「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

何のために生きるのか ~自分のために生きるのです~

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「音楽なんて人と比べるもんじゃない、どう楽しむかは君の自由だ」

 

何のとりえもないと思い悩む主人公がギターに興味を持ち、たまたま教室にいた音楽の先生に教えてもらうことになる、でも、主人公はこれまでの人生を振り返り、「どーせ俺なんかたいしてうまくなれないし」そんなことを言ってやめようとする。それに対して先生が言ったのが冒頭の言葉だ。

 

これは「今際の国のアリス」というマンガの1シーンなんだけど、なんかねー、とっても同意しちゃった。

 

そうなんだよね。音楽でも絵でも小説でもスポーツでもこのブログなんかでもそう、別にプロになれるわけでもない、人に褒められるわけでもない、何かの賞が取れるわけでもない、だから手を抜いちゃう、こんなもんだと諦めちゃう、そういったことが僕の人生で何度も繰り返されてきた。

 

なんかね、どこかで期待してるんだ、人から称賛されたい、僕だけにしかできないものを見つけたい、それを仕事にして生きていきたいってね。

 

でもその前提にあるのは人と比べて優れた自分であるっていうこと。なんて厚かましいんだろうね、夢を見るならひとりで見ればいいのに、常に相手のことを考えてる、だから僕はそんな自分をいつも誤魔化しながら生きてきた。

 

この言葉でそんなことを再認識した。楽しいからやる、自分がやりたいからやる、それでいいじゃないのよね。何で一番になる必要があるのっていうか、何で人と比べて優れた自分であろうとするのさ。

 

アザトイヨネ、そんなこと思った。でもこんな時、いっつもこう思う、思うことにしてる、良くそれに気がついた、自分で気がついた、偉いぞって自分を褒めてあげる。

 

生きることってそうじゃないかな、楽しいから生きる。人よりいい生活を送りたいから生きるんじゃない。だから楽しく生きたい、それでいいよね、ホントそう思います。