「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

大腸がんでガ~ン 〜その⑥「入院準備」〜

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自分を変えなきゃ、変わらなきゃ、そんな機会にするんだ、今回の入院をそんなふうに思っていました。手術までの二週間、入院のための準備を進めます、とてもお気楽にね。

 

まずリストアップしたのは以下。

・本

・ノート、ボールペン

・くつ

タブレット(映画、Kindledazn

・モバイルバッテリ(コンセント)、ケーブル、wifiプリペイドsim)

・イヤホン、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、ひげ剃り、爪切り、タオル、下着

 

何はともあれまずは本、本屋さんを何件かまわり、最終的に以下の本を選びました。

旅をする木星野道夫

「人生について」小林秀雄

イチローの功と罪」野村克也

「敗者の生命史」稲垣栄洋

「人生は攻略できる」橘玲

「マンガでわかる地政学

入院中は暇とはいえ、気楽に読めるものが良いなと思ったのと、この機会に何らかの知見を広げたいと思いチョイスしました。この中で一番感銘を受けたのは、以前ブログでも書いた星野道夫さんの「旅をする木」です、いつかこんな文章をかけるようになりたいな、そんな風に思いますし、星野さんの自然を見る目、感じる力に感動しました。

 

それからタブレット、これはiPadではなく7インチのNEC製のタブレットを持っていくことにしました。僕はサッカー、横浜F・マリノスが好きなのでdaznで試合を見ることが目的です。そのためにはwifi環境も必要です。むかし使っていたソフトバンクのモバイルwifi(501HW)、契約が切れてハードだけ転がっていたのですが、simフリーの手続きをしていたので、プリペイドsimを購入して使うことにしました。

 

プリペイドsimは、ソフトバンクの回線が使えて10GB、180日間2,980 円という怪しげな製品をアマゾンから購入、ちゃんと使えるか不安でしたが、結論から言うと素晴らしい。ふだんiPhoneでは格安simのマイネオを利用しているのだけど、それと比べてぜんぜんスピードが早くて快適です。それに180日間というと約半年、今後、iPadなんかもsimモデルを買って、このプリペイドsimをさしておくと、ちょっとしたときに外で気軽に使えてとても便利そう、よいもの見つけちゃいました。タブレットにはアマゾン・プライムからいくつか映画をダウンロードしておきました。

 

あとはモバイルバッテリですね。これもアマゾンでタイムセールになっていたAnkerのコンセント(usbポート☓2)とバッテリが一緒になったタイプを購入しました。その他、コップや歯磨き入れを100均で買ったり、タオル類を無印良品で買ったり、病院では履くくつ(踵あり指定)をCROCCSで買ったりして、ひと通りの準備が完了です。

 

病気のことは会社にも伝え、有給もたくさん余っているので問題なく休ませてもらうことになりました。やはりみんな、がんというと引きますよね。とても心配してくれました、ありがたいことです。

 

問題は親や兄弟です、やはり何かあった時は肉親、助けを求めたい気持ちもありますが、心配させてしまうのもなーとも思い悩みます。ありがたいことではあるけど、それなりにショックも与えちゃうだろうし、いろいろと考えた結果、言わないでおこうということに決めました。近くに住んでいるのですが、入院自体も2週間位だし、家族と口裏を合わることにしました。

 

そんなこんなで入院準備も楽しく(?)終了、準備万端、いつでもまな板の上に上がれます。入院前の土日には母のお墓参りをし、父とはうなぎを食べに行き、妻の実家にも行ってお墓参りをすませました。一応、何があってもいいように、ひと通りのことはすませておきたいと思ったのです。いよいよ入院、手術です。