「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

お多幸なクルマ選び ~オープンカーで走り抜ける僕らの未来~

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会社のトイレの窓から税務署の駐車場が見える。毎日毎日、なんとなーく見てるんだけど、高級車が多いんですよね。外車が多いのはもちろん、あまり見かけない高級車がよく止まってる。個人事業主さんが確定申告やら税務相談やらで訪れるんでしょう。

 

毎日止まってる赤いベンツのEクラスがある。毎日毎日、何しに来てるんだろうね、大きなお世話なんだろうけど、気になる。税務署に毎日くるってなんだろうね、脱税?相談?まさか職員じゃないよね、よくわからないけど、色んな人の暮らしがあるんだろう。そのいろんな人の暮らしの中でも裕福な人たちなんだろうな、クルマから降りてくる人を見てそんなこと思ったりする。

 

こんな毎日も一か月はサヨナラです。今は自宅の部屋にこもり、テレワークな日々を送り始めている。コミュニケーションはzoomかteams。会社にいてもTV会議ってやりにくいよなーっていつも思ってたけど、意外と関係者の自宅とつなぐTV会議のやりとりは新鮮で、結構いけるじゃん、そんなことも思います。ちらりと上司の子供が写ってりしてね、微笑ましいったらありゃしない。

 

もしかしたら今までが無駄過ぎたのかも、会社に毎日つらい思いして通う必要なんてなかったのかも。本当に今回は働き方を変えるチャンスなのかもしれないな、もちろん、業種によって違うんだろうけど、そう思います。これだったら、zoom飲み会も結構いけるかもしれない。本気で思っちゃった、今度やってみよっと。


今週の頭、いつものように用を足しながら税務署の駐車場を見ていたら、なにやらビビンとココロが震えました。輝く青い肢体に濃紺の幌、オープンカーらしき一台のクルマが入ってきたのです。かっちょいいー、単純にそう思いました。なんか自由を感じる、優雅さを感じる、素敵な生活、お多幸な未来を感じる、そのクルマはベンツCクラスのカブリオーレ様でした。

 

うーんなるほどなー、コンパクトなボディにオシャレなたたずまい、普通の乗用車をオープンに仕立て直した日常の非日常化、それでいてスペシャルティなお多幸な未来を感じさせるそのクルマはさすがにベンツ様、そんな気がしてしまいました。ブランドに弱い単純な青い日々です。

 

なんか、純粋に欲しくなっちゃいました。幌を開けなくてもいいかもしれない。子供も大きくなったし、最近は独りで車に乗ることが多いし、もう僕はこういうクルマに乗るべきなんじゃないだろうか、というかこういうクルマに乗ることで、僕の日常を非日常なお多幸な時間に変えるべきなんじゃないだろうか、なーんて思ってしまいました。

 

いくらするんだろうね、調べるのはやめておきました。そしてこのクルマでどこに行こうか考えます。やっぱりだけど、僕の大好きな富士山麓、河口湖や山中湖あたりを走りたいな。美味しいビーフシチュー屋さんがあってね、そこで飲めるビールはサイコーなんだよね。それにあそこらで売っている山梨ワイン、一升瓶のやつね、これがまたうまいんだなー、あ、そうだ、忘れちゃいけない忍野の湧き水で作ったお豆腐屋さん、これがまた絶品なんです。そんなこと思いながら夢想しまくります。

 

なんて僕は単純でおバカなんでしょう。緊急事態宣言が発令されてるっていうのにね。でもこういうお多幸な瞬間を考えることが未来をつくるってことだし、そんな未来を実際に実現していかなければならないんだろうなって思います。

 

なんか無性にドライブに行きたくなってきたぞ、そして、いつかあのブルーで紺幌のオープンカーでそんな瞬間を走り抜けてみたくなってきた。楽しみだー、楽しみだー、楽しみだー、そんな日が来るようにがんばろっと。きっと来るもんね、お多幸な日々が僕らを待っているんだ、そんなことを感じ思う緊急事態な青い日々なのでした。