「青い日々」

50歳からの多幸感あふれる、幸せな生活

あらためて思う、松田聖子はこの世の奇跡

松田聖子 「Pineapple」 (1982)_c0048418_7134057.jpg

 

「エクボの秘密」ってなんだろう?

 

名曲「裸足の季節」、何回聞いても素晴らしい、いつまでも聞いていたい、そんな気持ちにさせる名曲です、さすがは僕らのセイコちゃん。

 

それだけ松田聖子スペシャルだということなんですね。もちろん曲も歌詞も素晴らしいんだけど、あの声だよね、可愛くて、幼くて、何か身近に感じてしまう、それでいながら、ちょっとイタズラな感じ、もうしょうがないよね、みんなで騙されちゃいましょー。

 

そんな松田聖子の曲で一番好きなのが「ハートをロック」っていう曲。これがまた歌詞がいいんですよ。歌詞はモチロンの介の松本隆さん。

 

   ハートをロックされたいの
   家まで送ってとせがみ
   間違った道を教えるわ
   このまま時間に鍵かけて

 

このおっさん、何でこんな詩が書けるんだろう。もうノーベル賞ものではないでしょうか、僕もこんな青春送ってみたかった。でも、もしかしたら、もてないオッサンだから書ける詩なのかもしれない、失礼しました。。。

 

それにね、この曲、作曲は何とナントの甲斐よしひろさん、あの甲斐バンドの甲斐さんです。僕は甲斐よしひろさんのコンサートに何回か行ったことがあるんだけど、一度歌ったんですよ、この曲を、しかも武道館。これがまた、なんともエロくていい感じでした。

 

自分が作った曲をセイコちゃんに歌わせるって、どんな気持ちなんだろうな。セイコちゃんじゃなくても自分の曲を女性に歌わせたら(歌ってもらったらではなく)サイコーの気分だろうな、小室哲哉さんなんて、そんな感じだ。

 

ということで、「ハートをロック」是非、皆さん聞いてみてください。この世の奇跡、不世出のスーパースターセイコちゃんが、自分の魅力を最大限に発揮した名曲だと思います。

 

   さあ踊りましょう
   月夜のステップで
   ねえ差し出した
   右手を重ねてね

 

こんなこと言われてみたいもんだー。

 

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幸せなドラマで幸せを感じる日々

俺の話は長い

 

 

今年の春くらいからかな、ずっと同じドラマをリピートして見ている。テレワークが終わったあと夕食までの時間、ビールを見ながらドラマを見る、至福の瞬間、サイコーだ。

 

そのドラマとは、ひとつは以前も書いたけど「俺の話は長い」。もう何回見たことだろう、セリフまで覚えてしまうくらい、でも何回見ても僕を幸せな気分にしてくれる、ホント救われた感じさえする。

 

ちなみに僕がが好きなのは「毛ガニと体温計」の回。こんなこと言っても何言ってんのって思うだろうけど、何回見ても幸せな気分にさせられる、だって、僕も幸せになりたくて毛ガニを買いに行ってしまったくらいだ。しかし、アホだなー、僕は。

 

もう一つのお多幸なドラマがこれ、「まだ、結婚できない男」。阿部寛さんってこういう演技をするのか、いやー、ドラマとかあんま見たことないのですみません、ホントもうサイコーでした。テレビ見ながらひとりで笑うって、こんなに幸せなことなんだな、そんなこと思いました。

 

だから見ましたよ、その前編だった元祖「結婚できない男」、もう十年以上前のドラマなんでしょうが、いやー本当に面白い、阿部寛さんも年取らないね~、おもわずイヌ買っちゃいそうになりました。

 

こう考えると、こういうドラマの原作者、製作者ってもう天才ですね。すごいや、やっぱ人を幸せにする仕事っていうのは尊敬します。僕もそんな仕事がしてみたいもんです。

 

決めた、決めた決めた。そうだ、僕も誰かを幸せにする仕事をするんだ。よく考えたらそういう仕事してないもんなー、どちらかというと自分が幸せになりたくて仕事している感じ。そんなの良くないよね。誰かを幸せにするために仕事をする、そんな素敵なこと、幸せなことはないと思います。

