「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【スポーツ】F・マリノス、ホームとアウェーの両方を見る


F・マリノス勝ちました。水沼選手、走って走って走り抜け、試合終了の笛と同時にバタッと倒れておりました。感動です。

 

先週水曜日のアウェー札幌ドーム、後半ロスタイムの得点で逆転負け。昨日日曜日のホーム三ツ沢、3-0の劇勝、この勝利のために先週の試合があったのですね。

 

これでルヴァンカップ、準決勝に進出です。カップ戦のホームとアウェー、両方の試合を見たのは初めてです。こういうことなんですねー、クセになりそうーー。







【ひとり旅?】久しぶりの札幌でF・マリノスを満喫する


久しぶりに出張で札幌を訪れました。

 

8年前くらいに少しの間でしたが単身赴任していたことがあります。仕事はまったく面白くありませんでしたが、北の大地のすばらしさは忘れることができません。

 

前回訪問したのはコロナ前でしたから4年ぶりぐらいでしょうか。街は観光客や若者たちでごった返しており、すっかりいつもの風景を取り戻していました。

 

せっかくなので、少し余裕をもって現地入りしました。なんと、当日は我らが横浜F・マリノスの試合が札幌ドームで開催されていたのです。ルヴァンカップ準々決勝のアウェー第一戦。せっかっくなので、むかし住んでいた福住で電車を降り、札幌ドームへと向かいます。


いやー、やっぱり札幌ドーム迫力がありますね。僕はこの球場大好きです。なんたって地の利がいい、そして普段は屋外にある天然芝をサッカーの試合の時だけ屋内に引き込む斬新さ、すばらしいと思います。

 

なんだって、日ハムはあんな辺鄙な場所に移転してしまったのでしょう。自前の球場を持ちたかったのはわかりますが、こんな素晴らしいドーム球場があるのですから、両方活用することを検討してもらいたかったと思います。

 

球場内に入り、席に向かいます。小腹が空いたのでビールのあてに何か買おうかしらとキョロキョロしていたところ、目についたのがこちらです。なんとジンギスカン焼きそば!


モーサイコーです。こういった食べ物を提供しているところがニクイですよね。しかもキッチンカーとかではなく、屋内の売店ですからね。サッポロ・クラシックで乾杯です。


今日は平日のカップ戦なので8千人くらいしか入っていないようですが、あちらこちらに売店があり(アルコールだけの売店もあり)、酒飲みにはとっても便利。たいして並ぶことなくすぐに買うことができます。この辺はいつもの日産スタジアムとの格差を感じますね。

 

やはり札幌、観光地としてのホスピタリティがこういうところにも表れているのかもしれません。日産スタジアムも是非改善してほしいなと本気で思いました。

 

肝心の試合はと言うと、残念ながらロスタイムに得点を決められるという衝撃的な逆転負け。でもでもでも、とっても面白い試合だったので、大満足なゲームでした。なんといっても久しぶりにマリノスらしい試合が見れたこと、そして村上や山根、榊原といった若手選手の躍動が見れてとても感動した次第です。


第二戦は今日の夜18時から行われます。三ツ沢、行こうかなー、明日会社早いんだよなー、でもカップ戦のホーム&アウェーを両試合とも見られるなんてそうないことだしなーと思案中です。いずれにしても、楽しい、面白い試合が見たいものです。頑張れ!F・マリノス!!

 

すすき野にある、ちゃんぽん「一鶴」。サッポロと言えば味噌ラーメンと思っているあなた、ここのちゃんぽんは絶品なのです。是非お試しあれ!

