お正月、いつものようにお雑煮を食べてて思う、おいしー。。。でも、なんでお餅ってお正月にしか食べないんだろ。
どうやらお餅はお正月に神様へお供えする物であって、その神様にお供えしたものを僕らも頂くことで力を分け与えてもらうということらしいです。
だからお餅の入ったうどんのこと、力うどんっていうんだね。何ごとにも意味があるんだなー、なんか素晴らしいや。
年末は「のし餅」を買ってきて、包丁で切り分けるのが僕の役目になっています。まだ柔らかくて温かい「のし餅」をオットットとか言いながら、大切に持ち運ぶのは、何となく特別感があって大好きです。
でも、これ切り分けるのが大変なんですよねー。包丁に柔らかいお餅がついちゃったりして、なかなかうまく切れないの。いつも結構なひと仕事なのです。
でも今回は、もしかしたら柔らかいうちに切るからこうなるのでは、素朴にそんなこと思い、一晩おいて少し硬くなってから切り分けることに致しました。
するとなんてことでしょー、簡単に切り分けられるではありませんか。。。
そうかそうか、そうだったのか、いつもは温かいうちに切り分けなきゃ、硬くなったら大変だ、そんなことを思い、買ってきてすぐに四苦八苦していたわけですが、時には「待つ」ことも大事、そんなことを今更ながらに学ぶ私です。
ちなみに切り分けたお餅、いつもは4~5個単位でラップにくるんでいたのですが、今年は一個ずつくるんでみました。するとですねー、美味しいんですよ、お雑煮、いつものお餅より柔らかくて。。。なんか発見でした。
急ぐことばかりが良いことではない、時には待つことも大事、そして一つひとつ丁寧に対応すること、なんか普段の僕に必要なことを学んだ年末だったのでございます。
何年かかってんだろね。