「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

お多幸なクルマ選び 〜Alpine A110 日常の中の非日常〜

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こういうのを物欲をそそるデザインというのだろう。

 

アルミ素材を採用した軽量ボディとか、極めて高いコーナリング性能とか言われてるけど、そんなことよりこのデザイン、なんてたってこのデザインなんだと思う。

 

やっぱりデザインあってこそのFun to drive(他社のコピーですみません、でもこれって最高のコピーだと思っています)、見ても乗っても走っても、その全てでこれを感じることが大事なの。

 

このAlpine A110、まずは色がいい、フレンチブルーっていうのかな素敵な青、ブルーです、これだけでセンスサイコー。そしてかつてのWRCチャンピオンカーをモチーフにしたデザイン、フロントフォグなんかも素敵なのだけど、このフロント先端に添えられたA/L/P/I/N/Eの銀ロゴ。かっちょいーよね。もうおしゃれすぎるでしょ。

 

ちなみにAlpineってタイプしていて思ったのだけど、音響メーカーのアルパイン、これとなんか関係あるのかしらと思って社名の由来を調べると「親会社のアルプス電気、また世界的に有名なアルプス山脈から、いつかはそのような圧倒的な存在感のある企業になるように、つまり「アルプスのような」という形容詞に由来している。」とのこと、全然関係なかったのですね、アタリマエか!

 

話はAlpine A110に戻りますけど、圧巻なのはリアビュー、この美しさ、造形感、素晴らしいよね。純粋に「欲しい!」って思います。

 

単にかっこいいんじゃないんだよね、ランボルギーニやマセラッティーなどカッチョイイ後ろ姿のクルマは数あれど、そのどれもがドでかいスーパーカー、デザイン的な制約が少ない中でのかっこよさ、けれども、このAlpine A110は違うんです、フツーのフツーの乗用車的なサイズ感の中で実現したこの圧倒的な造形美なのです。これが現実のものと僕らに認識させ、そして素直に欲しい!そしてその辺を走らせたいと思わせる次第なのです。まさに日常の中の非日常(意味不明)、だから欲しくなるのですよね。僕らが車に求めるものはまさにソレ、そしてソレによる多幸感なんだものね。

 

やっぱりフランス人ってただもんじゃない、こういうデザインの車作れるんだものね、Nissanが今はおラッチのほうが大会社だと言っているのかもしれませんが歯の立つ相手ではないと思います。

 

このAlpine A110ですがお値段は790万円、うーん中々なもんですが、外見だけでも1千万円級のデザインを有した車だと思います、ホント。こんな車で緑の中を走らせて、山中湖あたりをドライブできたらサイコーなんだろうな。あそこには忍野の水で作ってる豆腐屋さんがあってね、それを買うためだけにドライブする、そんな日常にふさわしい車だと思います。

 

ちなみに内装はいたって普通です。もっとアバンギャルドに振ってほしかったですけどね。ちょっと走り屋的な雰囲気が見て取れる、僕にはこういうエッセンスは不要なんだなー、あくまで僕の好みだから仕方がない。軽量ありきのこのクルマなんだろうけど、白皮なんかの洒落な内装バージョンも用意してほしかった。

 

こういう車はまだまだ見かけることが少ない、今こそ乗るのをおすすめします!そしてできれば走り屋さんには乗ってほしくないな。上質のポロシャツに短パンでも履いたフツーのおじさんにフツーに乗って欲しいと思います。ソレがかっこいんだよ。そんな車がAlpine A110、欲しいなー!

 

そうそう、これに最低限の荷物を乗せて「ぼっちキャンプ」なんてのもソソるね、いいよねー。ヒロシさんに教えてあげようかな!