「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

人の評価を求めてはいけない 〜自分のことは自分で決める〜

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ここ数日とっても落ち込んでる、なんでかっていうと会社で嫌なことがあったから。嫌なこと言われたり、思い通りにいかないことがあったから。でも冷静に考えてみると、落ち込んでいる理由はそこではなかった、本当の理由は、僕が怒ってしまったことにある。あまりにも出来の悪い内容しか作れない部下に対して、怒ってしまった。どう振り返っても、相手が悪い、それは間違いないし、また繰り返さないように伝えなきゃいけないのは間違いないのだけど、そんなことしたくない自分がいる。

 

もっと鷹揚でありたい、言葉でなく態度で人を諭せる自分でありたい、そんな勝手なことを思い描くのだけど、そんな訳にはいかないことももちろんある。でも自分はそんな自分でありたいから、そんな自分になれなかった自分に腹が立つ。そしてうまくいかないあれやこれやに情けなくなる。そんな感じだ。

 

テレビで見る俳優さんやスポーツ選手ってどうなんだろう、天真爛漫な長嶋監督はいつだって天真爛漫なのだろうか、キングカズはいつだって言い訳することなく、最高の自分になれるよう自分を追い詰めているのだろうか、亡くなった野村監督はいつもグチグチネチネチ説教していたかもしれないけどひとつ一つが思いのこもった論理的な言葉だったのだろうか、そんな自分を貫き通しているのだろうか。

 

僕が貫き通したい自分ってなんだろう?いつも思う。こんな自分でありたい、あんな自分でありたいって。でもそれって自分がないから、そんなこと思うんじゃないだろうか、そんなことにも気づいてしまった。そうだよなー、結局のところ、あんな人になりたい、こんな人になりたい、こんな人だと思われたいって考えちゃってるんじゃないのかしらん。

 

これって、いつも僕が自分に言い聞かしている、相手の評価を得ようとしてはいけない、相手の評価を得ようとしたら自分はその人の奴隷になってしまう、そのことと結局一緒なんじゃないだろうか。相手にこう思われたいっていうことは結局、相手にこう評価されたいってこと、だから相手の評価を得ようとするってことは、偉い相手に対してだけではなく、すべての相手に対して、してはいけないことなんじゃないだろうか。

 

毎度のことながら、いまさらこんなことに気がついてしまう青い僕なのです。そう、僕は偉い相手に媚を売らないよう、評価されようと本質でないところに取り組んだりしないよう、いつも自分に言い聞かせてきたつもりだけど、あえて言うなら弱い相手に対しても同様なんだよね。そうじゃなければ、結局、僕は偉いあいつになろうとしてるってことと一緒だもん。まったく修業が足りないよね、我ながらびっくりしちゃいます。

 

でもいいんだ、こんなことでも気づけた僕を褒めてあげるんだ、だって、気づかなかったら、ずっとそんな僕だったんだもの。また一つ賢くなりました、えらいレベルが低くて申し訳ありませんけどね。ということで、今日も大人の階段を一歩一歩登っている青い日々なのでした。この先にはどんな未来が待ち受けているんでしょうね、まっいいか。これからも温かく見守ってください。