ひとりドライブ、能登半島一周の旅から1週間。
いまだココロが高揚している。
というか、幸せな気分が持続している。
我ながらお安い自分。
昔から何ごとにも影響を受けやすい自分。
それでも思う、「非日常」の経験は人生を変える。
大げさかもしれないけどそう思う。
僕らはいつもの毎日、いつものルーティンに慣れっこになっている。
経験を積んでできるようになったこと、単に習慣になっていること。
知らないうちにそんな日常の繰り返しになっている。
僕らはロボットじゃない、AIでもない。
生身の人間。
生身の人間である僕らを成長させるのは僕ら自身。
そのためには「非日常」な時間が必要だ。
それを自ら作り出すことが必要だ。
能登半島一周の旅は、新たな出会いや気づきを与えてくれた。
単に一人でドライブしていただけのこと。
それでも見たことのない光景、気の向くままに足を踏み入れた場所。
その時の景色、気持ち、感情、それらすべてが僕にとっての「非日常」。
そんな「非日常」の瞬間は、僕を新たな僕にしてくれる。
新しいこと、新しい経験に飢えさせてくれる。
なんかやりたいことがたくさんだ。
でもしばらくたつと、そんな気持ちが段々減少してくるのが分かる。
いつもの日常が僕を侵食してくる。
いつもの毎日が僕をいつもの自分に染め直そうとしてくる。
僕らが旅に出る理由、そんな歌があったっけ。
僕らは旅に出なければならないんだ。
あらためてそんなことを思う。
実際の旅でなくてもいい。
毎日の通学・通勤の帰り道、いつもの週末。
少しの冒険、好奇心。
何かを変えれば、何かが変わる。
僕自身が変わる。
なんか面白い、そう思った。