 

僕は生田斗真さんでも、阿部寛さんでも、筒美京平さん(なぜか突然)でもないから、たいしたことはできないけど、いいんだいいんだ、ちょっとだけ、少しだけでもいいから人を幸せにするような仕事をしてみよう。

 

今更ながらそんなこと思います。でもいいでしょ、こう考えると、どんなことだってできるような気がしてきた、よーし頑張ろう、みんながみんなそんな気持ちで仕事ができれば素晴らしい世の中になるね、きっとコロナなんて恐れをなして退散しちゃうよ。

 

さーて、新しい明日がやって来る。なんせ僕らには新しい明日しかやってこないんだからね。素敵な世界を生きようじゃありませんか、ブラボーな一日を今日も送りましょう!

 イメージ

「スニーカーぶるーす」でも「虹とスニーカーの頃」でもないスニーカー

 

スニーカーを買った。テレワーク中心の日々なんだけど、週二くらいは会社に通っている。最近はスーツじゃなくて、巷で言うオフィスカジュアルってやつ。1年前くらい前から、そんな感じなんだけど、だんだん抵抗感がなくなってカジュアル度が増していく。慣れって怖いもの。

 

最近は客先に行く時もジャケット着てればいいやって感じ。もうネクタイする日は来ないかもしれない。スーツやネクタイの業界も大変だよなー、でもこんな時こそチャンスかもしれない。新しい大人の装いのイノベーションが生み出せるときなのかもしれません。

 

とはいえ、カジュアル化の著しい私は、革靴もスニーカーに変身。今年の頭にニューバランスを買ったのですが、この時は控えめに、そして少しでもお上品にと黒革のMADEinUSAな996を購入したのでございます。

 

blue-jk.hatenablog.com

 

ハッキリ言って革靴よりお高いですよ、それにアジア製より値段が二倍も高いんですよ。まったくもって意味不明と思っておりましたが、なんかいいんですよね。履き心地だけじゃなくて、人とはちょっと違うイイモノはいてる感が僕のココロを平穏にさせてくれるのです。

 

全くミーハーというか、簡単というか、我ながら単細胞だと思いますがしょうがない、これが私なのでございます。

 

で、新しいの、今度はグレーのがいいなと思いニューバランスショップをご訪問。店員さんにいくつか見せてもらうのですが、コロナの影響もあり、全然品物が入ってこないらしいのです。

 

もちろんお目当ては、MADEinUSA/UKもの。だって店員さんに言われちゃったんだもん、「お店に入って来た時にわかりましたよ、USA物を履いたお客様だって」。あー、こんなこと言われちゃったらUSA物で探すしかないじゃないの、ねー。

 

ということなんですが、物がないので買いようがありません。いつ入荷されるかもわからないようです。その日は1300というタイプを予約して帰ることにしました。

 

家に帰り、ネットショップなんかであれやこれやと探してみます。あー楽しいね、こういうのって。やっぱりグレーだと996がいいかな、それとも1500っていうのもいいかもしれない。やっぱり1300を待つか、色んなことを考える至高の時間です。

 

数日後、近所の大きなABCストアに行ってみるとニューバランスショップには無かった商品がいくつかあるではありませんか。グレーの996もあります。早速、履いてみることに。しかしなんかピンときません、それは。。。デザイン的にアジア製の(お値段半額の)996と見た感じ変わらないんですよね。

 

これはこれで、わかる人にはいいのでしょうが、わかる人ではない僕は、もっと明らかなわかりやすさが欲しいのでした。そこで、結局、ご購入に至ったのはこのグレーの1500、MADEinUKでございます。いいでしょ、なんかスペシャルな感じで、カッコいいじゃん。

 

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てな感じで、今日も今日とで満足感と達成感を獲得して悦に浸るわけでございます。それにしてもお値段28,600円ですよ。スニーカーですよ、スニーカー、まったくビックリ。

