「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

人の名前が思い出せない時の対処法


人の名前が思い出せない、50代になると時候の挨拶かってくらい、会う人会う人が同じようなことを言っている。

そりゃ加齢だからしょうがない。でも、それって実は言い訳で、僕は他人への興味が薄いから名前が覚えられないことの方が多い。

それでも仕事の時にはやっぱ困る。本人を目の前にして名前が出てこない。こんな時は、これまで培ったトーク力(そんなものはほとんどない)を活かし、全力で相手の名前を呼ばなくてすむ言い回しを考える。そして話の中で誰かがその人物の名前を呼んだらめっけもの、すぐさま、そうだよね○○さんと、さも最初から知っていたかのようにふるまう。こんな経験、誰でもあると思う。

でも、もっと本質的な対処方法がある。

相手の名前を憶えていないということは、相手に興味がないということだ。もちろん自分の脳みそのキャパの問題でもあるのだが、基本はそういうことだ。大切な人、好きな人の名前を忘れることなんてない。もし忘れたとしたらそれは痴呆症という病気なので病院に行った方がいい。

だから名前を忘れてしまうような相手とは付き合わない、これが本質的な対処法だと思う。面と向かうことがあったとしても、その程度の相手だと割り切って、「あなたどちら様でしたっけ?」と聞いてしまえばいい。それで関係が気まずくなっても、嫌われたとしても、そもそも興味がない相手なのだから問題なし。

ただ仕事の時はマズいからね、さっき言った通り、これまで培ったトーク力(そんなものはない)で対処するしかない。でもこれも定年までの話。組織からおさらばしたら関係なくなる。やっぱり定年って素晴らしい、そう思う。