「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

この日常はいつまで続く ~絶滅って、こんなふうにやって来るのかもしれない~

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出張で熊本に行ってきました。行きの飛行機、満席表示されていたので、ぎゅうぎゅう詰めは嫌だなー、そんなこと思いながら搭乗するとなんとガラガラ。一時間前に見た空席案内でも満席になっていたので、わざと人を載せていない模様。周りの人とも十分な距離を置いて座ることができます。こんな状況ですから、航空会社も大変ですね。

 

熊本は感染者が多く出ていないせいか、飲食街もそれなりに賑やか、飲み屋さんもほぼ満席でした。奥から出てきたお客さんは、「県議です、今後もこの店使うのでよろしく」、みたいなことを店員さんに言っています。まったく、何かあったらどうするんでしょうね、迂闊だなーと思いましたが、これが平和な日常ということなのでしょう。

 

ちょうどその頃、東京では小池都知事の記者会見が行われていました。週末の不要不急の外出は避けましょう。ホテルに帰りテレビのニュースを見ると、買いだめに走る人たちの姿やスーパーで何を買ったのかインタビューする姿が。。。まったくいつものマスコミだよね、それに外出自粛するなら前週の三連休前にすべきだ、今ごろ遅いって論調ばっか。そん時言いなさいってのに困ったものです。三連休前は大阪兵庫の話ばっかりノンキに放送していたくせにね。

 

帰りの飛行機もガラガラ、そういえば空港に向かうバスも4~5人しか乗っていなかったな。こんな状況が続くと観光業者、飲食業など大変なことになるのだろうなと改めて思った次第です。でもね、きっとこんな時にイノベーションが生まれるきっかけになるんだろうな、そう思います。

 

無人タクシーや物流の無人化(宅配も含む)、無人スーパーやキャッシュレス、そしてリモートワークですが、今までの仕事をリモートで実施するのではなくて、ワーク、要は仕事自体を変えてしまうチャンスなのではないかと思います。

 

サラリーマンであれば、起業のチャンスかもしれません。在宅でできる仕事、在宅の人向けにできる仕事、そんな需要が増えるのではないでしょうか。物語を書く作家さんや漫画家さん向けの仕事がこれから増えるかもしれません、企業向けのドキュメントや説明書なんかも人が説明しなくても済むようにマンガや物語性のあるドキュメントが求められるのではないかと思います。

 

なんかアメリカではペットを飼う人が増えているらしい、それもどうかと思いますが、アイボみたいなニーズは増えるのかもしれません。自動車など既存の産業に拘る人たちは、これからの世の中の流れについていけなくなるのではないでしょうか。働き方だけでなく、新しい仕事を作っていく、変えていくチャンスなのではないかと思います。

 

 飛行機の窓から見る風景はいつもながらに美しく、神秘的でした。まーるい地球はなぜ丸い、雲海に覆われた空、その隙間から見える地上はとてもとても広大でどこまでも続く永遠な場所が広がるように見えます。この広大な場所で目に見えないウイルスは広まっているというのはどういうことなんだろうか?本来あり得ないんじゃないだろうか、そんなことを思います。

 

 大きな扇風機やかき混ぜ棒で、この空を思いっきりかき混ぜたらウイルスなんてあっという間に希薄されてしまうんじゃないだろうか、そんなこと感じます。人間なんてほんとチッポケなのにな。そんなこと思うと同時に人間以上にたくさんいる動物や昆虫、植物たちは大丈夫なのだろうか。もしかしたら、恐竜の絶滅とかってこんなことから起きたのかもしれない。そんなことを思いながら、マスクをして家に帰る日常なのでした。

 

 いつか振り返って、あの時は幸せだったなー、そんなこと思う日が来るのだろうか、飛行機の窓から見た風景は永遠なのだろうか、そんなことを思い感じる青い日々なのでした。