 

でもね、いいんです僕は「満足感」を買ったんですから。ココロの安泰を購入したんですから。まったく単純で、メーカー冥利に尽きる私ではないかと勝手に思います。

 

でもいいんだもんね。この靴はいて、自分に自信を持ってさっそうと会社に行くんです。嫌なことだって忘れられるさ、いや、いいことしか考えられない、そんな幸せな日を過ごすのも悪くないではありませんか、さー頑張って働きましょーって感じです。

 

アホですな、わたしは。ホント自分が自分で心配です。

 

幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだよ

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スピーカーを買った。BOSEの持ち運びできるBluetoothスピーカ「SOUNDLINK REVOLVE+」。またいつものように何か欲しい病が発症してしまったのです。

 

Amazonのセールで通常より1万円くらい安くなっていたの。黒がいいなと思ったんだけど、Amazonでは既に在庫切れ、シルバーしかなかったのだけれど、ビックカメラのサイトを見たら同じ値段で黒が売っていたので、思わずポチリとご購入。やっぱ社会には競争が必要ですね、ありがたいことです。

 

最初はなんか変な形だなーと思ってたんだけど、360度、音楽を奏でることができる優れモノだということが判明。なんか新鮮な感じ。スピーカーを中心にクルクル回って色んな立ち位置で音を聞いてみる私。うーん、面白い、これも発明、イノベーションだよなーと改めて感心する次第です。

 

実は3年前に単身赴任から自宅に戻った時、この際だからと古いテレビを買い替えました。ついでにDENONのAVアンプとDALIのスピーカーも購入し、大満足なAV環境を手に入れたわけです。

 

ただ問題点が一つありました。それは。。。大きい音を出せないこと。うるさいんですって、家人が怒るんですよ。別にヘビメタ聞くわけでも不快な音楽を聴くわけでもないんですけどね。あー残念。そんな風に思っていたので、このテレワーク環境もあり、パーソナルタイプをご購入したわけです(何事も理由が大事、自分を納得させてなんぼです)。

 

果たして結果は大満足ですよ。やっぱ買ってみて、使ってみてなんぼだと思います。だってもし気に入らなければメルカリなんかで売ったっていいんですから。お安く買えたんだから、そんなことも可能だと思います。

 

何かねー、無駄遣いだよなー、モッタイナイよなー、そんなことばっかり考えてたって幸せはやってこないんです、そんなこと思います。だから定額給付金だって使ってなんぼ、GOTOトラベルだって、GOTOイートだってドンドン使うべきなんです。経験はお金じゃ替えないんだから!

 

あー、なんてお幸せでおめでたい私なんでしょう。でもね、ささいな幸せってこういうことだと思います。幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだよ、そういうことだと思います。

 

最近は、テレワークの合間にiPhoneのMUSICライブラリをシャッフルして聞いてます。これも新鮮だった、いつも決まった音楽ばっかり聞いちゃってたんだけど、それって疲れるんだよね。どうしても音楽に気が取られちゃう。

 

でも何気なく、それも自分のライブラリにある音楽だから、それなりに好きな音楽が流れてるって快適です。あー今日もまた一つ賢くなった、こうやって自画自賛なお買い物による満足感と達成感の日々は続くのでした。

 

美味しいコーヒーを淹れてくれるコーヒーメーカーが欲しいなー。バカです、僕は。

 

マスクに思う(その2) ~マスクのセンスはあれと似てる~

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巷で見るマスク姿の人々、その風景も今年の3月頃からは大きく変わりました。以前は使い捨てのマスク一色だったのが、いろーんなマスクをみんなつけてます。カラフルなものや可愛いもの、スポーツ素材が採用されたものなど、それこそ千差万別です。

 

そんな人々のマスク姿を見て、僕思うんです。マスクを選ぶセンスって、あれを選ぶセンスと似ているんじゃないかって。

 

何かっていうと変な話ですけど下着です。女性でいえば、ブラジャーやパンツ。そんな目で見てるのか、変態だね、そんなこと言わないでね。きっと当たっているような気がするんです。

 

ベージュやピンクの淡い色をつけている人、黒いスポーティなものをつけている人、可愛らしい絵柄の入ったものをつけている人、レースのフリフリがついたシルクっぽい素材のモノをつけている人。。。

 

ほら、そんな感じがしてきませんか?

