お正月とステーキ丼に思う、伝統とこれから
このあいだ、何年ぶりかにファミレス「ロイヤルホスト」に入りました。
お昼だったのですが、既に時刻は14時を過ぎてました、お客も少ないだろうから密でもないだろう、そう思ってチリリーンとなるお店のドアを開けた次第です。
予想通り、店内はポツンぽつんとお客がいる程度。運ばれてきたメニューを見ると、まー何とたくさんの品があるのでしょう、しかも結構高額、ロイヤルホストってこんな感じなんだと再認識です。
お腹も結構ペコリータでございましたので、奮発して「ステーキ丼」を注文しました。1600円くらいかな、アンガスビーフというやつだそうです。
これがねー、全然期待してなかったんですけど、チョー美味しかったんですよん。
お肉も柔らかくて美味しいし、かかってるタレも焼き鳥のタレ(?)みたいでとてもあうし、一緒に乗っかってるキノコやらカボチャなんかもとってもオイシく、大満足な一品なのでありんした。
ファミレスのステーキなんてと思っていましたが、目からウロコでございます(大げさ)。
でも、もしかしたら、丼だから美味しいのかしらん、そんなことも思ったりします。かつ丼や天丼、卵丼に海鮮丼、よく考えると我々日本人は、何でも丼にしてしまうんですよね。
なんでなんだろ?
個人的にはかつ丼よりカツ煮、牛丼より牛皿、海鮮丼より海鮮定食と、白いご飯を別で食べる方が好きです、ご飯にお汁が浸っちゃうのがキライなんですよねー。
でもよく考えると、天ぷらは天丼の方が好きだな、うな重とうな丼って何が違うんだろ、みたいなことも思います。
まー、美味しけりゃいいってことなんでしょう(雑)。
それでも、ステーキみたいな欧米の食べ物を丼にしちゃうってのはやっぱり面白いよね。味付けもテイストも全く和食になっうんだから面白いもんです。ナイフにフォークそんなお作法も全く関係ありません。
大げさかもしれないけど、こうやって、色んな地域の文化や伝統が重なり合って、新しいものが生まれてくるんだろうね。だから伝統伝統とばっかり言ってないで、新しい取り組みを色んな領域で進めていくことが大事なんだろうな、そんなことを思う次第です。
お相撲さんだって今や外国人ばっかだし、箱根駅伝だって高校サッカーだってそうだしね。もっともっと柔軟に物事を考えていくことが大事なんでしょう。
お正月の後だから、より考えるのかもしれません。何ごともチャレンジ、そして新しい社会を作ってまいりましょー。