「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

騙されちゃいけない

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自己啓発本、たくさんあるけど、どれだけ世の中の役に立っているのだろう。

 

とか言いながら、自分も何冊か読んだことがある。
ふーん、なるほどなーとか思ったり、自分が思っていたことが書かれてあると妙に納得感を得られたりする。
そんな人も多いのではないだろうか、本屋さんに行くとこのような本が一定のスペースを埋めている。

 

仕事に関するものが多いけど、他にも生き方や、人付き合い、お金持ちになるための方法など様々な本が並んでいる。

 

でもこういう本って、読み進めていくと大概が作者さんの自慢話に終着しちゃう。
話の途中から、自分はこうやって成功したとか、武勇伝とかになっちゃうパターンがほとんど、あげくの果てに自分のセミナーかなんかに誘ったりしちゃって。

 

まったく、商魂たくましいよなー。
たぶん、この手の人は純粋にビジネスとしてこういう本を出しているのだと思います。
だから、読者のための内容というよりも、自分が成功するための手段、なのでいつの間にか成功ものである自分の話になってしまう。

 

そんな本には、これからはこんなビジネスがお勧めとか、こんな株が成長株だなんて書いてあったりするけど、作者さんは自分のビジネスのために本を出しているわけだから、本当に儲かる話なんて公開するはずがない。

 

たぶん100万儲けようと考えているうちの10万儲けられる内容だけ公開して本を売り、残りの90万を設けるビジネスは自分が実行するのだと思う。
まあ、正しいと言えば正しい。だってビジネスなんだもの。

 

でも、それをわかった上で、自分が悩んでいることの参考にしたり、モチベーションを上げるために活用したりする分にはよいのだろう。
何事も自分で判断せよとのこと、人の言うことを鵜呑みにしてはいけないのだよね。

 

世の中には自分の功績を人に誇示したい、教えてあげたいという人たちがとっても多く存在する。
近くにもいますよね、教育熱心な教えたがり屋さん。

 

こういう人たちも二種類いると思います。
自分の功績を人に教えてあげたい、そして感謝されたい、感謝されて自己満足を高めたい。
もう一つは、自分が成し得たことを相手にも伝えてあげたい、要は自分が幸せだから相手も幸せになってほしい。
さてさて、皆さんはどちらの人から教えを請いたいでしょうか。

 

やっぱり後者さんですよね。
そして自分も後者のような人になりたいと思います。

 

前者さんは、自分が優先なんですね、自分が幸せになるために人を巻き込むなって話です。
だからね、ちゃんと見極めなきゃいけないのです。
難しいけど大事なこと。
やはり、自分が何をしたいか、何を知りたいか、何を成し得たいのか、自分の考えをもって取り組まねばいけないということなのだと思います。

 

流されやすく、人をすぐに信じてしまう私自身が特に心配です。だから肝に銘じていきたいと思います。