 

対して男性はどうなのか。ほとんどの人が大して気にしていないような気がします。使い捨てか、そうじゃないかくらい。スポーツマンぽい人は黒いピシッとしたマスクをしてる人が多い、たぶんパンツもスポーツタイプ。それ以外の人はパンツになんか関心ない、そんなところが実態でしょう。

 

マスクを清潔にしてるか、してないかも、その人の下着に対するスタンスを表していると思います。だからよれよれのマスクをしているおじさんを見ると、何か不潔でやだなー、そんなことを思います。

 

暇でしょって?はい、そうなんです。そんなこと考えてる僕はきっと暇ですけべーなんでしょう。でも当たってると思うんだよなー、どうでしょう。

 

マスクに思う ~マスクをしない自由とは何なのか~

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なんか、欧米でものすごい勢いでコロナの感染者が増えていますね、これってやっぱり人種の違いなんでしょうか?そもそもの発生地である中国でも合計の感染者は8万人くらい、それなのにアメリカでは1日の感染者が12万人を突破って。。。ホント、特定の人種をターゲットにしたバイオテロなんではないかと思っちゃいます。

 

そんなパンデミックの状況でありながら、欧米の人たちはマスクを着けたがらないようです。それどころか、マスクをしない権利を求めてデモまで行われちゃうくらい。

 

うーん、お国柄と言っては何ですが、パンデミック状態のこの状況において、この主張を貫き通すことにどれだけの意味と科学的根拠があるのかしらと思ってしまいます。

 

でもね、今回のコロナである程度、統制された社会が認められつつあるのは事実です。中国みたいな監視社会まではいかなくても、疫病を抑え込むためにはある程度、個人のプライバシーが侵害されるのもやむなし、そんな風潮があります。日本だってデジタル庁とか、それっぽいこと言いながら、これを機にマイナンバーで個人を管理みたいな施策がドンドン出てきています。

 

そう考えると、欧米の人たちは歴史的に知っているのかもしれません。マスクをしない権利、これを奪われると、次に権力者は必ず「自由」を奪ってくるということを。

 

だから必死に統制されることを拒むのではないでしょうか。それがマスクみたいな些細なことであっても、それだけでは済まないことを知っているのではないでしょうか。

 

日本みたいに疫病を防ぐため、他人に迷惑をかけないために皆で一致団結してマスクをするのがいいのか、それともあくまで疫病対策であっても個人の権利を守ることに拘るべきなのか、これは先にも言った通りお国柄、暴君に支配されたり他国に侵略されたりした、過去の歴史からくるものなのかもしれません。

 

そんなこと思うと、僕らが考えるべきは、やっぱり相手が何を考えているのかを知る、考える、感じるということなんではないかと思います。一概に自分の考えだけを物事の基準にしてはいけないということです。

 

やっぱ、今回のコロナは人間としての生き方、いや存在を試されているんだと思います。この地球上でこのまま人間が存在していけるのか、協力し合いながら、分かち合いながら暮らしていけるのか、きっとそんなことを試されているんではないかと思います。

 

楽天を世界一の企業にする方法 ~究極のブランド戦略とは~

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最近、決まって夜中に目が覚める。二時ごろ、なんでだろう?一生懸命寝ようとするんだけど、なかなか眠れない。そのまま、三時四時と時間は過ぎ、寝たのか寝てないのかわからないまま朝を迎える。あー若いころのように泥のように眠りたい。

 

先日もいつものように二時ごろパチッと目が覚めた。水を飲みにリビングに行くと息子が海外サッカーの試合を見ていた。バルセロナだ。

 

相も変わらずメッシ様が点を取っている。今季リーグ戦ではイマイチとか、来期はマンチェスターに移籍だとか騒がれていますが、相も変わらずのスーパー感で満ち溢れています。

