「青い日々」

多幸感あふれる、幸せな生活

カマキリとダイバーシティ 〜僕らの目的は何なのか〜

f:id:Blue-J:20191012180635j:plain

 

子供の頃、クルマでどこかに連れて行ってもらった時にカマキリの卵を見つけた。茎のような草の上に三センチくらいの塊、カマキリの卵があるのを見つけて、僕は大喜び。それを取ると、このまま家に持って帰ろう、そう思ってクルマのトランクに入れた。

 

家に帰ると。。。そうだよね、クルマの中って温かいもんね、なんとトランクの中で卵が孵って無数の小さなカマキリちゃんたちがわんさか状態。その後どうしたかは覚えていない。

 

カマキリのオスってメスと交尾をすると死んじゃうらしい。このあいだ読んだ本に書いてあった。自分の役目は子孫を残すこと、そうプログラミングされているらしい。そのような昆虫や動物は他にもたくさんいるみたい。

 

そもそもなぜオスは存在するのか、そんな事も書いてあった。だって子孫を残すことが僕ら生き物の役目であれば、子供を生むことのできないオスに何の意味があるのかと。子孫の多様性を図りたいのであれば、メス同士で交配するのが一番効率的だと。

 

なるほど、確かにそうだよな。でも結局そうなっていないのにも訳があるらしい。子供を生むためにはその器官を大きく発達させる必要がある。その器官、つまり卵子ね、これと交配するためには他の遺伝子と出会う必要があり、そのためには卵子めがけて一生懸命やってくる遺伝子が必要なのだと。それが俊敏に自由自在に動きまわる精子というわけなんですね。

 

まったく世の中うまくできている。こんな僕らをったい誰が作ったのか、そして誰がプログラミングしているのか教えてほしいもんです。あまりにもうまく出来すぎている。でもこれが自然なんでしょうね、尊い尊い自然の中で暮らしてきた我々が育んできた力なのでしょう、僕らは本当にスゴイ生き物です。

 

こんな僕ら、自然の摂理でオス・メスが存在しているわけだけど、いまの世の中はそのような性差を極力意識しないというか、させないというか、それによって何かを妨げられないようにする意識が強い。ダイバーシティとかLGBTとか、古い言葉でいえば男女平等とか。

 

もちろんそれらを否定するつもりはサラサラないし、みんな好きに生きればいいし、好きに生きれるように世の中の仕組みやあり方も変えていけばいいのだと思う。

 

ただひとつ、なんか大切なことを忘れてやしませんか、というふうにも思う。それは自然が作ったもの、自然から作られたもの、僕らはオスとメスからできているという厳然たる事実。この事実をもっと敬う必要があるんじゃないかと思う。

 

だってこの自然の摂理があるからこそ、僕らは生きてるわけだし、間違いなく僕らの目的は子孫を残すことだ。その摂理を敬うことなく、勝手に生きたいように生きるというのはちょっと違うと思う。自分が生きたいように生きるのであれば、まずは自然の摂理を敬う、尊ぶ必要があると思う。

 

男女平等、性による機会の不均衡はけしからんっていうけど、そもそも別なんだからしょうがないってことも理解すべきだと思う。そうしないとオリンピックでも各種のスポーツでも男女で種目が別れている事自体がおかしいってことになっちゃう、別々にグルーピングしてその中で競い合うなんて不平等だと。

 

もちろんそんなことはないんだけどね、だから何が言いたいのかというと、女性の社会進出、ダイバーシティの推進、LGBT、大いに結構、そういう世の中だと思うんだけど、敬うこと尊ぶことは忘れちゃいけない、そう思うんです。我々の生きている目的、そのためのオスとメスという存在、自然の摂理についてをです。

 

カマキリって交尾が終わるとオスは死んじゃうらしいけど、スゴイのはその後。メスはね、オスを食べちゃうんだって。子供を生むための栄養にするらしい、そこまで徹底して子孫を残すことにこだわるってスゴイもんだ。

 

自分の子供を宿した愛するメスに食べられる時のオスの気持ちってどんなだろうなー。僕は思う、きっと幸せなんじゃないかな。俺はやりきったぜ、そんな感じかもしれない。いや、そうあってほしい。

 

そう思うと自分はそこまで命を燃やして生き抜くことができているのかと思っちゃう。自分の役目、目的は果たしているのか、そして自分ができることに取り組んでいるのかって。ダイバーシティも大事だけど、まずは自分がどう生きるかだよね、それが大事。

 

それがあってこそのダイバーシティ、寛容な社会の実現だと思う。まずはカマキリに負けないような自分にならなきゃね、さあ、頑張ろっと。

 

f:id:Blue-J:20191012175354j:plain

 

 「目的」

 

 秋になると

 どこからともなくあらわれる

 トンボ

 

 たくさんたくさん飛んでいて

 夏の終わりを感じる時

 空が夕焼け色に染まる時

 

 あのトンボは

 どこにいってしまった

 寒い冬は何してる

 

 知ってる

 みんな知ってる

 彼らは土の中

 

 彼らだけでない

 カブトムシやクワガタムシ

 みんみんうるさいセミも一緒

 

 僕らが知っている彼らは彼らのほんの一部

 ほんの一瞬

 どちらがホントの彼らなのか

 

 彼らは何のために生きているのか

 大きなお世話

 僕らは何のために生きているのか

 

 赤ん坊の頃から姿を変えず

 子供になり大人になり老いゆくだけ

 僕らは何のために生きているのか

 

 彼らは何のために生きているのか

 なぜ最後の瞬間だけ空を飛ぶのか

 そう思うとわかってくる

 

 僕らも彼らも一緒

 僕らの目的も彼らの目的も一緒

 僕らの役目はまだ終わっていない