「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【スポーツ】美しく、そして子供っぽい豊田スタジアム

 


7月にFマリノス名古屋グランパスエイトの試合を見るため、愛知県の豊田スタジアムまで出かけてきました。

 

初めて訪れるスタジアムは興奮します。サッカーのスタジアムは、野球場と違って郊外にあることが多いです。2002年のワールカップ開催時に新設されたものが多いから、土地を求めてそのような場所に作るしかなかったのでしょう。

 

畑の真ん中みたいな場所にドテチーンと巨大な建造物がある光景は異様。よく田舎をドライブしていると風力発電が突然ドテチーンと現れて驚くが、あれと似ています。


豊田スタジアム豊田駅から歩いて20分ほどで、比較的立地の良い場所にありますが、これは豊田が田舎だからでしょう。トヨタしかない豊田にこのようなスタジアムを作ったのは目のつけどころがさすがトヨタだと思います。地域貢献という観点でも素晴らしいです。

 

豊田スタジアム、なんと言っても良かったのは、スタジアムの周りが芝生の公園になっていたこと。観戦前の人たちが屋台などで食べ物を購入し、プチピクニックをしている姿が微笑ましいし、コンクリートで囲まれた日産スタジアムに行きなれているとホント羨ましいと思いました。

 

中に入るとさすがサッカー専用だけあって、フィールドがよく見えます。スタジアムの四隅に柱みたいなものが立っているようなデザインもよく出来ていますね。これを見ると何で新国立競技場はあんな凡庸な形にしたのかなーと残念に思います。

 

美しいフィールドを見渡すと何やら左右非対称なことに気づきます。そういうデザインなのかなーとよく見ると、なんとアウェー側(今回でいえばマリノス側)のゴール裏だけ屋根がありません。オモロー。


やっぱ、サッカーってこういうとこが子供っぽくていいよねー。いい意味で感銘を受けました。そんな豊田スタジアムの思惑通りか、試合は途中から雨がパラついてきたもんね。

 

試合は2ー2のドローでしたが、大変白熱した面白いゲームでした。私はバックスタンドから見ていましたが、前後左右を名古屋サポーターに囲まれながらも、マリノスゴール時にガッツポーズをとってしまう自分に笑ってしまいました(こういうところが日本は寛容でよいよね、浦和戦はダメかもですが。。。)。

 

とっても大満足な豊田スタジアムでしたが、ひとつ残念だったのは、売店のビールが「生」ではなかったこと。一口飲んで、あれっと思い、二杯目を買いに売店に行くと「生」は売っていないとのことでした。売っているお店をわざわざ探してしまった次第です。カップもオレンジの縞々の紙コップ、なんかレトロな感じでした。

 

こういうところも、特徴があって面白いところかもしれませんね。そういえば、先日の新潟旅行でもビッグスワンを見てきました、ここも美しいスタジアムです、今度は試合を見に行きたいなー。