 

それにしてもバルセロナのユニフォームってこんなにダサかったかな。そんなことを思います。胸にはあの有名な日本企業のロゴがドテンと表示されています。よく見ると無観客のスタンドにもおっきなロゴが表示されておりました。

 

ヨーロッパの人って、楽天ってどんな企業か知ってるのかな?いずれにしても、なんとなーく不釣り合いに感じてしまいます。そういえば、楽天の前の胸スポンサーはカタールの航空会社かなんかだったな。

 

もうお金さえ出してくれれば、どこの会社でもいいんですかね。バルセロナだけは特別でいて欲しかったなー、なんせ以前は胸スポンサーをつけないことを伝統としていた至高の市民球団(?)だったのですから。実際、それがバルセロナというチームの特別感を演出していたんだと思います。

 

だからね、楽天の三木谷さん、今やるべきは「金は出すけど、バルサのユニフォームにロゴをつけないこと」ではないでしょうか。今こそ伝説のスポンサーなしユニフォームに戻すのです、そしてそのパトロンとなるのです。それでこそ、ヨーロッパや世界中に楽天、いやrakutenを認めさせることができるんじゃないでしょうか。

 

これこそが究極のブランド戦略、企業マーケティングではないかと思うんです。伝説のスーパースターがいなくなるかもしれない、この千載一遇のチャンスを生かすか生かさないかはあなた次第、というか三木谷さん次第!

 

くれぐれもメッシが退団してスポンサーから撤退する、そんなわかりやすい田舎企業みたいなことだけはしちゃダメですからね。大丈夫かなー。。。

 

バカでいられること、それを幸せというんじゃないだろうか(その2)

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アメリカの大統領選、なんかスーパーボールやワールドシリーズ、有名歌手が出演するチャリティコンサートなんかと変わらぬ雰囲気を感じちゃう。みんなで楽しくバカ騒ぎ。

 

両陣営の候補を応援する人たちの集会をテレビで見るたびに思う。「この人たち何を求めてるんだろ?」って。

 

だって候補者の名前やスローガンの入った帽子やらシャツを着てパーティーみたいなことしてる。お祭り騒ぎ。もちろんお金もらって応援しているわけではなくて、逆にお金払って応援してる、献金っていうやつ。

 

そこまで候補者に入れ込む理由は何なのか。もちろん候補者の公約や政治的信条に賛同してるんでしょうけど、根底に「幻想」を求めているのではなかろうかと思います。自由で愛に満ち溢れたユートピア、そんな未来が来たらいいな、実現してくれるんじゃないかしら、だってここはアメリカなんだものって。

 

大統領といっても一人の人間、それも70代後半のおじいちゃん、とても理性的な判断をしているとは思えません。だけど求めちゃうんだよね、幸せになりたい、幸せにしてくれるっていう「幻想」を。

 

そう考えると、お酒を飲むことと一緒かなのかもしれません。候補者集会もバカ騒ぎのパーティも一緒。つまり根っこはスーパーボールで贔屓のチームを応援したり、コンサートであの歌手の歌声に陶酔することと一緒なんです。

 

要は幸せなんですね。だからその幸せを求める手段は人それぞれ、そういうことなんではないでしょうか。バカでいられること、それが幸せ。。。

 

そんなバカでいられる社会がいつまで続くのか、僕らは「幻想」を求めてるけど、すでに「幻想」の中で生きているのかもしれません。

 

さて、今日もビールでも飲みましょうかね。。。

 

バカでいられること、それを幸せというんじゃないだろうか

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いやー、久しぶりの二日酔い、二日酔い、二日酔い。。。一日中気持ち悪い、せっかくの休日が台無しです。こんなに気持ち悪くなったのはホントホント久しぶり。

 

紹興酒がいけませんでした。会社近くのの中華料理店、窓を開けはなしてオープンな雰囲気に引かれスッカリ長居をしてしまったのです。

 

