「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

偉いだけの人はいなくなる、コロナで変わる、社会が良くなる

 

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会社で偉くなるってのはどういうことなんだろう、そんな青いことをよく考える。振り返ると、以前にもこんな投稿をしていた。

 

blue-jk.hatenablog.com

 

もちろん仕事の幅を広げ、権限と責任をもって大きなことを成し遂げたい、そう思う人が大半だろう。でも、実はそうじゃない人も、かなりの数で存在する、「威張りたい」「人から崇め奉られたい」だから「偉くなりたい」そんな人たち。

 

実はその代表格が県知事さんなんじゃないだろうか、そんなことを失礼ながら思います。

 

実際、地方行政を司っているのは各地の市町村、県はその広域支援や国との連携といった役目を担っている。だから僕ら住民からも県は遠い存在、県庁舎だって、行ったことないしね。

 

だからなのか、県のトップは名誉職的な意味合いが強いんだよねー、悪く言えばお飾り。ニュースキャスターやら、元タレントさんが多いでしょ。要はそんな行政のプロじゃなくても務まる役職、それが県知事さんだと思います(ホント失礼)。

 

もちろん人によって取り組みは違うけど、でも石原元都知事だって、ほとんど登庁せずに小説書いてたって話だし、その後の都知事はじめ、公私混同やスキャンダルが原因で失脚したりする人が多いのも事実。

 

先日も公用車がトヨタの最高級車センチェリーであることを批判された兵庫県知事が、兵庫は土地が広く頑丈なクルマが必要だ、なんて言ったもんだから大笑いされちゃってた。俺は偉いんだから、偉い人が乗るべきクルマに乗って何が悪いんだ、そう思ってんだろうからそう言えばいいのにね。

 

要は行政のプロだけでなく、政治のプロでない人たちも多い、官僚出身の人たちね。官僚でトップになれなかった人たちの高級な天下り先、もしくは転身先になってる。偉くなるために選んだ道、だから世間ずれした感覚しか持てない。まー、そういう人を選んでるのは僕らの責任なんでしょうがね。

 

それにしても、最近、そんな県知事さんがやたらと脚光を浴びている、コロナ対応。

 

コロナ対応の旗振り所管は県だから。今までだったら、市町村に任せときゃというか、責任転嫁しておけばよかったんだけどそれができない。県が対応しなきゃいけないから、そのトップである県知事がリーダーシップをとらなければならない。

 

なので、普段ろくに行政実務を行っていない県知事が表に引っ張り出されちゃってるわけで、その対応が見事なまでに悲惨な状況になってるのです。

 

みんながみんな、小池さんと同じようにプラカード掲げて記者会見、他の県がするなら自分のとこも緊急事態宣言しなきゃ、そこには根拠も戦略もなし、あるのは責任を回避することだけ、そんな感じにしか見えません。

 

みんな、県知事になって何をしたかったんでしょうね、「偉くなりたかった」、それだけなんじゃないだろうか、そんなこと思います。

 

もちろん、職員からのたたき上げの人や政治家なんかはそうじゃないんだろうけど、結果的にそんな人が大多数なように見えてしまいます。

 

これから、偉くしていられるだけの役職って、ドンドンなくなっていくと思います。逆にそういう役職の人がいる組織は淘汰されるんだと思います。当たり前の話ですけどね。

 

そう考えると今回のコロナ、悪いことばかりじゃないんだよね。隠れていた、隠されていた社会の問題点がドンドン炙り出されてる。

 

これを機に社会を良くしていく大チャンス、というかしていかなきゃいけないんだよね、それを実行するのは僕らなのよね、さー頑張らなきゃー。