「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

ネモフィラを見て思う、僕はどんな僕になれるのだろう

千葉の無料写真


何もしなきゃ何も変わらない。

最近そんなことをよく思う。
まるで思春期を迎えた中学生、いわゆる中二病
そう僕は第二の青春を迎えたのかもしれない(前向き)。


いつも気がつくとぐーたらな休日を過ごしている。
ビールを飲む時間がやってくるのをひたすら待つ毎日。


それではいけない。
僕は出かけなければいけない、何かに出会わなければいけない。


そう思い、先日、水戸への一泊旅行に出かけた。
もちろんの助の一人旅、同行するのは僕の愛車。
大好きなドライブ旅行。


まずは行ってみたかった「ひたち海浜公園」に向かう。
ネモフィラってやつだ、僕が行ったときは三分咲き。
それでも迫力のある景観だった、丘の上からは海が見える。


近くにあったベンチに座る。
特段することも無いから、ボーっと座ってネモフィラちゃんを見る。
近くで見るといたって普通の花。


これがあたり一面に広がることで景色が変わる、この花の価値が変わる。
面白いものだ。


人間も一緒かもしれない。
ひとり一人は平凡かもしれないけど、そんなみんなが集まると何かが起きる。
会社なんかがそうなのだろう。みんなで働き、みんなで価値を生み出す。


中には、ひとりで輝きを放つ人もいる。
そんな人は、ミュージシャンになったり、スポーツ選手になったりするのだろう。
花で言えばなんだろう、ひまわりや桜の木みたいなものだろうか。


僕はどんな花なのだろう、そしてどんな花になりたいのだろう。
そんなことを考えてみる。


見て美しいだけの花じゃない方がいいな。
かといって食べられたり、何かの原料になったり、そういうことじゃない。
何かを感じてもらえる花がいい。


ふと思ったのは、れんげの花。
あの土手なんかに咲いていて、花飾りなんかにするやつ。


きっとみんな、誰かと一緒にれんげの花を摘んだことがあるはず。
その時の気持ち、思い出してみてほしい。
そんな思いを感じさせる花になれたら最高だ。


人間も同じかもしれない。
僕の人生、誰かに何かを感じ取ってもらえたなら嬉しい。


ネモフィラを見ながらそんなことを思った。