 

【おじさん】したいことはしたいうちにする

走る, モスクワ, クレムリン, 日没, 市, アーキテクチャ, 空

 

先日の新潟ひとりドライブ旅、二泊三日で1300キロぐらい走りました。ドライブ好きなので、全然苦になりません。

 

なのですが帰宅した翌日、どうにもカラダが変です。全身が固まってしまったような感じ。だるくてカラダが重くて仕方がありません。

 

誰かがマッサージしてくれるわけでもないので、自分で肩やお尻を一生懸命叩きます、ふくらはぎも揉みほぐし、なんとか元に戻りました。それでも2~3日かかりました。

 

こんなことは今回初めて、これが加齢ということか、そう言えば簡単ですがなんか悲しい。。。これからも長距離ドライブできるのだろうか。。一抹の不安が頭をよぎります。

 

今のクルマは2代前のベンツCクラス、その前にはフランス車にも乗りましたけど、シートは断然ドイツ車の方がいいと思います。まあ、クルマにもよるのでしょうが、ベンツのシートはよく出来ていると思います。

 

だからなのか、新しいクルマに目移りすることはあれど、実際に替える気持ちは沸いてこず、今年5回目の車検を通しました。

 

一台にこれほど長く乗ったことはありません、いつまでも乗れるのじゃないか、そう思いながらも、もしかしたら自分がへたってしまう方が早いのではなかろうか、そんな恐ろしさを感じた次第です。

 

ドライブが趣味の自分が、ドライブに行きたくなくなったら、面倒になってしまったら、終わりかもなー。。ふとそんなことを思います。

 

先日60歳で定年を迎えた先輩が、雇用延長もすることなく、スパッとやめていかれました。元気なうちにしたいことしたいから、そんなことを言われていたことを思い出します。

 

オイル交換など適切にメンテナンスすれば、クルマは長持ちできる、よくそう聞きますが、人間はそういうわけにもいきません。いやいやカラダを鍛えて適切に運動すればそんなことない、そう思うかもしれませんが、自然の摂理には逆らえないのだと思います。

 

やっぱ時間は有限だよなー。あらためて思います。好物は最後までとっておく、それも若いうちの話です。したいことはしたいうちにしてしまう、やはりこれからはこの様なスタンスが大事ではないか、そんなことを思います。

 

行けるうちに行きたいところに行かなきゃ。。。

【おじさん】高齢者向け高級ゲーム機の時代が来る

 

新しいプレイステーションが出るらしい。8インチのディスプレイを搭載したコントローラー、テレビが無くてもプレイ可能。

 

へー。

 

何の興味もありません。ゲームって全くしません。最後にしたゲームは何だろう?Nintendo64スーパーマリオ?その辺だと思う。

 

若い子だけでなくおじさんも家でゲームをすると聞く。夜中までやってしまう、休みの日もやってしまう、課金までしてしまう、そんなことを会社でも聞きます。そういえば、電車の中でシャコシャコとスマホ画面でゲームしてるおじさん多いよなー。

 

たぶんやれば面白いのかもしれない、でも面倒臭いんだよねー。ゲーム自体が面倒くさい。ちなみに僕は映画を見るのもそう思う。二時間も拘束されるのがモッタイナイ。だからYoutubeなんかを見ることも無い。結果だけ知りたいタイプ。

 

「結果よりプロセス」、DAZNのテレビコマーシャルでカールルイスが言っていた。そんなもんかな?

 

でもよく考えたら、巷には暇なおじさんが溢れている。そんなおじさんはゲームに精を出したらいいのではないだろうか?考えたらクロスワードパズルとおなじ、暇つぶしだ。

 

なんか見えてきたぞ、これからは高齢者向けの高級ゲームが求められるのではないだろうか。知的好奇心を与え、所有欲も満たすような高級ゲーム機&ソフト。きっと誰かが開発しているに違いない。

 

戦ったり、飛んだり、跳ねたり、そんなゲームは若者に任せて、新たな高級ゲームの時代が来るのでは。結局、人が求めているのは暇つぶし、仕事も一緒。。あっ、いけない、そんなことはないですよね。真面目に頑張りましょう。

 

【おじさん】おじさんという言葉を安易に使うな

男, 中年, お年寄り, 年, 中年男性, リラックス, 余暇, 見て, 休み

 

恒例の24時間テレビ、これが来ると夏が終わる。もう、そんな時期になったのか、そう感じさせてくれる恒例行事。とは言ってもあまり見ることも無い。でもなぜだか、マラソンランナーのゴールシーンだけはいつも見ている気がする。

 

