「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

【スポーツ】あ~暑い、こんな炎天下に野球ですか!?


甲子園、夏の高校野球が真っ盛り。それにしても、こんな炎天下の中、試合をしていて大丈夫なのだろうか?選手も大変だが、応援する観客も相当なもの。テレビ越しにも、日向で直射日光を浴びている観客が心配になる。


夏が暑いのは当たり前、燦燦と輝く太陽の下で応援だって全力投球。血と汗と涙でつかんだ甲子園の切符、出場校の生徒の特権。これぞ青春、高校生らしく正々堂々、夏を謳歌しようじゃないか。

うーん、なんかそんな文脈で語られていそうで心配です。これじゃ、もったいないからとクーラー切って亡くなる高齢者と一緒。これまでの経験や伝統に凝り固まり、思考不全に陥ってやいないでしょうか。どう考えてもナイター開催すべきと思います。

進化論のダーウィンもこう言っております。「強いものが生き残るのではなく、賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残るのは変化するものである」

そんなこと思いながらテレビを見ていたら、なにやら聞き覚えのある音楽が。。アルプススタンド、応援団のブラスバンド。なんだっけ、これ?しばらくしてハタと気がついた、「サウスポー」ピンクレディーだ。

「背番号一のすごい奴が相手・・・」歌詞までちゃんと覚えていた。なんでこんな大昔の楽曲が・・・と思ったけど、なんかしっくりくる。このリズム、テンポ、野球の応援歌としてぴったりだ。

それでも気になる。だって高校生がこの曲を知っているはずがないのだもの。ちゃんと自分たちで楽曲を選び演奏しているのだろうか。先輩から代々引き継いだ伝統というだけで、受け入れてるのではないだろうか。

旧態依然とした高校野球っぽいと言えばそう。高校生が自ら考え、自分たちで決めた結果なのか心配になる。そもそも彼らは進化論にあるように生き残るために変化しようとしているのだろうか。応援する学生の姿も昔から変わらない、メガホンやボンボンを振っている。

何も考えずに受け入れるのは楽、とっても楽。自分の頭で考え、変革し、他者を説得し実現していくのは骨が折れる。でもだからこそ、高校生たる若者がそれを実現していくべきだ。

そういうことを教えない、教育していない大人たちが問題だ。50代のオッサンのたわごとと言われても仕方がないがそう思う。

世界中から常識や道徳が失われつつある、当たり前の平和が崩れつつある。日本だっていつどうなるかわからない。独裁者が巧妙にしたたかに登場するやもしれない。

そんな奴が、あの国を攻撃しろといったら、従うのか。何も考えず、言われたことに従うばかりの人間になってはいけない。自分で考え、自分の自由を自分で勝ち取れる人間を育成すべきだ。

甲子園の変わらない景色を見てそんなことを思う。でも、そんなことを思いながらも、さっきからサウスポーの音楽が頭から離れない。ピンクレディーは偉大だな。。。(それとも作詞の阿久悠さんか。。)どうやら私の頭のほうが平和ボケのようだ。。。