メンテナンスって大事、人もクルマも一緒です
車検からクルマが返ってきた。
当たり前とは言え、車検に出すクルマを見送った時は、どこかに行ってしまうような気がしたから、戻ってきてホッとしている。
こんなことを考えるのもアイツが家出をしてしまったからだ。まったく嫌になる。
整備費用約35万円、税金約8万円の総額43万円、まったくもって目が眩むようでございます。普通の人だったら、きっと買い替えを検討するのでしょうね。
走行距離は37000キロ、9年目のクルマにしては少ないほうなのでしょう。なので、ちゃんと手入れをすれば、まだまだしっかり乗れますよ、そんなディーラーさんの優しい声に後押しされた次第です。
交換した部品は、タイヤ、バッテリー、ブレーキパッド&ローター、オイルにワイパー、それと修理が必要だったABSの検知装置などでした。
ディーラーのお兄さん、しっかり変えておきましたよ。これだけ変えると乗り味も変わると思いますから楽しみにしてください、温かくなったら遠くまでドライブに出かけてくださいねー。
そんな温かいお言葉をかけていただきます。さすがヤナセです、教育が行き届いてるわー。
ということで、整備終了のクルマを受け取り、ディーラーを後にします
ん?
スーーーーーーー。。。
何やら走りが違います。素人さんでもわかります。これまで車検を受けて何かが変わった印象を受けたことはありません。それが今回は明らかに違うのです。
乗り味もそうだし、静かさ、そしてエンジンもなんか元気になっているような気がする。。。どういうこと?
タイヤなのかオイルなのか、もしかしたらブレーキなのか。それとも、余程これまで劣化していたということなのか。
とにかく走りが、静粛性が、レスポンスが改善されているのでございます。
もしかしたら43万円を支払った私の頭がそう感じさえているのかもしれません。
まーいいか、いずれにしてもドライブが楽しくなったことは間違いございません、もしかしたらクルマを改造する人たちっていうのは、こういう違いを感じたくて行っているのかもしれませんね。
僕のカラダの部品も交換できたらいいのになー、そんな妄想膨らむ一日なのでございました。