「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【おじさん】おじさんには大事な役割がある

 

最近テレビを見ていて、気になることがあります。芸能人による旅番組などなんですが、やたら「アポなし」で飲食店を訪れるケースが目につきます。

 

この様な形態は最初は珍しかったのでしょうが、今はやたらめったら「アポなし」ばかり。断る飲食店の方が真っ当だと思うのですが、残念な対応をされてしまった方のように扱われることが多くて、見ていて不快です。

 

芸能人だから、テレビだから許されるでしょ的な意向が透けて見えていて、なんだかなーといつも思います。テレビで扱われれば、飲食店にとっても宣伝になるのだからという一方的なモノの見方、上から目線感を感じてしまうのです。

 

若い芸能人の方が「よし、俺に任せとけ、交渉してきてやる」みたいにして店に入っていくシーンを見ると、ホント失礼極まりないよなと思います。

 

嫌なら見なきゃいいでしょってその通りなんですが、これって、礼儀とか道徳とかの話だろって思うんですよねー。なんでテレビ局のいい年した人たちがそういうことをしてしまうのか、不思議でしょうがありません。

 

こういうことを若い人に教える、そして常識として自ら取り組む、それがおじさんの役割だと思うのですよね。

 

いまは世界中で「道徳」や「常識」が失われつつある世の中です。だから、些細なことでも、これらをないがしろにするような行動をしてはいけないと思うんです。

 

そして、このような行動には「客観性」をもって立ち振る舞うことも重要です。芸能人だから、テレビだから、そのような上から目線の行動が客観的に見てどうなのか、人としてカッコいいのか、美しいのか、自分自身で判断できるようになってほしいと思います。

 

自分なりの「美意識」を持って行動できる人を育み、そんな社会を作り上げていくことが「おじさん」に求められているのだと思います。僕も肝に銘じていきたいと思いますが、それが「うざっ」とか言われちゃうんでしょうね。でもそれもおじさんの役割なんだよねー、そう思います。