「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

騙したいのはダレ ~青くていいじゃん!~

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騙す、騙される、どっちがいい?どっちもよくないよね。騙すほうにもなりたくないし、もちろん騙されるほうにもなりたくない。でもどっちも日常茶飯事に行われていることなんだ。もちろんオレオレ詐欺みたいな法律違反なことではなく、相手を傷つけないように伝えるとか、もっともらしく諭すとか、本人が納得できるように飲み込ませる、みたいな文脈で使用されているんです。

 

例えば、サラリーマンだったら異動っていうのはよくあること。地方への転勤だってありうる、もちろん本人の意向や家族の都合だってあるわけだけど、基本的に会社からしてみるとそんなことはお構いなし。だって雇ってるほうと雇われてるほうの主従関係があるから致し方ない事実だ。

 

こんな時、会社サイドの人間はなんていうか、いい話、抜擢、請われている、将来を見据えて、そんなもっともらしい言葉で相手を懐柔する。もちろん本当のこともあるが、そうでない時でも使われる。ただ単に相手が納得するように、モチベーションを感じて引き続き仕事に取り組んでくれるようにと思っていろんな言葉を使う。

 

だけどねー、本人のことを思って異動させるっていうのは3割くらいじゃないだろうか?そういう人は昇進のレールに乗ってる人だけで、それ以外の人は単に組織の都合で異動してもらってるだけ、実はこれが事実なんだよね。だからその時の会話には騙す、騙されるが織り込まれてるわけ。

 

はっきり言って、みんな自分が第一なんだよ、だから自分のため、自分の昇進や自分のポジションを考えて部下の異動を考えている人がほとんどだ。だって、自分が異動させる側の人間であるってことは、その組織における自分の立ち位置をよりよくするってことだから。だから実力に関係なく、若手や女性を重用するなんてよくあること。それは組織のためというよりも、それを成しえた自分のためという場合がほとんどだ。

 

なんかさ、人間ってあざといよね、結局のところ自分が第一。だからサラリーマンって嫌いさ、そしてそんな人事が大好きな人ばっかで出来ているのが会社っていう組織だからね。あーつまんない、そんな組織のために自分の身をすり減らし、一生懸命取り組むなんてまっぴらゴメンさ、そんなことを思い感じます。いつもながら青くてすみません。

 

やっぱさー、騙すほうも、騙されるほうもダメだよね。ちなみに僕はよく騙されます、僕のこと思ってこう言ってくれてるんだなーなんて思っちゃうんだけど、後で考えると裏切られてばかり。たぶん僕が子供なんだよね、でもこうも思う、騙すくらいなら、騙されるほうになりたいって。

 

そう考えたら、騙される自分がなんかカワイクなってきちゃった。だって僕は人に褒められたり、必要とされたり、信用されたりすると、すぐ嬉しくなっちゃうんだもの。そンな僕は、後になってその人が言っていた意味、本当の理由を知ったりする。単に僕を褒めていたわけではなくて、自分を肯定したいからそう言っていたとか、自分の意見を通すために僕の意見をその時だけうまく使っていたとか、全然気がつかなかったもんなー、僕はバカなんだな、そんなことがよくあります。

 

でもそんなんことがある度によく思います。僕は同じように人を騙したりしていないだろうかって、そんなの嫌だなーって。だから騙されてる方がよっぽどましなんじゃないかって思います。そして、それでいいんじゃないかと思うんです、人を騙す自分になってはいけない、そんなことを強く思います。

 

なんか情けない自分かもしれないけど、それでいいんじゃないだろうか、騙すくらいなら騙されよう、そんな青い日々を送りましょう、だって人を騙しながら幸せな生活なんて絶対に送れないはずだもん、もしそれに気がつかないで人を騙しながら幸せな人生を送っている人がいたとしたら、その幸せはまがいものだもん、そんなことを思います。

 

こんなことだから、騙されやすい僕なのかしらん、でもいいんじゃないかなー、こんな僕が僕なんだから、騙すより騙される、それでいいじゃないか、そんなこと思いながら青い青い日々を送るハルウララな僕なのでした。