ヒゲと化粧に思う
最近テレワークが多いので、毎朝ヒゲを剃ることが少なくなった。
3日に一回、下手すりゃ1週間に一回くらい。以前はテレワークでも毎日身だしなみ整えなきゃねと、ヒゲを剃っていましたが、横着というか、気にならなくなったというか、慣れって怖いもんです。
僕はヒゲ濃い方なので、毎日剃るのメンドクサイなーって思ってたけど、女の人のお化粧に比べたら楽なもんだよね。うちの家人だって毎朝、どんだけ時間かけてんだって感じです。
それにしてもお化粧っていつから始まったのかしらん。
一昔前はお化粧と言えば、最低限の礼儀、もしくは晴れの日の気合、そのどっちかだったんではないかと思います。
それが今や、お化粧自体がドンドン進化して、無くてはならないもの、お化粧なくしては自分が自分にならない、そんな存在になっているのではないかしらん。
そりゃー、きれいな自分でいられるのは気持ちいことだと思うけど、お化粧なしでは自分が自分にならない状態にまでなってしまっては、本末転倒のような気がしちゃうんだよね。
よくテレビなんかでもお化粧で別人に変身っしちゃう、ビフォーアフターみたいのやってるけど、ここまでくると、どちらが本当の自分の顔なのか自分でもわからなくなっちゃうんじゃないのかな。
お化粧でバッチリ決めるのもいいんだけど、あくまでスッピンを活かせるお化粧であってほしいなー。女性のココロがまったくわからないオッサンの戯言です。
ビリージョエルの「素顔のままで」あるでしょ、「Just The Way You Are」ね、今のままの君でいてくださいってやつ。
これって、顔やスタイルのことを言ってるんじゃないんだよね。その時々に感じた気持ち、愛情や感謝の気持ち、それをお互い忘れちゃダメだよ、ってことを言ってるんだと思うんです。
そのためには、やっぱり自分が自分である必要があるし、その自分を相手に知ってもらう必要があると思うんです。
だからね、姿もココロも飾りすぎちゃいけないってこと。たま着飾ってよそ行きになるのはいいけど、普段着の自分を大切にしなきゃね。
そんなこと言う前にその無精ひげを何とかしろって?そうだね、すみませんー。オッサンの戯言でございましたー。