何でぬる燗の紹興酒ってこんなに美味しんだろ。もう二合、あと二合、結局閉店まで居続けてしまいました。二日酔いの不思議なところは、飲んだその時は至極最高な気分で居続けられること、千鳥足になりながらも家にはしっかり帰れます。その場で気持ち悪くなったら、もうそれ以上のまないで済むのになー。。。

 

しかも私の場合、翌朝は結構目覚めもよく、シャキッとしているのです。それがそれが。。。時間がたつことに具合が悪くなってくる。昼過ぎ頃にピークを迎えます。

 

だから若い時は、朝は普通に会社に行くのだけど、それからトイレでゲーゲーなんてこともよくありました。さすがに今は戻すことはなくなりましたけど、単に食べる量が減ってるからかもしれませんね。

 

あー、お酒に強い自分になりたい、いくら飲んでも二日酔いにならない幸せなカラダになりたい。本気でそう思います。よくいますよね、いくら飲んでも酔わないというか、酔ってるんだけど、ずっと楽しそうで、翌日もピンピンしている人。そんな人に憧れます。

 

それにしてもお酒って、なんでこんなに美味しいんでしょ。まだ陽のある明るいうちに飲むシャンパンなんてサイコーだよなー。あの黄金色の液体に浮かぶ泡を見ているだけで幸せになれる。こんな飲み物いったい誰がつくったんでしょう。世界中の人間を幸せにしたその功績はモンノすごいものがあると思います。

 

しかしなー、二日酔いってこんなに苦しいのに、ありがたいことに必ず良くなるんだよね。そして、夜になると、ビールでも飲むか。。。僕はバカなんじゃないだろうか。いやバカなんでしょ。

 

でもね、こういう日常が幸せなんだと思います。僕を幸せにしてくれる、ささやかでそして最大の存在、それがお酒ちゃんなのです。今日は焼き鳥でも食べたいなー。バカで幸せ。。。

 

買い物好き、だけど買い物下手

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買い物が好きだ。というより、常に買うもの、買いたいものを探している。欲しいものが見つかれば、それを購入する必要性を考え、悩み、できるだけお得に買おうとお店選びに奔走し、結果、めでたくご購入に至り達成感と満足感でご満悦、そんな毎日を送っている。

 

そんな買い物好きな僕は、決して買い物上手ではない。どちらかというと下手な方だ。

 

10月の頭にニットのセーターを買った。セレクトショップのお上品でお洒落なニクイ奴。色はワインレッドとカラシ色、そう同じデザインの色違いを二着大人買い。だって普段はユニクロのばっかなんだもん、たまにはいいじゃないね。

 

でも僕はいつも買うことで満足してしまう。達成感と満足感。それにもったいなくてすぐに着ない、出来るだけとっておく。全く本末転倒なんだけど、着ると痛んじゃう、だから着るのがもったいない、そんなバカなことを考える、結果、勝ったままの状態で大切に保管される洋服ちゃん。

 

それでも11月の頭、そろそろ着ないとなんだよな、そう思い、満を持してお洒落なワインレッドのニットをはおり、気分上々に会社に向かった。

 

それなりに高級なもの、ブランドものを着ているとなんだか自分の価値も上がったような気がする。単なる錯覚なんだけど、まあいいじゃない、なんだかんだ言って自信を持てる自分になるのはいいことです。幾分いつもより背筋もピシッとしているはず。

 

通勤途中の電車の中、いつものようにスマホを見てると、ニットを購入したセレクトショップの広告がポップアップ。いつものようにGoogle様の大きなお世話。そしてそこには今僕が来ているニットが表示され。。。30%オフ。。赤い文字でそんな表示がされていた。

 

ガーン。。。その瞬間、普段の120%増しだった僕の価値は70%に急降下。背中も丸まりいつもの猫背、何かぶつけようのない理不尽さを感じてうつむく私。まだカラシ色の奴、着てないのに。。。

 

残念ながらこんなことは日常茶飯事。そういえばGotoトラベル開始直後の7月末に訪れた松本ひとり旅。休日なのでお宿もお高めだったけど30%引きになるからお得だね、そんな風に思ってご満悦、それなのに、いつの間にやらGotoトラベルの精算手続き期間は終わっていた。。。ガーン。

