崎陽軒様の話の続きです。
僕の大大大好きなシウマイ弁当ですが、その完成されたおかずの中でも、何気に好きなのが唐揚げです。なんか独特な味なのですよね。いつも大切にとっておき、いつくしみながら食しております(大げさ)。
そんなシウマイ弁当の唐揚げ愛好家が他にもいるのでしょう、何と昨年、期間限定でこの唐揚げをメインにした唐揚げ弁当が発売されたのです。
実は、崎陽軒の駅弁はシウマイ弁当だけではなく、しょうが焼き弁当や、チャーハン弁当なども昔からラインアップされています。
これはこれで、イケるのですよねー。しょうが焼き弁当は昔はお肉にタレをかけて食べましたが、最近のものは、すでに味付けのしてあるしょうが焼きにグレードアップされておりました。
チャーハン弁当はね、スプーンなんかもついちゃってたりして、なんか食べてて楽しくなるんだよね。それにしても、チャーハンのお弁当何て普通考えなよね、すばらしやー。
そんな崎陽軒ファミリーですが、最近はお赤飯弁当や、中華弁当、そして季節限定弁当なども加わり、着々と進化を遂げているのでございました。
そんな中で見つけた、伝説の唐揚げ弁当です。もう期待値マックス、そんな感じで手に取りました。
うーん、うまい、やっぱりうまい、とってもうまい。だけど、なにか引っかかるのです、なぜか、なにかを失ってしまったような気がするのです。
何かというとですね、やっぱりシウマイ弁当には唐揚げが一つ、たったの一つだけ入ってるから、貴重なんですよ、いつくしんじゃうんですよ。
これがですね、いっぱい入っていると、大切なあの子は他にもたくさんいたんだ、そんな大切な僕だけのあの子を失ってしまったような、喪失感を感じてしまったのでございます。
うーん、我ながら自分、大丈夫か?そんなことを感じますが、気にしないでください。
ということで、大大大好きなシウマイ弁当の大大大好きな唐揚げがいっぱい入った、唐揚げ弁当で学んだこと、「大切なものはひとつでいい」そういうことでした。
これって、靴でも、クルマでも、洋服でも、おもちゃでも、そして大切なあの子でも、すべて共通した世の中の定理ではないでしょうか。only1ね。
シウマイ弁当を食べながら、そんなことを考える私、こんな奴、きっと世に私だけ、僕はどうかしてしまったのかしらん。