「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

特別な存在 ~必要なのはリスペクト~

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最近は何かにつけてリモート対応が主流だ。テレビの番組もほとんどそうなってしまった。おなじみの俳優や芸人さんたちが自宅からリモート出演している。垣間見える、有名人たちのお宅や日常、生活感が新鮮で、なんか親近感をもってしまうこともある。

 

でも忘れちゃいけないんだよね、あのテレビに出ている人たちっていうのは一握りの天才、エリートさんなんだってことを。

 

もちろん、出ている側はそんなことは微塵も感じさせない、どちらかというと庶民的な対応を売りにして好感度を上げようとしている。騙されちゃいけないよね。

 

最近は歌手なんかもバラエティに出演するケースが多い、だから同じように親近感を感じてしまう、歌のうまい人は世の中にたくさんいるから、そんな歌手をテレビやコンサートで見ると、自分もああなりたい、なれるんじゃないか、そんなこと思ってしまう。

 

でも、これも大間違いだ。歌手、それもシンガーソングライターってやつは大天才だと思う。この世の奇跡っていうくらいの存在だと思う。歌がうまいだけでもすごいのに、曲まで作り、素敵な歌詞まで表現してしまう。

 

昔で言えば、ベートーベンとトルストイがアイドルになってデビューするようなもんだ。作曲家と文豪が合体して、それを素晴らしい歌声で歌い上げる、ハイレベルなパフォーマンスで表現して、みんなを虜にしてしまう人達なんだ。

 

フツーに考えてこんな人になれるわけがない。だって、そもそも存在が奇跡なんだもん。そう思って僕らは、そのパフォーマンスを純粋に堪能すべきだと思う。

 

そう、純粋にリスペクトするってことだと思う。なんでもそうだけど、最近それが欠けてる。みんな批評してばっかり。そうじゃなくてね、純粋に楽しみましょうよ、天才さんたちの個性を、それができてこそ、客観的に物事を感じることができる。

 

そして、自分はどうするのか、自分は何者なのか、何ができるのかって考えることができる。自分は自分、人にどう思われるかなんて関係ない、だから人をうらやむ必要もないし、人をまねる必要もないんです。

 

純粋にリスペクトすべきはリスペクトし、自分がすべきことを行う、これが大事なんだよなーと心から思います。純粋で単純な自分でありたい、そんなことを改めて感じる今日この頃です。