 

要は迂闊なんですね、僕は。でもしょうがない、この買い物には、この旅行には、それだけの価値があったに違いない、自分の行動を納得させるべくイジイジうじうじ思いをめぐらす日々なのでした。

 

なのに、今日もいつものようにAmazoneで何かを探してる僕がいる。。。今日はピンクのパーカー買っちゃった。そういえば、こないだのサイバーマンデーではもっと安く売ってたような。クリックした後にそんなことに気づく懲りない日々。だいたい、ピンクのパーカーなんて僕は着るのだろうか。

 

うーん、自分が自分で心配だ。そんな日々を送っている。

 

なぜアメリカはTikTokを禁止しようとするのか、その本当の理由を考える

 

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TikTok」、ご存じの通り、中国のIT企業「バイトダンス・テクノロジー株式会社」が運営する動画投稿アプリ、全世界で既に20億人ものユーザがいるそうです。もちろんおっさんの私は使ったことはありません。

 

アメリカのトランプ政権がこの「TikTok」の利用を禁止すると言って話題になってます。禁止されたくなければ、アメリカでの事業をアメリカ企業に売却しなければならないと相も変わらずの強権ぶりです。

 

なぜ、ここまでのことをアメリカはするのでしょう?理由は、中国企業の子会社が運営するこのアプリを通じて、ユーザーのデータが中国政府に渡る懸念があるからということのようです。ファーウエイの規制と同じ流れですが、本質的な理由はもっと別のところにあります。

 

SNSのツールは大きく2つに分かれています。ひとつは「コミュニティ内の連絡手段」LINEやfacebookなんかがそれにあたります。もうひとつは「社会への発信手段」これがブログ(文章)、twitter(コメント)、Youtube(ビデオ)、インスタ(写真)、そして今回のTikTok(ショートビデオ)です。

 

ここで問題とされているのが後者なんですね。これは良くも悪くも社会に影響を与えることのできる匿名性の高い情報発信ツールです。その中で、最も簡単にそして単純に社会へ情報、言い方を変えると意思や思想を発信できるツールがTikTokなのです。

 

だってブログやtwitterは文章を読まないと理解できないし視覚効果が低い。Youtubeは視覚効果は高いけど瞬発力がない(視聴に時間がかかる)、インスタは視覚効果は高いし瞬発力はあるけど何かを伝える具体性、つまり訴求力が低い。

 

それに比べて「TikTok」、瞬発力が極めて高くメッセージ性もある、何より時間をかけずに高い視覚効果と訴求力が発揮できる。

 

受け手は何も考えず、頭を使わずにメッセージを受け入れることができる。要はマンガと同じですね、「TikTok」は内容を読み説き、考える必要がないんです、受け手が見た瞬間に何も考えず身を委ねられる情報インプットツールなんです。

 

とっても悪い言い方をすると、頭を使わないでも理解させることができる、そして洗脳することができるツールが「TikTok」なんです。

 

そして、このツールは主に若年層に広がってます、このツールを悪用して何らかの思想を盛り込ませる輩が出てきてもおかしくありません。そしてそれを国家的に仕組まれたら、その国が転覆しかねない破壊力を持っている、たぶんアメリカはそこまで考えているんだと思います。

 

自らtwitterを使いこなし、マスコミを介さない情報発信を行っているトランプ大統領だからこそ、SNSの恐ろしさに感づいているんでしょうね、きっと。

 

実際、反トランプ陣営が「TikTok」を使って、トランプの集会に偽の参加申請を行うよう指示したことが判明しています。この結果、会場は参加予定の1/3にしか満たなかったらしい。このようなことが、アメリカ政府に危機感を与えたのかもしれません。

 

何かこんなこと考えると新聞なんてホント時代遅れのツールですよね、マスメディアとは何なのか、世の中に真実を伝えるというのはどういうことなのか、真剣に考えざるを得ません。

