「青い日々」

多幸感あふれる、幸せな生活

大腸がんでガ~ン 〜その⑦「入院」〜

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手術2日前に入院となります。まずは看護師さんから、腕に自分の名前やバーコードが付いた輪っかをはめられます、退院するまでずっと外せません、これを外す時はどんな気持ちなのかなー、そんなことを思います。その後、ひと通り、院内の生活についての説明があります。部屋はちょっとだけ贅沢して4人部屋にしました。4人部屋になると窓に向かって螺旋状にベットが配置されるため、すべてのベッドが窓際になります。ちょっとしたことですが、外が見えるというのは精神衛生上とてもよいと思います。10日位の入院ですし、保険もでるので少しくらいのわがままは良いかなと思った次第です。

 

入院初日は特にすることがありません、家族が来てくれたので、みなで談話室でお茶したりしてのんびり過ごします。その日の夕食は、タラの甘酢あんかけ、う~ん、味がとても薄い、明日から暫く絶食、最後の晩餐(大げさ)なのに、寂しい限りです。。。売店で買ってきたヨーグルトを食べて慰めます。

 

しかし、入院部屋では同室の皆さんに挨拶したりするのかなと思っていたのですが、カーテンはずっと閉ざされたまま。いまどきはプライバシー重視なんでしょうね。結局、退院するまで同室の人と話をすることも顔を見ることもほとんどありませんでした。小学生の時に盲腸で入院した際は、まわりの大人達がいろいろ遊んでくれた(僕を笑わせて傷口をいたがることを面白がっていた)ことを思い出し、ま、こんもんか、と気い使いな僕としてはありがたいなと思いました。さあ、明日は朝から下剤だ。

 

入院2日目、今日は朝から下剤です。内視鏡検査をしたときの苦行がまたもややってきました。とはいえ、3週間前にやったばかりなので、もう慣れたもん。ピーピーうんちを出して、終了です。その後、看護師さんが来ておへその掃除をしてくれました。おへそが汚いと失礼かなと思い、事前に自分なりに掃除していたので、バッチリキレイです、とお褒めの言葉をいただきました。そして看護婦さんから驚愕の言葉、「明日はおへそ切りますから、キレイにしておかないとね」。ン?おへそキル?、「おへそ切るんですか?」、そうですよ、聞いてませんか、とさも当たり前という感じのご回答。おへそって切っても大丈夫なんだ、ちょっとビビります。

 

そのあと、これからしばらく点滴生活となるので、そのための針をさしてくれます。1,2,3,エイッ、その瞬間「あれ?」思わず声がでました。けっこう痛かったのです。それを見た看護師さん、「痛かったですよね」、実はこの針、輸血なんかもできるように通常より3倍くらい太い針なんだそうです。看護師さんも事前に言うか言わないか迷ったそうなのですが、言わないでくれたそうです。僕は怖がりやさんで緊張さんなので、ありがたいと思いました。

 

その後、シャワーを浴びて先生の説明、直接の担当は教授先生ではなく若い女性の先生です。クールビューティなその先生は淡々と説明され、淡々と同意書にサインを求めます。エコー検査で腎臓に水?が少し溜まってるかもしれないということでMRIを受けることになりました。結果は特に問題なく、明日、予定通り手術となりました。

 

夕食の時間ですが、当然、僕だけは何もありません。カーテンの向こうからは夕食を食べる音が盛大に聞こえてきます。みな、デリカシーが無いよなー、とくに隣のベッドの人はムチャクチャ箸の音を立てたり、すすったりするので、ちょっとムッときました。けどしょうがないもんね、そのあと麻酔医が来て説明受け、またまた同意書。教授先生も来てくれました、明日頑張りましょうね、そう声をかけてくれます。何気ないことですが、こういうの嬉しいし、安心します。

 

おへそ切るのかー、そんなこと思いながら、明日に向けてぐっすり就寝です。お腹へったなー。