「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

人生は続く

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3月にフジテレビの「とくダネ!」が終了した。
司会の小倉智昭さんは22年間もこの番組を続けていたらしい。

 


小倉さんは74歳、ということは52歳でこの番組をスタートさせたということだ。
ふへー、すごいよね、まさにセカンドライフ、第二の人生がこの番組だったのでしょう。
この番組に出るまで小倉さんといえば、声での出演、ナレーションが中心だったのではないでしょうか、「世界まるごとHOWマッチ」とかね。

 


それにしても52歳から、こんなことができるなんて、すごいと思う。
単純な僕は、こんな歳からでも色んなことができるんだ、そう思ってしまった。

 


うちの会社は役職定年という制度があって、55歳になるとラインの管理職から離れる決まりになっていた(今年からなくなった)。
だから、この歳になるとみんな子会社や関連会社に転籍していった。
どんなに優秀であろうが関係ない、一握りの役員以外はみな同じ。

 


もちろん残る人もいるが、部下のいない専門職として、こじんまりと仕事をすることになる。
不思議な制度だと思う。
でもこの歳になる人は、俺ももう約定だから、そんなことを言いながら別の会社に移っていく。そしてその会社で管理職としてサラリーマン生活を終了させるのだ。
ある意味、本人の言い訳にもなっている。
もうこれ以上出世できないからこの職場を離れます、約定があるから仕方がない、みたいな感じ。

 


これは会社にとっても都合のいい制度、給料の高い管理職を社外に出すための理由にもなってきた。
この制度は今年から無くなったが、優秀な人もそうでない人も、ずっと勤めていられるということではなくて、パフォーマンス次第でクビを切りますということだと思う。
一律に約定だからと、別の会社に移れる環境自体が無くなってきているのだ。

 


僕の勤める会社には、こんな制度というか風習があるものだから、小倉さんが52歳から第二の人生をはじめ、22年間も全うしたということに驚いた。
本当にすごいものだと思う。
やっぱり、会社の当り前を当たり前と思ってはいけないということを痛感する。

 


さてさて、僕のセカンドライフはどうなるのだろう。
今の会社にしがみ続けるのか、それとも。。。

 


まあ、まずはビールでも飲んでから考えるとするか。
今を生きることが先だよね。
ふー。