テレビの報道番組は今日も新型コロナのニュースばっかり。他に報じるべき重要な話題はないのかって心配になっちゃうよね。
そんな中でも、いくつか解せないことがあるんです。一つは、最近になって感染者数が再び増えてるけど、なんで重症者数は増えていないのかっていうこと。
これは2月とか3月は検査している人が単に少なかっただけで、本当は感染者は何千人もいたということなんじゃないだろうか。ここを明らかにしないと毎日発表される感染者数の数だけ報じても、一喜一憂しても何の意味もないと思う。
二つ目は緊急事態宣言を再度、発令すべきだっていう人がたくさんいるけど、4月の宣言の結果どうなったかってことです。いっときは感染者数が減ったけど、また増えてきてるってことは、効果がなかったってことなんじゃないのかしらん。
要は新型コロナとは、うまくつきあいながら生活していくしかないってことが明らかになった、そういうことなんだと思います。だから感染予防とか、病院機能の増強とかの対策にもっと舵を切るべきなんだと思う。もう保証とか政府の責任とか言ってる時期じゃないってこと。
そして三つ目は、政府の責任を指摘する人がとっても多いってこと。なんで罰則付きの休業命令を出さないのか、早く法改正すべきなんて言ってる人がとても多い。テレビで菅官房長官が人権の問題があって特措法の改正は難しいって言ってたけど、この人の方がよっぽど正しいことを言ってると思う。
政府の権限を強めることを求めるなんて、やっぱり日本人って、何か強いものに従っちゃう国民性があるんじゃないだろうか。あの戦争はなぜ起こったのかってことです。実は政府もわかってるんじゃないかな、今はいいけど、将来、独裁を求める政治家が出てきたらマズいぞと。
世界を見渡しても、新型コロナ対策で効果を発揮しているのは政府が強権を発動して、それに従う国民のいる国が多いと思う。日本はそのような国になってほしくないし、そうなっちゃいけないと思う。
僕らは試されてるんだと思います、だからもっと気づかなきゃいけないし、もっと勉強しなきゃいけない、マスコミにももっと頑張ってほしい、ホントそう思います。