「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

出会い

 

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写真家の星野道夫さん。
僕にとっては作家のイメージの方が強い。
この人の書く文章は素敵だ。
自然を愛した人、その自然の息吹がそのまま文章となって表れているよう。
旅をする木」この本にはそんな星野さんの言葉というか感性が凝縮されている。
 


以前、星野さんが旅したアラスカを息子さんが訪れる番組を見た。
その中で、こんな星野さんの言葉が紹介されていた。
「短い一生で心惹かれることに多くは出会わない、もし見つけたら大切に、大切に。」

 

 
よく自分探しなんていうけど、探して見つかるものと見つからないものがあるのだと思う。
出会うか出会わないか、出会ったものに気づくかどうかではないだろうか。

 

 
たぶん、自分自身も様々なものに出会って今があるのだろう。
仕方なくやってきたものもあれば、ココロ躍らせて取り組んだものもあるはずだ。
後者の取り組みを大切にしてきたかと言えば自信がない。
まだ出会ってない、そんなことを思う自分もいる。

 

 
探しても見つからないのであれば、出会う時を大切にしたい。
ココロ躍る自分に気づくこと。
それが大事なことだと思う。

 

 
自分が何をしたいのかはわからなくてもいい。
自分が何をしているかに気づいていればいい。
そう思う。

 

 
人がしているから、あの人がそう言ったから、それが当たり前だから。
考えることを放棄してはいけないと思う。
感じることに敏感であらねばならないと思う。

 

 
いつでも気づける自分でいたい。
幾つになっても大事なことだと思う。

 

 
たまたま知った星野さんの著作、たまたま見た星野さんの番組。
これだって出会いだ。
こんな出会いが自分に何かを与えている。
そう考えると面白い。

 

 
ドラマチックでなくてもいい。
些細なことでもいい。
これからどんな出会いがあるのだろう。
楽しみでしょうがない。