今年のチャリティランナーはヒロミさん、松本伊代さんが応援している、二人の息子さんが並走している。幸せな家族なんだなー。嫌味でなくそう思う。

 

「おじさんマラソン」とテロップが出ている。走行距離は「おじさん」の語呂にかけた102.3キロに設定したらしい。おじさん代表として頑張る、日本の50,60代をなめるなよ、そんなコメントをされている。

 

これにはちょっとカチンときた。だって。。。こんなかっこいい「おじさん」いないから。

 

世間一般で言うおじさんは、頭も薄くて、小腹も出ていて、アブラギッシュで、することも無くて、目も死んでいて、家族からも放っておかれて。。。それが世にいうおじさんだ。

 

ヒロミさんはわかっている、自分がカッコイイことがわかっている、その上で自虐的に「おじさん」といワードを使っている。自分のために使っている、自分が「カッコいいおじさん」だからだ。

 

ヒロミさん、こんな使い方されたら困ります。世の「おじさん」は9割以上がカッコよくないのです。だから。。。だから「おじさん」という言葉を軽く使わないで欲しい。

 

おじさんは繊細なんです。弱くて、ココロも小さくて、自信も無くて、それでも虚勢を張って、バカにされて、意地になって、自分を大きく見せて、ばれて、自分を正当化して、なんとか自分を守って、それでも家族を守って、実は社会も守って、それがおじさんなんです。

 

だから。。。自分をよく見せるためにカッコいいおじさんが「おじさん」という言葉を安易に使うな!と心底思います。

 

【ライフ】ヤァ!ヤァ!ヤァ!ビリージョエルがやって来る

ビリー・ジョエル(BILLY JOEL)来日公演 ONE NIGHT ONLY IN JAPAN BILLY JOEL IN CONCERT

 

ビリージョエルがやって来る。なんと16年振りらしい。

 

そうか、あの東京ドームの公演からもう16年もたつんだ。たしか、あの時はオーストラリア公演に行く途中に一日だけやるということだった。今回も同様に一日だけらしい。

 

ビリージョエルも75歳になるみたい。もう見ることができるのも最後かなと思う。ウドーのプレミアム会員になってチケットを申し込んだ。

 

チケット価格が高くてびっくりだ。以前は高くても一万円くらいだったと思う。それが今回は通常のS席でも26000円もする。

 

でも見たい、絶対見たい。もう日本には来ないのかと思ていた、マジソンスクエアガーデンでは定期公演をしているようだから、アメリカに行くしかないと思っていた。それに比べれば格安だ。

 

人間は、その人が影響を受けた何者かで構成されているという。僕は「ド根性ガエル」と「ビリージョエル」と「岡村靖幸」から構成されている。間違いない事実。

 

そのビリージョエルが久しぶりに見れる、本当に見れる、生きているうちに見れる。これは興奮するよねー。正直、100万円くらい出してもいいと思う。でも実際は、テラス席35000円を申し込んだ。

 

VIP席は10万円らしいけど、アリーナで立ち見は落ち着かない。ビリージョエルの声を、ピアノを、あの太っちょの雄姿をじっくり見たい。カラダ全体で味わいたい。

 

楽しみだ、本当楽しみだ。僕のココロを震わせる何か、それに会いに行くのだから。本当にココロが躍る。どんなチッポケなことでもいいから、僕もそんな存在になりたい、そんなことを思う。

 

【ライフ】いつもの日常と非日常

 

お気に入りの場所

 

近所の公園
三浦半島、三崎や城ケ島に観音崎
西湖に河口湖、山中湖、その先にある豆腐屋さん
富士ミルクランド、赤い屋根のロッジ
湘南海岸、楽しそうな人たち
家の中、窓際にあるイス、毎晩寝るベッド、僕だけの場所

 

日常と非日常の繰り返し

 

いつもの会社、通勤電車、いつもの道、平凡な毎日
サッカー観戦、メジャーリーグ、興奮して、感動して
映画、読書にマンガ、泣いて笑ってケンカして
ビールにワイン、シャンパン、たまにはウイスキー、夢の中
掃除、いつもの食事、朝はシラスご飯にヨーグルト
朝焼け、夕焼け、美しい空

