「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

大腸がんでガ~ン 〜その①「人間ドック」〜

 

 

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最近、毎日ブログを更新してる。なんでかっていうと暇だから、理由あって一ヶ月近く会社を休んでる。

 

人間ドックで大腸がんが見つかったの。入院・手術なんて、小学生の時の盲腸以来、いままで病気という病気にかかったことがなかった、インフルエンザだって経験無し、ワクチンすら打ったことがない。うちは4人家族なんだけど、僕以外の三人は毎年ワクチンを接種している、なのにその三人がインフルにかかり、僕だけかからなかった年もあった。我ながら健康だよなーなんて勝手に思っていたけど、病気は突然やってくる。色んなことが初体験、思うこと、気づくこと、感じること、たくさんあった。

 

毎年、横浜のランドマークタワーにあるクリニックで人間ドックを受けている。会社の健康診断もあるんだけど、うちはがん家系だし、一年に一回くらいはちゃんとしたところで検診を受けた方がいいかなと思い、バリウムやらエコーやらひと通りの日帰りドックを受診してきた。

 

今回もいつものように検査を終え、最後に医師の問診。検査結果の画像をモニターに写しながら、胃もキレイ、エコーも問題なし、ちょっと肝臓に脂肪がついているとか、ビールが大好きなので尿酸値が高めとか、その程度の内容でまったく問題なしとの説明、ただ最後になって「あれ、便に血が混じってますね。痔ありますか?」とのこと。たまーにお尻が痛くなって、トイレットペーパーに血が着くことがあったので、ああそれかなーと思い、そうだと思いますと曖昧に答えた。いずれにしても紹介状書きますから、一応、消化器系のお医者さんに見てもらってくださいねということでした。

 

クリニックを出て、朝から何も食べていないので、近くのお蕎麦屋さんへ。もう2時近いので空いてます、せいろと生ビールを頼み、至福の平日、昼飲みです。横ではビジネスマンが遅い昼食を取ってます、うーん優越感、バカですね。まだお腹の中にはバリウムちゃんがいるというのに、お気楽なもんです。

 

痔の治療か、やだなー何されるんだろ、お尻をどんなカッコでお医者さんに見せるんだろ、なんてこと考えたりしてましたが、ちょっと不思議に思うことがあった。採便の時、結構太いうんちが出たんだよね、だから便を取る棒もけっこう便の中にグリグリと差しこむことができた、便の中の方をほじくった感じ、だから痔だったら、便のまわりに血がついてるはずなのにおかしいよなーなんて思ってた。でも体調もぜんぜん悪くなかったし、こうやってビールも美味しいし、やっぱり痔だよなーと思いながら、その日は、ほろ酔い気分で家に帰った。

 

数日後、クリニックの紹介状を持って、家から歩いていける、とある大学病院へ。以前、読売新聞の病院の実力みたいな記事で、この病院が消化器系に強いことをなぜだか覚えていたからなんだけど、やっぱり心の中では、なにかあるかもしれないなという思いがあったんだよね。

 

予約無しでいったので、散々待たされましたが、若いお医者さんに診察を受け、今までしたことがないのなら一度、大腸内視鏡検査をしましょうということで、その日は予約を入れて帰宅。検査は一日仕事になると思うのでそのつもりで来てくださいみたいなことを言われたのでした。うーん、怖い。。。

 

お尻から内視鏡を入れるのかー、胃カメラはやったことがありますが、下から入れたことはありません。想像しただけで恐ろしいなーと思いながらも、いつものように家に帰りビールを飲み、幸せだなーとまだ明かりの残る空を見ながらつぶやく私。その時は、痔の治療と同じように内視鏡やだなー、怖いなーということしか考えていなかった。

 

それにしてもビールって美味しいよね、僕はビールを飲むために生まれてきたんじゃないかとホンキで思ってます。だからビールを飲んでいるときは至福の時間、毎日欠かさず飲んできました、酒が強いわけでもないんだけどね。でも、それがガン、特に大腸がんには良くないらしいのです、ガーン。