「青い日々」

多幸感あふれる、幸せな生活

今年もお盆がやって来た ~キュウリの馬とナスの牛~

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子供のころ、お寺で肝試し、当時小学生、同級生の女の子と歩いたお墓の道、今も変わってないんだよねー。途中にある防空壕みたいな穴、今でもある。

 

今はおっさんになった僕が、父親と一緒に母のお墓に向かう道。また今年もお盆がやって来ました。昨日はね施餓鬼だったんだ。施餓鬼って知ってます?ふつう知らないよね、お盆の時期に先祖供養と一緒に行われることが多い行事のようですが、僕も母が亡くなるまで知りませんでした。

 

新しい塔婆をもってお墓に備えます。そして無事に早く帰ってきてね、お盆だから、そんなこと思いながらお墓の掃除をします。いやーそれにしても暑い日だよね、実はこの日もお墓で倒れちゃった人がいて救急車が来てました。気をつけなきゃね。

 

お盆にはキュウリの馬とナスで作った牛を備えます。お盆に天国から帰るときは馬に乗って急いで帰る、そして天国に戻る日には牛に乗って名残を惜しみながらゆっくり帰る、この話を知ったのも母が亡くなってから。いつの世も先人を思う人のココロは変わらないよね、ホントそう思います。

 

お盆の日には迎え火で先祖を迎えます、迷わないように家の前で火を焚いて迎えるんだよね、ホント一つひとつに意味があって思いがあって、泣けてきます。

 

だからなのか、母が亡くなって9年たちますが、なぜかお盆の日は母が本当に帰ってくるように思います。母が好きだった食べ物を供えて、なにかしら語り掛ける自分がいます。

 

こないだね、こんなことがあったんだよ、こんなこともあって困っちゃってさ、そうそう最近こんなお店ができたんだよ、みたいな他愛のない話を僕はクルマの中で助手席の母に語り掛けます。

 

そんなお盆が今年もやって来ました。いつまでたっても僕は成長しないよなー、そう思いながら、こんな僕でもいいよね、少しは甘えさせてくださいな、そんなこと感じながら、知らっとした顔でお盆の準備をして、いい大人のふりをする僕なのでした。

 

早く帰ってきてね、そしてゆっくり、好きなモノ食べて過ごしてください。なんでもわがまま言っていいんだぜ、みんなで楽しく過ごしましょう、帰りはゆっくり、牛の背で寝て帰ればいいんだから。待ってまーす。