「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

お多幸なクルマ選び ~ハイテクは情感を超えるか~

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クルマのガラスに貼る遮光フィルム、あれ嫌い。遮光というよりも中を覗かれないように張る人も多いかもしれない。なんであんなことするんだろう。

 

だって、外の景色、本当の色が見えない、そんなの嫌だしモッタイナイ。せっかくクルマで見知らぬ場所に出かけるのだから、その場所の景色をそのままの色でみてみたい、そう思う。だから同じ理由でサングラスも嫌い。

 

最近のクルマ、いつの間にやら速度計なんかのインパネが液晶パネルになってる。ベンツのEクラスなんかもそうだ、一枚の横長の液晶パネルがハンドルの前にある、ナビと一緒に速度計やらタコメーターやらが浮かび上がる。

 

なんかねー、違和感ありまくり、それに情感に乏しいのよね。でも気がつくと他のクルマもそうなっている。デジタル化ってやつです。なんかデジタルを簡単に考えすぎてない?

 

クルマに最新のテクノロジーを取り入れる、それ自体は大賛成、でもね、やっぱりカッコよく、センス良く、こだわりを持って取り入れてほしい。なんかね、ワクワクするような武器を僕らに与えてほしい。

 

やっぱりクルマは所有物、そして最高の趣向品であり続けてほしい。そうじゃないとせっかくのテクノロジーが自動運転みたいなことにばっか使われて、いつの間にかクルマがクルマじゃなくなっちゃう。

 

遮光フィルムだって今の時代、もっとうまくできないのかしら。日差しがきつくて、光を閉ざしたいなって時だけ、ガラスの色が変わる、テクノロジーを使えばできるんじゃないだろうか。カッコよくさりげなく、お肌に優しい、女性にも優しい、そんな男らしさを演出してほしい。

 

昔からよく言われる、ワイパーのイノベーション、それが実現できたらノーベル賞ものだって。いい加減、そろそろ実現されるんじゃないだろうか。カッコよく、さりげなく、所有欲をくすぐるような装置が現れてほしいな。そろそろ傘だってイノベーションされてもいいころだ。

 

雨に濡れた光り輝くクルマの肢体、傘をとじてクルマに乗り込む、どのように変わるか見ものだね。サイコーにカッコいい映画のワンシーンになるようなイノベーションが実現するといいな。便利なだけの世の中なんて寂しいもんね。