先日、久しぶりに休みをとって平日ドライブに出かけた。横浜横須賀道路から逗子を経由して湘南海岸へ。海岸沿いの一本道をボーっとしながらクルマを走らせる時間は至福の瞬間です。
せっかくなので窓を全開にしてみる。風が心地いい。海が美しく輝いている。そんな風景をクルマの中という一等席で満喫する、しかも走りながらだから次々と場所を変えて堪能することができる。やっぱクルマってサイコーだよな、そんなこと思います。
その時、なんか不思議な感じがしました。あれっ?湘南の海ってこんなにキレイだったっけ?
そう、そうなんです。久しぶりに訪れた湘南海岸は以前に比べて明らかにキレイになっていたのです。
砂浜もゴミも少ないし全体的にキレイ、それに海の色が緑がかっていて、なんかリゾート地に来たようです。
ピンときました。コロナの影響で、この夏は海の家もないし海水浴も禁止されていたはず、花火なんかもできなかったでしょう。それが幸いして、この豊かな自然が本来の姿を取り戻しつつあるのではないかと思います。
そういえば、中国やインドなんかでは大気汚染が劇的に改善されたというニュースがありました。ロックダウンやらで経済がストップした結果、自然が本来の姿を取り戻したのです。
悪いことばかりでないね、そう、僕らはすぐに一方の面だけを見てしまいがちです。悪いことがあるということは必ず良いこともあるのです。その逆もしかりですけどね。
だからねー、何か悪いことが起こっても、それに悲観してばかりではいけないんだと思います。必ず良いことも同時に起こっているはず、そう思いながら前を向いていく、そんなことを思います。
それにしても、このコロナ、やっぱり僕ら人類が試されているんだなと思います。ちょっと我慢すれば、こんなにすぐ自然は回復するんだぜ、もっとうまくやれよ、そんなことを教えられている気がします。
こんな海を見ながら毎日暮らせたらいいな、僕らの生活は本来どうあるべきなのか、そんなことを考えさせてくれた美しい湘南の海なのでした。