 

いつもの日常と非日常
どちらもあるから面白い
どちらだけでも生きていけない

 

もう50年が過ぎた
いつもの日常といつもの非日常
少しづつ変わっていく日常と非日常

 

そろそろ大きく変えてもいいのではないか
意志を持って変えてみる
何から変えようか、楽しみしかない
新しい一日がやって来る
新しい人生がやって来る

【仕事】仕事だけしてればいいならこんな楽なことはない

 

こないだの休日、することも無いので家でボーっとしていた時にこんなことを思ってしまいました。「暇だから仕事でもするか」。。。

 

ノートパソコンの蓋を開けようとして慌てて止めた次第です。自分自身で愕然としました。そうか、僕は仕事以外にすることがないのかと。。。

 

実はこんなおじさん、巷にたくさんいます。なんだかんだ言って仕事しかすることがないおじさん。仕事が好きなわけではなく、他にすることがないのです。

 

だから定年を迎えても、簡単に雇用延長を選択する人ばっか。もちろん経済的な事情もあると思うけど、それより問題なのは他にすることがないということ。

 

ちなみに平日に街を歩くと所在なさげなおじさんがたくさんいます。見てくれもイマイチだし、生気が感じられないおじさんたち。郊外のショッピングセンターなんかにたくさん生息しています。

 

この様なおじさんの姿を見ると、ハッとします。自分もそう見えているのではないか、そうなってしまっているのではないかと恐怖すら感じます。

 

この間、地方で会社経営をしている方と食事をしました。この方は65歳くらいなんですが、仕事が好きですねー、なんて僕が軽口を叩いたらこう言われちゃいました。「仕事だけしていればいいのであれば、こんな楽なことはないよ」。

 

家族のことや地元のこと、考えなきゃいけないことはたくさんあるけど、仕事だけしていればいいのであればこんな楽なことはないと言われ、妙に腑に落ちてしまった次第です。

 

実はそうなんです、本当はもっと大事なことがあるのにもかかわらず(知っているのにも関わらず)、仕事に逃げちゃってる、そういうことなんですね。だから仕事がなくなると何もすることが無くなってしまうのです。

 

別に仕事をするのがいけないということではありません。自分がしたいこと、やりたいこと、大事にしたいことは何なのか、それをもっと考えましょうということです。そのようなことを考えもせずに、他にすることがないからと惰性で仕事を続けるべきではないと思うのです。

 

やっぱ、人生は変化していくこと、その時々に合わせてどんどん変わっていくことが重要だと思います。いつもの毎日に流されちゃあいけませんよね、気をつけなくちゃいけないね、あらためてそんなことを思います。

【ライフ】Yahooニュースのコメント欄で地頭を鍛える



最近、Yahooニュースなんかを見た際に、その下にあるコメント投稿欄を見るようになりました。みんな好き勝手なこと書いてるわけなんですが、結構ちゃんとした内容も多いです。

 

記事を見ただけではわからない内容が補足されていたり、参考になる内容もあって感心します(もちろんひどい内容もありますけど)。いったい、どんな人たちがこれを書いているのでしょう。

 

やっぱり若い人は書かないよなー、暇なおじさんが中心なのかな?それとも、自己顕示欲を見たしたいネット民と呼ばれる人が一日中、パソコンの前でチャカチャカ打ち込んでいるのでしょうか?実は老若男女問わず自分の意見を発信することが既に当たり前の世の中になっているのかもしれません、なんてことを思います。

 

でも改めて思うと、新聞やテレビなどマスコミ各社から発信されたニュースに対して、一個人が自分の考えを発信し、誰にでも見てもらえるということは凄いことだと思います。

 

誹謗中傷は論外ですが、一定のマナーを守り、それをサイト管理者が適切にウオッチすることができていれば、きわめて民主的な仕組みだと思います。どこかの国では絶対に実現できない仕組みですよね、もし実現したとしてもきっと洗脳の道具としてつかわれちゃうと思います。まあ、そういう危険性も合わせ持っているということです。

 

