「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

Can you speak・・・?


50代も半ば、いまさらだけど英語の勉強を始めようと思う。やっぱり話せるといいよね、というより生きていく上での必須スキルではないか、今さらながらそう思った(もっと早く気づいてよ・・・)。

先日、会社に外資系企業の本社からお偉いさんがやってきた。代理の代理で、自分のセクションの代表として僕も同席することになったのだが、主宰する役員が何を思ったか「今回はグローバルな幹部ミーティングだから通訳なし」そんなことを言い始めた。

うーん・・・、自慢じゃないが英語はできない。だって、これまでそんな仕事してこなかったのだもの(言い訳)。今回も通訳がいるから何とかなると思っていたが、甘かった・・・。

でも、できないものはできないのだからしょうがない。用意したペーパーを事前に英訳してもらい、当日の発表も事務局に行ってもらうことにした。なのでその会議はただ座っているだけ、皆が笑うところで笑い、全力でわかった振りを演じる1時間、つらいったらありゃしない。

しかもこの会議、会話はオール英語ってことになっていて、出席した日本人同士の会話もすべて英語。。。先方の日本法人の役員もみんな流ちょうに英語を話す。

そうか、今はこんな時代なのか。50代も半ばになって、そんなことに気づく。それより、僕より年上の日本人のオッサンが流ちょうに英語で話す姿を見て、正直カッコいいなと思ったし、それ以上に自分を恥ずかしく感じた。

もしかしたら、英語が話せることくらい、今時のいい大人として当たり前なんじゃないだろうか。社会常識、一般知識、生きてく上での基礎スキル、それがない自分、そんな風に感じてしまったのだ。

何より、何しゃべってんだか知りたい、何で笑ってるのか理解したい。そんな人間としての基礎的な欲求が湧き上がってくる。

そういえば、ビリージョエルの東京ドーム公演だって、MC何言ってんだかわからなかったもんなー。まわりのみんな笑ってたけど、わかってんのかな。いずれにしても、ホント知りたい、理解したい、そう思う。

ということで、勉強しよう。なにも今からネイティブな英会話をマスターしようってわけじゃない。ちょっとした会話やコミュニケーションができるだけでいいのだ。目標はコンサートのMCを理解して笑えること、それくらいで十分だ。

それで楽しみも増えるし、できることだって広がるはず。だとしたら、あと数年間の会社生活の中で学ぶのが便利そうだ。いろんな研修もあるだろうし、これまで30年以上働いてきたのだから、少しくらい会社制度を利用したっていいだろう。

思い立ったが吉日、善は急げ、さっそく会社の研修制度を確認だ、あー楽しみー。