「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

お多幸なクルマ選び 〜ゲレンデヴァーゲン その先にある光景〜

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メルセデス・ベンツのGクラス、言わずとしれたゲレンデヴァーゲン。しかもなんでこんなに乗ってる人が多いのかね。街で見かけない日がないくらい。芸能人御用達みたいな感じもする。でもかっこいいよね、濃紺のゲレンデ、都会的でなにか優雅さというか充実した生活感を感じさせる、そんな車だと思います。

 

この車は車自体の出来もさることながら、なんかゲレンデを所有する生活を買うことに意義があるんだろうな。でもわかるし、全く否定しません。そういうワクワク感はとても大事なことだと思います。それでこそ多幸感の実現につながるのです。

 

ベンツもわかってるんでしょうね、外観は変えないまま、内装はその時々の最新ベンツのインパネや内装にあわせてマイナーチェンジしてきた。ソレによって古さを払拭というか、わかりやすい外観に最新の快適性を組み込むことで購買意欲を継続して高めてきた。恐るべきメルセデス・ベンツ。こういうのって大正解だと思う。

 

そしていよいよやりましたメルセデス・ベンツ、フルモデルチェンジです。さすがおわかりになっている、外観はほとんど変えずに変えている、わかりやすい最新型へのアップデイト。流石にこの古いボディを生産し続けるのも効率が悪いのでしょう、もちろんそんなことを一切言わず、みんなが満足する形で最新型へのアップグレードです、たぶん利益率も相当上がってるんだろうな。

 

かたち的にはちょっと丸みが出ていて、旧型の塊感、質感みたいなものが若干スポイルされた感もあるのだけど許容範囲でしょう。なによりゲレンデはゲレンデを所有する生活を買うのですから、この新しいゲレンデに真っ先に乗ることに意味があるのです。

 

車って不思議なもんだよね、いい車に乗りたい、高級車に乗りたいって思うけど、それは単に乗れればいいんじゃなくて、そういう車を買えるだけの財力が欲しい、そういう生活が送りたいってことなんだものね、だから本当は高い車に乗っているだけでは意味がなくて、高い車に乗ることができる生活が送れるようにならないといけない。

 

そんなことわかってるんだけどね、だからこそソレを期待して車を買うわけだし、選ぶわけです、だから車を買うっていうのはその時々の自分のポジションと言うか財力を指し示すものでもある、だから満足感も得られる。ちょっと無理することでも得られるってわけです。

 

でもこんな考えは今どきおかしいのかな、最近の若い人たちってホント車に興味が無いというか、関心のない人が多い。車買う金があるんだったら、美味しいもの食べたり、旅行に行ったり、生活をエンジョイさせたいってことなんだろうな。ある意味ソッチのほうが本質なのかもしれない、とも思うけど、やっぱり何を求めるか、何をしたいかは人それぞれなんだから、ソレが多様化してきたってことは社会が豊かになったってことだし、これまでの既成概念にとらわれないってことなんだから社会全体が成熟した証なんだと思う。

 

いいのいいの、高級な洋服、おいしい食事、海外への旅行、求めるのは人それぞれなんだから、だけどそのすべてを包含しながらゲレンデに乗るってイメージが有る。だからゲレンデは夢を与えてくれる、ゲレンデを買う先には何かがあるってことだと思いたい。古い価値観かもしれないけど、そう思わせるだけの存在だし、それでこそのゲレンデの存在価値だと思うから。

 

さてさてこのゲレンデのお値段ですが、1,170万円よりです。いいね、いつか買いたいな、待っててね。この車で別荘に生きたいなー、蓼科とか涼しいところが似合うかな。

 

で、いつ買えるかわからないので思い切って買ってみた。赤いゲレンデ、しかも馬付き。こんなことでもちょっとうれしくなっちゃう僕でした。

 

我ながらバカですよねー。