この仕組みを善良な人たちが善良に利用できるのか、はたまたなんかしらの思惑を持った人が悪意を持って利用してしまうのか、どちらの可能性もありますが、うまく使いこなすことができれば、大変有用なことだと思います。まあ、そうできるかどうかは、使う側の僕ら次第ってことなのだと思います。

 

必要なことは利用者が自分で判断すること、判断できること、これが大事です。よく考えて見れば、新聞やテレビなどのマスコミ各社が報道するものだってすべてが真実とは限りません。結局自分で判断するしかないのだと思います。

 

そのためにはやっぱり教育が大事。「本質」を見極める知識や判断力、「客観性」をもって物事を考える俯瞰力、そして最終的には自分のココロを司る「価値観」や「美意識」を育んでいくことが重要になると思います。

 

考えてみると、会社生活の中で自分自身が大切にして取り組んでいることが上記のことだと気づきます。部下育成と言ったら大袈裟ですが、自分自身も含めて大切にしていることです。

 

このような教育はこれからますます必要になるのではにでしょうか。普段の生活の中で、そして学校や部活といった環境の中で育んでいく仕組みも必要になると思います。

 

そういう意味では、このようなニュースのコメント欄は自分の地頭を鍛える絶好の教材だと思います。決して他人のコメントに流されることなく、都度、自分としての考えも確認しながら活用する、そんなことを学んでいくのです。

 

やはり、時代の変化を前向きに取り込んでいくのは自分次第です。いつまでも日経を読むだけがサラリーマンのお作法じゃないんです、変化していくことが人生、そんなふうに思います。

 

【世の中】ゲリラ豪雨にワクワクする


ゲリラ豪雨が好きだ。こんなこと言うと怒られるかもしれない。正確に言うと、クルマで出かけた時に突如遭遇するゲリラ豪雨、この非日常的な状況にココロがざわめく。

 

明かに晴れている、青空も見える、それなのに一部に黒い雲、突如降りだす雨、半端なく降り注ぐ雨、バケツをひっくり返したような、そんな陳腐な表現がぴったりの雨。街行く人は慌てふためいて逃げ出す、それをクルマの中という安全地帯から見物する自分。

 

我ながら性格が悪い。でもこんな光景を楽しんでいる自分がいる。そりゃずぶ濡れになって可哀そうだけど、雨だもの、槍や鉄砲玉が降ってくるわけではない(雹は困ります)。

 

こんな奇跡の光景は短時間で終了し、陽が差し込み、何もなかったかのようにあたり一面を照らし出す。その美しさったらないね。街中がキラキラと光り輝いてる。

 

地球温暖化だ、日本が亜熱帯化している、等々言われるけど、短時間に降るゲリラ豪雨打ち水みたいなものだと思えばいい。

 

なにより、汚れた街を一瞬できれいにしてくれる。それだけではない、その光景を見た僕らのココロの汚れも洗い流してくれる。そんな気の持ちようが大事なんではないかと思う。

 

【スポーツ】菅沼菜々選手の優勝と広場恐怖症

 

軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝した菅沼菜々選手、「広場恐怖症」という持病があることで話題になりました。

 

広場恐怖症とはパニック障害の一つで、公共の乗り物、電車や飛行機など自力で外に出られない状況に陥ると発作が起きてしまうそうです。

 

実は僕も同じでした。一時期、神経内科に通っていたのですが、その時は「空間恐怖症」と言われ、頓服薬をもらい、お守りのようにいつも持ち歩き、いざという時に飲むようにしていました。

 

僕の場合、一番怖かったのが通勤の電車、途中で止まってしまった場合などを想像するだけで、いてもたってもいられなくなってしまいます。トイレに行きたくなったらどうしよう、自分のカラダが自分でコントロールできなくなってしまいます。幸い長い間、閉じ込められるようなことはなかったのですが、短時間であっても駅間で止まってしまった時は本気で窓から飛び降りようと思ったこともありました。

 

他にも飛行機は絶対ダメ、それからバスの後部座席や身動き取れない補助席は絶対NGでしたし、新幹線は身動きできるだけましでしたが、それでも怖くて仕方がありませんでした。あと、床屋さんがダメでした、身動き取れない状況がダメなんですね。結婚してからは奥さんにお風呂場で切ってもらっていました。

