春芸術村だったのでした。

 

GoTo ゴーゴー ~おひとりさまの時代~

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先月の4連休、松本に行ってきた。目的はドライブ、もちろんの一人旅で、始まったばかりのGoToキャンペーンを利用してみた。

 

このキャンペーン、色々と批判されてるけど、コロナで疲弊した経済の再興、特に地方振興を目的にしたキャンペーンだもの、積極的に使うべきだと僕は思います。なんてったって、ホテル代が35%オフ、4連休なので一泊一万円以上する宿が7千円程度で泊まれてしまうのです。

 

僕の目的はドライブなので、基本、人が集まる場所には行きません、夜も地元のスーパーで食材とお酒を購入してホテルの部屋でひとり食事、つつましやかなもんです。

 

それでいて、ワインやらブドウやら桃やら地元の名産をたくさん買い込んで帰ってきました、安くなったホテル代を充当した形です。キャンペーンの正しい使い道でしょ。それにしても、プルーンって初めて食べたけど美味しんだなー、いい歳してささやかな発見、嬉しいよね。

 

ちなみにこの4連休、全日、雨でございました。それでも構わないのです、なんせ目的はドライブなのですから。同じような人も多いみたい、渋滞する中央高速では、フェラーリ360モデナやらBMのかっちょいい4シリーズやらスキモノ感満載のクルマたちを結構見かけました。

 

僕は高速を韮崎で降り、清里の方を一回りして、そのあと下道で諏訪湖を経由して松本に向かいます。途中、諏訪湖が見える展望台によりましたが、観光に訪れたと思わしき若者でいっぱい。ちなみに松本の街中を歩いているのも観光客らしい若者ばかり、なんか若年層に感染が広がっているというのもわかる気がします。

 

まあ、若者だけじゃないんでしょうけどね、次の日の松本城天守閣は80分待ちだったそうですし、戸隠などのお蕎麦屋さんはどこの店も大賑わい、家族連れを中心にたくさんの人が並んでいました。

 

まあ、人それぞれですからね、自分のことは自分で気をつける、責任もって気をつけるしかないんだと思います。兎にも角にも、人様にご迷惑をかけないことが大事だと思います。

 

それにしても、信州には素敵な場所がいっぱいあったなー、特にスキー場で有名な白馬はステキなところでした。冬はスキー客で大賑わいなんだろうけど、こういう場所、夏には夏の良さがあるんだよね。街道沿いには湖がいくつかあったんだけど、その色のすばらしさ、こんな美しい湖、初めて見たよ、ひとりそんなことを呟きながら走ります。

 

ひとりで旅行なんて寂しくないのかって?それが全然、そんな風に思いません。僕の親友はクルマなんですね、なんか自分の一部分、分身みたいなもの、そんな彼と気兼ねなく過ごせる贅沢な時間なんです。

 

そういえば、初日の諏訪湖から松本に向かう道、なんと、朝、中央高速で見かけたフェラーリ360が向こうからやって来るではないですか。たぶん、ドライブを終え、帰るところなんだね。そのあと、同じ朝に見たBMのかっちょいい4シリーズともすれ違いました。

 

同じような行動してる人っているんだよね、勝手に親近感がわいてきちゃいます。

 

なんかね、親友ができるかできないって、結局、学生時代に出会ったか出会わなかったかの違いでしかないんだと思う。だから、もし、こんな人たちとどこかで出会ってたら、僕の人生も変わってたりするのかもしれない、そんなこと思ったりしちゃったGoTO松本ひとり旅なのでした。寂しくなんかないんだから!