「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

トリセツ

 

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先日の台風、BS放送の映像が乱れて写らなくなった。
その後も映りが悪い。
うちはマンションだからアンテナが壊れたわけでもないだろう。
管理人さんにも聞いてみたが、他の部屋から同じような問い合わせはないらしい。

 
そのうち特定のチャンネルが写らないようになってしまった。
地上波のNHKや4chもだ。
おかしい、アンテナの線が外れてしまったのかと思い締め直す。
それでも直らない。
録画予約した番組もとれていない、娘が文句を言っている。

 
アンテナ線を何回か触っていると画面がチラついたり良くなったりする。
一部のアンテナ線を変えてみた、それでもよくならない。
どうしたものか。

 
もしかしたらと思い、すべてのアンテナ線を触ってみた。
すると同じように画面がチラついたり良くなったりする。
つまり、一部のアンテナ線が悪いのではなく、すべてのアンテナ線がダメなのだ。

 
よく考えたら、引っ越したり、テレビを買い替えたりはしてきたけれど、アンテナ線は同じものをずっと使っている。
一体このアンテナ線は何年くらい使い続けているのだろうか。
20年以上であることは間違いない。

 
Amazonでアンテナ線を注文し、すべて取り換えた。
するとどうだろう、もと通りきれいに映るようになった。
なるほどそういうことか、ケーブルも年数がたつと劣化するのだな。
思いもよらなかった。

 
そう考えると、僕のこの体、この世に生を受けてうん十年。
外見からはわからない、あちらこちらが相当傷んでいるのではないだろうか。
断線したりショートしたり、それなのにテレビが悪い、アンテナが悪いと、見栄えの良いところばかりを交換して、肝心な部分はおざなりのまま。
叩いてみたり、気のせいだよの一言で済ましてしまっているのではないかしら。
もっと根本を見直さなきゃいけないのかもしれない。

 
体はケーブルのように取り換えることはできない。
ジョギングやジムに行ったり、身体によいという食事をとってみたり、もっと根本的な何かに気がつかなきゃいけないのかもしれません。

 
身体のメンテナンス、ココロのメンテナンス、そして暮らしのメンテナンス。
誰か僕の取扱説明書を見せてくれないかしら?
西野カナじゃないからね。