 

出張もどんなに遠くても新幹線を使っていましたし、その時もマンガなどを買って気を紛らわしていました。それといつも持ち歩いていたのが、ミュージックプレイヤー、小沢健二さんのアルバム「ラブリー」、なぜかこれを聞くと落ち着くんですよねー。私にとっては薬のような存在でした。本当、小沢健二さんには感謝しかありません(こんな感謝のされ方をしたことはないと思いますけど)。

 

こんな経験をしてきたので、今回、菅沼菜々選手のことを知りびっくりした次第です。それにそんな状況で大観衆の中で優勝してしまうのですから、ものすごいことだと思います。きっと私だったら注目された瞬間、逃げ出してしまったと思います。

 

で、こんな私ですが、今はどうかというと、怪しい時もあるのですが、比較的なんともありません。いつからこうなったかは覚えていませんが、段々とたいしたことじゃないと思えるようになってきたのです。

 

たぶん、おじさんになると、何ごとにも「鈍感」になるのだと思います。不安を感じてしまうこと自体が面倒くさくなるのかもしれません。

 

人間って不思議なものですよね。でもよく出来たものだと思います。同じような症状の人にも教えてあげたいけど、私自身もそうでしたが、当時はそんなふうには思えませんでしたので、安易なことは言えません、うまく付き合っていくしかないのだと思います。

 

それから思い出したのですが、当時、一番ホッとしたのが、近くに同じ症状の人がいると聞いたときです。何かのはずみで「俺もそうなんだよねー」みたいな話を聞いたとき、体中がスーッと軽くなり、全身に安心感がみなぎっていくような感覚がありました。自分だけじゃないんだ、それを知ってホッとする感じです。

 

だから今回の菅沼選手の優勝、そして病気に対してのコメントは多くの人を勇気づけたと思います。それを思うとホント素晴らしいです。僕自身も改めて力をもらったような気がしてしまいました。

 

微力でもいいから自分もそんな役割を担えるといいなとも思いました。菅沼選手ありがとう、これからも応援していきます!

 

【おじさん】おじさんには大事な役割がある

 

最近テレビを見ていて、気になることがあります。芸能人による旅番組などなんですが、やたら「アポなし」で飲食店を訪れるケースが目につきます。

 

この様な形態は最初は珍しかったのでしょうが、今はやたらめったら「アポなし」ばかり。断る飲食店の方が真っ当だと思うのですが、残念な対応をされてしまった方のように扱われることが多くて、見ていて不快です。

 

芸能人だから、テレビだから許されるでしょ的な意向が透けて見えていて、なんだかなーといつも思います。テレビで扱われれば、飲食店にとっても宣伝になるのだからという一方的なモノの見方、上から目線感を感じてしまうのです。

 

若い芸能人の方が「よし、俺に任せとけ、交渉してきてやる」みたいにして店に入っていくシーンを見ると、ホント失礼極まりないよなと思います。

 

嫌なら見なきゃいいでしょってその通りなんですが、これって、礼儀とか道徳とかの話だろって思うんですよねー。なんでテレビ局のいい年した人たちがそういうことをしてしまうのか、不思議でしょうがありません。

 

こういうことを若い人に教える、そして常識として自ら取り組む、それがおじさんの役割だと思うのですよね。

 

いまは世界中で「道徳」や「常識」が失われつつある世の中です。だから、些細なことでも、これらをないがしろにするような行動をしてはいけないと思うんです。

 

そして、このような行動には「客観性」をもって立ち振る舞うことも重要です。芸能人だから、テレビだから、そのような上から目線の行動が客観的に見てどうなのか、人としてカッコいいのか、美しいのか、自分自身で判断できるようになってほしいと思います。

 

自分なりの「美意識」を持って行動できる人を育み、そんな社会を作り上げていくことが「おじさん」に求められているのだと思います。僕も肝に銘じていきたいと思いますが、それが「うざっ」とか言われちゃうんでしょうね。でもそれもおじさんの役割なんだよねー、そう思います。

