「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【ひとり旅】幸せ過ぎて、笑いが止まらなかった


どうしても行って見たい場所があった。

遅い夏休み、予定は何もない。
思い切って出かけてみた。


もちろん一人のドライブ旅。
向かうは石川県、能登半島にその場所はある。
「千里浜なぎさドライブウエイ」


もう最高だった。
こんな場所がこの世にあるのか。
心揺さぶられる、そんな場所。


ここは波打ち際をクルマで走ることができる。
皆が思い思いに楽しんでる。
写真を撮っては、はしゃいでいる。


みんな笑顔。


そう、僕もさっきからずっと笑っている。
笑いが止まらない、幸せ過ぎて笑いが止まらない。
こんなこと初めてだ。


奇跡の光景。
その奇跡の中に僕はいる。
そんな時間。


天気予報は雨だったが、雲の切れ間から薄日が差し込んでいる。
海に注ぎ込まれた光が、きらめき輝く。


「すごい、すごい」


ひとり、つぶやく。
まわりから見たら変な人、でもかまうものか。
僕は幸せなのだ、羨ましいだろ。


ここに来たくて、横浜から自分のクルマでやって来た。
この場所を自分のクルマで走ってみたかった。


みんなとワイワイ、そんな旅も楽しい。
美味しいもの食べて、たくさんお喋りして、みんなと一緒に感動する。


それでもドライブ旅はひとりに限る。


ドライブを楽しみ、見たことのない景色に出会う。
そして、全身全霊で気づき感じる。


これが僕のひとりドライブ旅の流儀。
名所にも行かない、美味しいものも探求しない、それでいい。


なんか人生に似ている。
そんなことを思った。