「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

バカでいられること、それを幸せというんじゃないだろうか(その2)

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アメリカの大統領選、なんかスーパーボールやワールドシリーズ、有名歌手が出演するチャリティコンサートなんかと変わらぬ雰囲気を感じちゃう。みんなで楽しくバカ騒ぎ。

 

両陣営の候補を応援する人たちの集会をテレビで見るたびに思う。「この人たち何を求めてるんだろ?」って。

 

だって候補者の名前やスローガンの入った帽子やらシャツを着てパーティーみたいなことしてる。お祭り騒ぎ。もちろんお金もらって応援しているわけではなくて、逆にお金払って応援してる、献金っていうやつ。

 

そこまで候補者に入れ込む理由は何なのか。もちろん候補者の公約や政治的信条に賛同してるんでしょうけど、根底に「幻想」を求めているのではなかろうかと思います。自由で愛に満ち溢れたユートピア、そんな未来が来たらいいな、実現してくれるんじゃないかしら、だってここはアメリカなんだものって。

 

大統領といっても一人の人間、それも70代後半のおじいちゃん、とても理性的な判断をしているとは思えません。だけど求めちゃうんだよね、幸せになりたい、幸せにしてくれるっていう「幻想」を。

 

そう考えると、お酒を飲むことと一緒かなのかもしれません。候補者集会もバカ騒ぎのパーティも一緒。つまり根っこはスーパーボールで贔屓のチームを応援したり、コンサートであの歌手の歌声に陶酔することと一緒なんです。

 

要は幸せなんですね。だからその幸せを求める手段は人それぞれ、そういうことなんではないでしょうか。バカでいられること、それが幸せ。。。

 

そんなバカでいられる社会がいつまで続くのか、僕らは「幻想」を求めてるけど、すでに「幻想」の中で生きているのかもしれません。

 

さて、今日もビールでも飲みましょうかね。。。