メジャーリーグが日本で開幕しました。
やっぱりイチロー選手はかっこいいよなー、こんな凄い選手の全盛期を見られたのは幸運なことだと思います。
残念ながら選手としての終焉は近づいているのは間違いないと思いますが、野球が好きなんだったらどんなリーグでも自分が満足いくまで続けてほしいな、と勝手ながら思います。前例や一般論にとらわれる必要なんてサラサラ無いんですから、いつまでも好きなことに打ち込む、かっこいいイチロー選手でいてほしいな、単純にそんなことを思います。
それにしてもイチロー選手もそうですが、サッカーのカズ選手も、どうしてこうまでプレイヤーにこだわるのでしょう。いままでの文脈だったらとっくに引退してどこかのチームの監督をしていてもおかしくないと思います。
やはり彼らはプレイヤーとしても超一流なのだと思いますが、いままでの文脈に従わないというか、そもそもそのような発想がないところが、本質的に凄いところなのだと思います。
野球が好きだから、サッカーが好きだから、そりゃ若い頃に比べたら体力は衰えているだろうけれど、やりたいんだから僕の勝手でしょう、見たくなければ見なければいい、採用してくれるチームがあるんだから僕は思う存分楽しみますよ、僕は自分のためにプレーしているのであって、他の誰かのためにプレーしているわけではない、そんな感じじゃないかしら。
でもそれだからこそ、みんなをここまで惹きつけるのでしょうね、本人は自覚していないんでしょうけど、まったくすごい人達です。
これまでの発想だと、一流のプレイヤーだからこそ引き際を大事にする、プライドを守りたいと思う、そういうところなんでしょうが、そもそもそんなプライド自体が不要なものだという考えなんでしょうね、というかそういう考えがないのだと思います。
僕ら一般のサラリーマンでもちっぽけなプライドに固執したりするところがあるっていうのにね、恥ずかしい限りです。
彼らは年齢的にはもちろん若くはありませんが、こういう人たちがこれからの時代を作っていくんだと思います。楽しむ、全力で楽しむ、だから全力で頑張る、そういうことなのでしょうね。僕もそんな彼らに少しでも近づけるよう、いろんなことを楽しんでいきたい、そして頑張っていきたい、ホントそう思います。
メジャーリーグはテレビで観戦したことしか無いのですが、いつ見てもスタンドに来ている観客たち、楽しそう、そんなふうに思います。おっきなビールやらホットドッグやら食べながら、思い思いに贔屓のチームを応援して楽しむその姿は見ている方も楽しくなる。プレーする方も楽しむ、プレーを見る方も楽しむ、単純で素敵な光景です。
7回が終わるとどこの球場でもみんなでTake Me Out to the Ball Gameを歌いだすんだけど、こういうのもいいよね。幼い感じもするけど、いいの、ここはみんながみんな、子供みたいに無邪気になって楽しむ場所なんだからって割り切っている気がする。
そういえば、僕の好きなJリーグの横浜F・マリノスは試合が始まる前、スタジアムにレ・ミゼラブルの「民衆の歌」が流れます。なぜこの歌なのかはよくわかりませんが、純粋にこれから始まるんだな、楽しみだなとワクワク感が膨らみます。
先日、沖縄旅行の際に見に行ったFC琉球も試合前にみんなで「琉球愛歌」を歌っていました。やっぱりみんなで盛り上がって、この場所で大好きなスポーツを見られる幸せを感じられる、無邪気に楽しんじゃう、このような取り組みは良いんじゃないかなと思います。
以前、メジャーリーグのレッドソックスの試合を見ていたら、8回くらいにSweet Carolineをみんなで大合唱していた。これほんといい感じ、なんか牧歌的で、みんな幸せそう、youtubeなんかにアップされているからぜひご覧ください。この曲はニール・ダイアモンドさんが駐日大使もされたキャロライン・ケネディさんの幼い頃の姿を見て歌った曲らしいです。
やはり、おらがチームごとにいろんな流儀や歴史があるのでしょう、こういうのもスタンドで観戦する楽しみですよね、国内国外問わずスポーツを楽しむ人達、そこに自分たちも参加したい気持ちが、このような歌を歌わせるのでしょう。
さて、メジャーリーグも開幕しましたし、日本のプロ野球ももうすぐ、そしてJリーグは早くも盛り上がってるし、楽しみな春が到来しました。
イチロー選手もいつまで現役を続けるのか、カズ選手もそうです、でもそんなの本人の勝手ですよね、僕らがとやかくいうことではありません。でもそのかっこいい姿、いつまでも見ていたいなと勝手ながら思ってしまいます。
でもいいの、イチロー選手たちも勝手に頑張り楽しむ、僕らもその姿を見て勝手に楽しむ、それでいいんですよね。
僕も楽しく、そして一生懸命に頑張る選手たちに負けないよう、何事も一生懸命に楽しく頑張りたいと改めて思い感じた、そんな春うららでした。
「a part of your life」
a part of your life
昔聞いたこんな曲
あなたのために生きていきたい
あなたの人生を一緒にいきたい
そんな事言われたら
僕なら困っちゃう
僕の人生は僕のものだから
君のものではない
それに僕の人生は
そんな大したものじゃなない
だから僕のことに構わないで
僕の好きにさせておくれ
君を巻き込みたくない
だって僕の人生はそんな素敵じゃないから
きっとこう言うだろう
でも
僕もこう思っていたらどうだろう
君の人生を一緒にいきたい
そういうことなんだろう
それが結婚するということなんだろう
素敵だね
僕はそう思ってしまうのだけれど
きっとこれが普通のことなのだろう
あたり前のことなのだろう
a part of your life
今日一日口づさんで過ごしてみよう