「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

画一化されていく街と暮らし 〜ライフスタイルは自分でデザインする〜

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誰かの策略じゃないだろうか、日本の街がどこもかしこも同じ景色になってきたような気がする。どこ行っても「イオン」を始めとしたショッピングセンターがあって、そんなショッピングセンターには「ユニクロ」やら「しまむら」やら「ABCマート」やら同じような店ばかりが入っている、そりゃあ景観だって一緒になるってもんです。

 

ショピングセンター以外だって、今やメジャーな大型店は日本のいたるところに出店している、「ニトリ」とか「コジマ」とか「ブックオフ」とか。だから買い物する人は日本全国、同じような店で同じようなものを買うわけです、だから着ているものも同じだし、食べてるものも似通ってくる、生活スタイルも同じってわけです。

 

確かに便利だし、これが悪いってことじゃ全然ないんだけど、なんかね、その街の特徴や特色が薄れいていくような気がしてしょうがない。その街のオリジナリティってやっぱあると思うし、強み弱みってあると思う。それをその土地の人たちが知恵をを出し合って、弱みを強みに変え、強みを価値に変えて、その街を持続させていくべきなんだと思う。

 

それがなきゃ地方行政なんていらないよね、中央集権でいいんじゃないかって思っちゃう。今は多様性が求められる時代、ダイバーシティて言われるように多様な人材が活躍していく社会になんだから、各地の街だって多様化しないと日本全体が成熟しないと思う。

 

じゃあどうしたらいいのか、これは、各地の地方行政やら首長さんに期待することではないと思う。そもそも全国展開している会社はビジネスだから、同じ形態の店を同じように展開して、効率を最大化して、ビジネスを最大化する、これは当たり前のこと。だから、それを前提として、各街に住む人達はどう生きていくべきか、どう暮らしていくべきか、とうことだと思う、要は個々人の問題。

 

つまり、これは各街の問題ではないってこと、地方行政の問題でもなくて、そもそも住む場所なんて関係ない、地方でも都会でも同じ、僕ら一人ひとりが、どの様なライフスタイルを描くのかという問題なんだと思う。

 

一人ひとりがどのように生きたいのか暮らしたいのか、どのように自分を表現したいのか、ということが明らかになっていれば、その街にどんな店ができたって関係ない、それを利用してもしなくてもどっちでもいい。環境に合わせて画一化されない自分を持つ、それが大事なんだと思う。

 

そんな人達が増えてくるといいな、そうすれば、徐々にその街の景観が変わってくるんじゃないかな。自分の街の景色は自分たちでつくる、誰かが作った店や景観に合わせて自分をデザインしてはいけないんだと思います。自分のライフスタイルは自分で作る、それが結果的に多様な街を作り、成熟した日本を作るということになるんじゃないかなと思います。

 

いままでは、街の発展、その責任は地方行政に委ねるようなところが日本中で散見されてきたし、今でも旧態依然としているけど、いい加減そんな昭和の慣習からは抜け出さなきゃいけないと思います。

 

行政や大型店の経営者に、文句なんて言ったってしょうがない、そもそも人のせいにしちゃいけないんです、自分の街は自分で作るってことを徹底していきましょう。それが自分自身をつくるってことでもあるんですからね、自分は自分で作らなきゃ、楽しまなきゃね。

 

そう思うと、なんかワクワクしてきます。できることから始めましょう。そんなことを思い感じる秋の夜長、青い日々なのでした。