恒例の24時間テレビ、これが来ると夏が終わる。もう、そんな時期になったのか、そう感じさせてくれる恒例行事。とは言ってもあまり見ることも無い。でもなぜだか、マラソンランナーのゴールシーンだけはいつも見ている気がする。
今年のチャリティランナーはヒロミさん、松本伊代さんが応援している、二人の息子さんが並走している。幸せな家族なんだなー。嫌味でなくそう思う。
「おじさんマラソン」とテロップが出ている。走行距離は「おじさん」の語呂にかけた102.3キロに設定したらしい。おじさん代表として頑張る、日本の50,60代をなめるなよ、そんなコメントをされている。
これにはちょっとカチンときた。だって。。。こんなかっこいい「おじさん」いないから。
世間一般で言うおじさんは、頭も薄くて、小腹も出ていて、アブラギッシュで、することも無くて、目も死んでいて、家族からも放っておかれて。。。それが世にいうおじさんだ。
ヒロミさんはわかっている、自分がカッコイイことがわかっている、その上で自虐的に「おじさん」といワードを使っている。自分のために使っている、自分が「カッコいいおじさん」だからだ。
ヒロミさん、こんな使い方されたら困ります。世の「おじさん」は9割以上がカッコよくないのです。だから。。。だから「おじさん」という言葉を軽く使わないで欲しい。
おじさんは繊細なんです。弱くて、ココロも小さくて、自信も無くて、それでも虚勢を張って、バカにされて、意地になって、自分を大きく見せて、ばれて、自分を正当化して、なんとか自分を守って、それでも家族を守って、実は社会も守って、それがおじさんなんです。
だから。。。自分をよく見せるためにカッコいいおじさんが「おじさん」という言葉を安易に使うな!と心底思います。