「青い日々」

多幸感あふれる、幸せな生活

奴隷 〜植松努さんの「どうせ無理と思っている君へ」〜

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植松努さんの「どうせ無理と思っている君へ」という本を読んだ。

 

そこには、こんな一節があった。「他者評価は人生を決定しない。”誰かに評価されたい”と思ったらたちまち評価する人の奴隷になる。」

 

僕はサラリーマンをしているのだけれど、サラリーマンって誰かに評価されないとその会社で偉くなれないんだよね。だから業績を上げることはもちろんなんだけど、”偉くなることが成功するという価値観の人”は、自分が偉くなるために偉い人に評価される必要がある。

 

そこで偉くなりたい人は偉い人に対して、僕はあなたのお役に立ちますよ、あなたの言うことだったら何でもしますよ、だから評価してください、って感じになっちゃう。その結果、忖度したり、頑張ったフリしたり、媚びへつらったりするわけ。

 

それを植松さんは「奴隷」と呼んでいるのです。

 

自分はそんなこと無い、って思うし、思いたいけど、自分より偉い人と話しているときに必要以上に媚びている自分がいることに気づく時がある。この人によく思われたい、嫌われたくない、良い評価を得たいし、人事異動でどっか行きたくない部署に飛ばされたくない、なんて思っちゃう自分がいる。

 

奴隷だよね、ほんと。

 

じゃあ、どうすればいいのだろう、会社を辞めて独立するか、それとも会社の中で誰とも交わらず自分の意見を貫き通し成果を上げ続ける孤高の存在になるか、しかないのだろうか。

 

でも、そんなに大げさに考えなくてもいいのかもしれない。だって”偉くなることが成功するという価値観の人”ってとこが間違っているのだもの。

 

まずはその価値観に毒されちゃダメなんだ。

 

もし、そんな価値観に毒された人達ばかりの会社だったら辞めたほうがいい。というか、遅かれ早かれそんな会社はなくなります。間違いない。だってそんな会社が人様に受け入れられる価値ある商品やサービスを作り出せるわけないんだから。

 

つまり評価する側は、評価される側に認められなければならないってこと。そして一緒になって自分たちがすべきことを考え、その実現に向けて取り組む、組織で取り組まなければならないってこと。それをみんなが価値観として共有する会社が健全な会社なんだと思います。

 

だから、自分自身も戒めなきゃならない。偉い人、目上の人と話すときも、自分は奴隷にならないぞと(もちろん礼儀は必要です)、そして自分たちが担う仕事、なすべきことをするために何が必要なのかを考えていかなければならないと切に思うわけです。

 

植松さんはこう言います。「誰かに褒められたい、認められたいという”褒められプレッシャー”から逃げ出す。自信がある人は自分で自分を褒めるし、自分で自分を認めることができる。自信が傷ついている人は褒められることを求める。”いいね”なんかに頼っちゃいけない。」

 

上司が会社が云々ではなく、まずは自分、自分に自信を持てる自分になるということ、これがサラリーマンであっても自営業であっても大事なんだと思います。

 

そういう自分になりたいな、そしてそんな組織を作れる自分になりたいな、ホントそう思います。

 

植松さんはこうも言います。「君に協調性なんかいらない。同じ意見でなければ仲良くなれないのは本当の友達ではない、同じ行動を取らなければ仲良くできないのは本当の友達ではない。」

 

「リーダーとは自分がやるべきと思ったことを真っ先にやる人、命令する人はカリスマではない、リーダーにカリスマを求める人は自分で考えず、責任と判断を避けたいだけ、楽したいだけ。」

 

まだまだやれることはたくさんありそうだ、頑張ろっと。そして、こんなふうに勇気を与えられる人に僕もなりたいな、ちっぽけでもかまいやしない、僕が僕と思える僕になりたい、ホントそう思います。

 

  「知ってる」

 

  こう言ったら

  どう思われるかな

 

  こんなこと言ったら

  嫌われちゃうかな

 

  こんな僕だったら

  つまらないかな

 

  こんな僕

  それが僕

 

  なのに

  取り繕う僕

 

  へんなの

  おかしいの

 

  なんで

  なんで偽るの

 

  知ってる

  弱いから

 

  それだけ

  ただそれだけ

 

  僕は

  弱い

 

  でも

  知ってる

 

  僕は

  それを知ってる

 

  知ってるだけ

  まし

 

  だから

  僕は強くなる

 

  必要はなくて

  僕は僕だから

 

  弱くても

  強くても

 

  僕は

  僕だから

 

  そんな僕であり続けることが

  大事だってこと

 

  知ってるから