「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

街の喧騒に気づく


最近会社はほぼ週5で通っている。
ご多分漏れず、うちの会社でも4割出社を推奨なんてことを言い始めた。経営側の人間は基本リモート勤務なんて信用していない。

毎日会社を往復していると、あのコロナの頃が少し懐かしくなる。不謹慎だが、あの特別感、スペシャルな日常にワクワクしていた。

外に出なくていい、会社に行かなくていい、家に居なくちゃいけない、もともと家の中が大好きでひとり時間を愛する僕にはうってつけだった。雨の休日に似ている、どこに出掛ける必要もない、安全地帯の家の中から降りしきる雨を見続けるのが大好きだ。そうやって僕は幸せを感じていた。

今となっては昔話、何の変哲もなくなった毎日、会社との往復。ほとんどの人がワイヤレスイヤホンを耳にはめている。そんなに音楽が好きなのか。何となく習慣になっている人も多いのではないだろうか。

僕は外でイヤホンをするのは、音楽を聴きたい時だけ。それ以外は、極力、街の音を聞いていたい。そうしないと不安だし、外の出来事に何も感じなくなる自分がこわい。

だからゆっくり音楽を聴くことができるのは家の中だけ(クルマの中でも聞くけど、ゆっくり音楽を聴くのとはまた違う楽しさがある)。家の中なら安全だ、無防備に音楽に没頭できる。家人がいなければリズムに合わせて首を振ったり、踊ったりして自由気ままに過ごせる。

そういう意味では、街中でも無防備で音楽を楽しめるのは世の中が平和ということなのだろう。戦場で音楽なんか聴いていたら一発でやられてしまうもの。

そんな平和な世の中を音楽で満喫するのもいい。でも僕はできるだけ街中の音に気づいていたい。

クルマのエンジン、自転車のブレーキ音、人の足音、動物の鳴き声、木々のざわめき、橋を渡る電車の音、人の会話、子供の泣き声。。。


そうしないと何にも気づけない自分になってしまいそう。ホントにそう思っている。