【食事】いつの間にか国民食となったラーメン


先日の新潟ひとりドライブ旅、行きは東北道を白河で降り、会津若山、猪苗代湖を経由してから新潟に向かいました。

 

よく言われることですが、日本って限られた土地にもかかわらず、行く先々に名所や名産があり面白いなーと思います。そんな中でもお米から作られる日本酒は、全国各地のコメ作りと相まって形作られてきた歴史的名産だと思います。

 

そんな風に感じていたのですが、今回、各地を訪れた中でやたらと目についたのが「ラーメン」でした。まずは行きの東北道、大谷PAで食べた「佐野ラーメン」、意外と美味しくてお土産に買ってしまいました。


その後も白河には「白河中華ぞば」、福島には「喜多方ラーメン」、長岡には「生姜醤油ラーメン」、燕三条には「燕背脂ラーメン」、そのほかにも「新潟あっさり醤油ラーメン」とか「カレーラーメン」とか、行く先々でその地ならではラーメンが存在していました。

 

日本酒はお米作りと並行して生まれたものと思いますが、ラーメンがなんでここまで日本各地で根付いているのか不思議です。醤油とか味噌とか、やはり馴染み深い日本旧来からの味で成り立っているのが大きいのでしょうか。それにしてもここまで市民権を持っているというか、ひとつの日本の文化になっているのは改めて驚きです。

 

そう考えると、まだまだこれから生まれる余地のある未知の名産があるのかもしれません。これって発明の一種だと思います。食事だけでなく、すべての分野でこのような可能性があると思うと勇気が湧いてきます。

 

しかも地域ごとにオリジナリティがあるわけですからね。やはり日本は限られた土地の中にも四季があり、一億を超える人口があることで、このような発明が生まれやすい土壌があるのではないでしょうか。

 

この様な特性を地域の中だけで活かすのではなく、日本全体にシナジーが発揮できるような活かし方ができると、まだまだ国力を高められることができるのではと思った次第です、

 

そういえば、新潟には「たれカツどん」なるものがあり、帰りに食したのですが。。。かつ丼はフツーの方がいいよー、なにごともモノに寄りけりですかね。

 

【スポーツ】美しく、そして子供っぽい豊田スタジアム

 


7月にFマリノス名古屋グランパスエイトの試合を見るため、愛知県の豊田スタジアムまで出かけてきました。

 

初めて訪れるスタジアムは興奮します。サッカーのスタジアムは、野球場と違って郊外にあることが多いです。2002年のワールカップ開催時に新設されたものが多いから、土地を求めてそのような場所に作るしかなかったのでしょう。

 

畑の真ん中みたいな場所にドテチーンと巨大な建造物がある光景は異様。よく田舎をドライブしていると風力発電が突然ドテチーンと現れて驚くが、あれと似ています。


豊田スタジアム豊田駅から歩いて20分ほどで、比較的立地の良い場所にありますが、これは豊田が田舎だからでしょう。トヨタしかない豊田にこのようなスタジアムを作ったのは目のつけどころがさすがトヨタだと思います。地域貢献という観点でも素晴らしいです。

 

豊田スタジアム、なんと言っても良かったのは、スタジアムの周りが芝生の公園になっていたこと。観戦前の人たちが屋台などで食べ物を購入し、プチピクニックをしている姿が微笑ましいし、コンクリートで囲まれた日産スタジアムに行きなれているとホント羨ましいと思いました。

 

中に入るとさすがサッカー専用だけあって、フィールドがよく見えます。スタジアムの四隅に柱みたいなものが立っているようなデザインもよく出来ていますね。これを見ると何で新国立競技場はあんな凡庸な形にしたのかなーと残念に思います。

 

美しいフィールドを見渡すと何やら左右非対称なことに気づきます。そういうデザインなのかなーとよく見ると、なんとアウェー側(今回でいえばマリノス側)のゴール裏だけ屋根がありません。オモロー。


やっぱ、サッカーってこういうとこが子供っぽくていいよねー。いい意味で感銘を受けました。そんな豊田スタジアムの思惑通りか、試合は途中から雨がパラついてきたもんね。

 

