なんか無性にジンギスカンが食べたい、そんな時がある。
みなさんご存じの北海道名物ジンギスカン、以前は焼肉の羊版くらいのイメージしかなかったけど、羊肉の美味しさ、そして一緒に食べる野菜の美味しさ、そんなことを感じるようになったのも私がオッサンになったからなのでしょう。
なにより羊肉は脂肪が少ないのでヘルシー、これがいいんですよね。なんせ胃もたれしない、最近は高級な霜降り肉より赤身の方が美味しいと感じるオッサンです(もちろん、お財布にも優しい)。
二年間札幌に単身赴任していたことがあり、いろんなジンギスカン食べましたが、わたしのお勧めはこちらです。
その名も「ツキサップじんぎすかんクラブ」。ステキな名前でしょ。ここねー、ジンギスカン自体もサイコーに美味しいのですが、そのロケーションが素晴らしすぎるんですよね。
白樺に囲まれた緑見渡せる屋外のテラス席で、サイコーのジンギスカン、冷たい生ビール、そしてワイン、あーお腹減ってきた。
このお店、ワインセラーもあってですね、とにかくジンギスカンが美味しいだけじゃなくて、美味しいものを食べるってことは料理を味わうだけではなく、そこから見える景色や雰囲気含めて味わうってことなんだなと再認識する次第なのです。
店名のツキサップっていうのはお店のある場所のことで、月寒(つきさむ)のアイヌ語なんですね。実は私、ここに住んでましたので、このお店から帰る時は、いつも千鳥足で白樺並木を歩いて帰っておりました、アイスクリーム食べながら、サイコーでしょ。
札幌ドームの近くにあるので、マリノスと浦和との試合の後に行ったときは、両チームのユニフォームを着たお客さんが結構いました。さっきまで競い合っていた人たちがなんと朗らか光景でしょう。
平和だよねー、世界平和は美味しいものを食べることなんではないかと思います、そして美味しいものを食べるということは、その場所、時間、相手、すべてのことに対して言うんですね。
そんな平和な時間をこれからも送りたいものです。ジンギスカンを思い出しながらそんなことを考えます。お気楽ですみません。