衝撃だ。あの志村けんさんが亡くなるなんて。しかもコロナウイルス、発症してから二週間しかたっていないらしい。
子供のころからテレビで見てきた人、もちろん会ったことなんかないけど、親戚より親戚に近いような存在、勝手にそう思ってるけど、そう思ってる人は多いと思う。
ひげダンス、バカ殿、なんか知らなけど見ているだけで幸せになる、そう、僕らをお多幸にしてくれる存在、それがドリフでありカトちゃんであり、志村けんだった。東村山という土地を初めて知った、お約束のコント、そのすべてが僕らのココロを笑わせた、和やかにしてくれた、幸せにしてくれた。
僕はそんな人は死なないと思っていた。永遠のものだと思っていた。僕らのココロを温めてくれた存在、さんまさんでも、たけしさんでも、タモリさんでもない、それはドリフだった、カトちゃんケンちゃんだった、それに気づかせてくれた、気づかせないでいてくれた、だから僕らは知らないうちに幸せだった。
そんな人が突然いなくなってしまった。だっふんだ、あいーん、変なおじさん、そんなセリフをつぶやきながら、僕らを幸せな僕らにしてくれた。感謝してもし足りない、志村けんはコメディアンの格好をした神様だったと思う。自分でも言ってたもんね、「とんでもない、あたしゃ神様だよ」ってね。
これだけ幸せを分け隔てなくみんなに振りまいてくれた人がいただろうか。僕らも少しでもいいから、そんなことができる僕らになりたい。本当にそう思う、ありがとうござました。安らかに。