「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【ライフ】Yahooニュースのコメント欄で地頭を鍛える



最近、Yahooニュースなんかを見た際に、その下にあるコメント投稿欄を見るようになりました。みんな好き勝手なこと書いてるわけなんですが、結構ちゃんとした内容も多いです。

 

記事を見ただけではわからない内容が補足されていたり、参考になる内容もあって感心します(もちろんひどい内容もありますけど)。いったい、どんな人たちがこれを書いているのでしょう。

 

やっぱり若い人は書かないよなー、暇なおじさんが中心なのかな?それとも、自己顕示欲を見たしたいネット民と呼ばれる人が一日中、パソコンの前でチャカチャカ打ち込んでいるのでしょうか?実は老若男女問わず自分の意見を発信することが既に当たり前の世の中になっているのかもしれません、なんてことを思います。

 

でも改めて思うと、新聞やテレビなどマスコミ各社から発信されたニュースに対して、一個人が自分の考えを発信し、誰にでも見てもらえるということは凄いことだと思います。

 

誹謗中傷は論外ですが、一定のマナーを守り、それをサイト管理者が適切にウオッチすることができていれば、きわめて民主的な仕組みだと思います。どこかの国では絶対に実現できない仕組みですよね、もし実現したとしてもきっと洗脳の道具としてつかわれちゃうと思います。まあ、そういう危険性も合わせ持っているということです。

 

この仕組みを善良な人たちが善良に利用できるのか、はたまたなんかしらの思惑を持った人が悪意を持って利用してしまうのか、どちらの可能性もありますが、うまく使いこなすことができれば、大変有用なことだと思います。まあ、そうできるかどうかは、使う側の僕ら次第ってことなのだと思います。

 

必要なことは利用者が自分で判断すること、判断できること、これが大事です。よく考えて見れば、新聞やテレビなどのマスコミ各社が報道するものだってすべてが真実とは限りません。結局自分で判断するしかないのだと思います。

 

そのためにはやっぱり教育が大事。「本質」を見極める知識や判断力、「客観性」をもって物事を考える俯瞰力、そして最終的には自分のココロを司る「価値観」や「美意識」を育んでいくことが重要になると思います。

 

考えてみると、会社生活の中で自分自身が大切にして取り組んでいることが上記のことだと気づきます。部下育成と言ったら大袈裟ですが、自分自身も含めて大切にしていることです。

 

このような教育はこれからますます必要になるのではにでしょうか。普段の生活の中で、そして学校や部活といった環境の中で育んでいく仕組みも必要になると思います。

 

そういう意味では、このようなニュースのコメント欄は自分の地頭を鍛える絶好の教材だと思います。決して他人のコメントに流されることなく、都度、自分としての考えも確認しながら活用する、そんなことを学んでいくのです。

 

やはり、時代の変化を前向きに取り込んでいくのは自分次第です。いつまでも日経を読むだけがサラリーマンのお作法じゃないんです、変化していくことが人生、そんなふうに思います。