試合は2ー2のドローでしたが、大変白熱した面白いゲームでした。私はバックスタンドから見ていましたが、前後左右を名古屋サポーターに囲まれながらも、マリノスゴール時にガッツポーズをとってしまう自分に笑ってしまいました(こういうところが日本は寛容でよいよね、浦和戦はダメかもですが。。。)。

 

とっても大満足な豊田スタジアムでしたが、ひとつ残念だったのは、売店のビールが「生」ではなかったこと。一口飲んで、あれっと思い、二杯目を買いに売店に行くと「生」は売っていないとのことでした。売っているお店をわざわざ探してしまった次第です。カップもオレンジの縞々の紙コップ、なんかレトロな感じでした。

 

こういうところも、特徴があって面白いところかもしれませんね。そういえば、先日の新潟旅行でもビッグスワンを見てきました、ここも美しいスタジアムです、今度は試合を見に行きたいなー。

 

【仕事】定年後も今までと同じように働くのか


50代にもなると、会社での最終的な立ち位置が見えてくる。うちの会社では56歳になると役職定年を迎え、ほとんどの人が関係会社へと転籍していく。はずだったのだが、最近、その役職定年という制度が無くなった。

 

そもそもおかしな制度だとは思っていた。60歳の定年を迎える前に一方的に管理職からリタイアさせられ報酬も減となる。組織の新陳代謝を促すための制度だったのだろう。

 

でもこの制度が廃止された理由は、制度がおかしかったからではない。ジョブ型といわれる人事制度への移行やシニアの活用促進などといわれているけど、実態は移籍先の会社、つまり受け皿が無くなっているからだ。

 

だから役職定年が無くなったからと言っても、定年まで安泰というわけではない。むしろ逆で、いつ首を斬られてもおかしくないし、降格や減給も覚悟しなければならない。

 

会社に残るにしても、他に移るにしても、その選択肢は自分自身で考えなければならない。会社が面倒見てくれる時代ではとっくになくなっている。

 

さて自分はどうしようか。定年になったらスパッとやめたいが、それで暮らしていけるわけでもない。年金は65歳から(多分そのうち70歳から)だし。そもそも年金だけでは暮らせないだろう。

 

まわりを見ると、付き合いのある関係会社にスリスリして、それなりの役職をもらって65歳くらいまで働く人が多いようだ。よくやるよなーと思う。受け入れた関係会社の目的は、受け入れ元の会社からの発注だから、その人は昔の部下にスリスリしてくる。

 

こういうのって日本的だと思うけど、やはり専門的な知識や技術がないフツーの営業サラリーマンだとこうやって生きていくしかないのだろうか。いまさらながら手に職を持つことの重要性を感じる。

 

だからなのか、退職してから人材育成みたいな仕事をする人も多い。手に職のないサラリーマンが数十年の会社経験で培った(と思われる)部下育成の経験を活かすのだ。でもこれも元の会社関連で仕事する人が多い、こういうことができるのもひと握りの人だけだ。

 

先日訪れた、山形県加茂水族館(クラゲで有名)の壁にこんなことが書かれていた。


なるほどなー、これまでのサラリーマン生活、悩みながらも自分が担っている仕事を好きになろうと取り組んできた。これはこれで大事なことだと思う。でも、好きなことを仕事にできたらやっぱり最高だ。

 

よく考えたら、これからは、これまでのようにより良い給料や昇進昇格を目指す必要なんてない。そのようなことのために上司に媚を売るような必要もない。好きなことを仕事にして、それなりに生きていければよいのではなかろうか。

 

僕らはついつい仕事は面倒なこと、我慢すること、憂鬱なこと、だからこそ給料がもらえると思いがちだ。でもそれはこれまでの30年で十分してきたこと。だから、これからは好きなことをして、それなりに日々の糧が得られればいい、そうマインドセットすべきなんだと思う。

 

定年まで、まだもう少し時間がある。その間にもうちょっと考えてみよう。儲かる儲からない、損か得か、ついついそんなことばかり考えてしまう人生からはおさらばするのだ。これも修行かもしれないねー。