 

そして、もう一つ思うのがSNSの可能性です。こんな危ないツール規制すべきだと思うか、それとも無限の可能性があると感じるか。後者でありたいですよね、そのためには使う側の良心が試されます。

 

すごい時代になったもんです。あー日本って平和だなー、でも、だからこそ僕らひとり一人が頑張らなきゃいけない時代なんですよね、ホントそう思います。

 

これからの暮らしをポジティブに考える

 

テレワークの日々が続きます。正直、飽きてきて最近はなるべ会社に行くようにしています。と、思いきや、足の薬指を骨折してしまいました。よくあるでしょ、椅子の脚の角をけってしまう、あれです。

 

足を引きずりながら会社に行くと、色んなことを言われます。テレワークで足の骨を折るってどういうこと?、椅子の脚をけるってよくあるけどそれくらいで骨折れるの?、なんで小指じゃなくて薬指なの?

 

はい、その通りです、皆様のおっしゃる通りの不注意、そしておっさんのため骨も脆く、治りも遅いんだと思います。なぜ薬指なのかはよくわかりませんが、私の足指はなぜか長いのでござりまする。

 

ということで、基本テレワークな日々を送っておりますが、自分の部屋はクーラーが無くて暑いのですよ。窓を開けておくと蝉の声がうるさく、会議中は閉めねばなりません。ここ最近で急に涼しくなりましたが、ホント、夏の日は熱中症になるんじゃないかと思いました。

 

クーラーの効いた部屋は基本家人がいるので、そこで、あーだこーだと仕事するわけにもいきませんし、気も散ります。まあ、自分の部屋があるだけ恵まれてるんでしょうけどね、うちは築30年近いバブルの時に建設された中古マンションなので、広さだけはあるのです。

 

やっぱり同僚なんかの話を聞いても、皆、自宅のテレワーク環境には困っているようです。だからなのか、最近は郊外の駅から遠いところに家を構える人が増えているようです。

 

毎日会社に行くわけでもないし、ちょっと都心から、駅から遠くても、自分の部屋が持てる物件が人気らしいです。新築物件だと、玄関からすぐお風呂に行ける間取りの部屋も出てきているそうです。

 

時代は変わるよなー、昭和からずーーーと変わらなかった、会社勤めの光景が、このコロナのおかげで一瞬で変わってしまうのだからすごいものです。

 

でもね、せっかくのこの機会、ポジティブに考えるべきだと思います。僕も庭付きの一戸建てが欲しいなー、庭にはハンモック置いたり、週末はバーベキューしたりね、なんか夢が膨らみます。いま住んでるあたりでは全く無理なので、ちょっと便は悪くても土地が安いところで探してみたいもんです。

 

よく地方に移住なんて言いますが、そんなに遠くなくても、駅遠な場所でこれまでだったらあまり人気のない土地ってあるんじゃないのかな。

 

そんなことも考えると、やっぱりものって考えようだよね。ポジティブに考えるか、ネガティブに考えるかは自分次第、そうすべては自分次第なんです。そう考えると、なんか楽しくなってくるじゃないの、ね。

 

自分がどれだけ世間の常識を自分の常識としてしまっていたのかがよくわかります。やっぱり自分で考えてこその自分ですよね。当たり前のことに気づかされた今日この頃です。

 

マリノスのサッカーは、なぜこんなに魅力的なのかを考える

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サッカーって負けると何でこんなに悔しいんだろう。ゴールを入れられたときのあの絶望感、喜ぶ相手選手がテレビに大写しになると本気でぶん殴ってやりたくなる。まったく、スポーツマンシップのかけらもない言動です、大変申し訳ありません。でも、見てるだけでもそうなんだから、選手たちはもっと悔しいんでしょうね。

 

愛する横浜F・マリノスの調子がイマイチ上がらない。というか、昨年が凄すぎたのかもしれないし、単に相手がマリノスを上回ってきた、それだけのことなのかもしれない。

 

マリノスは地元のチームだから、昔から好きだったんだけど、やっぱり今の監督、アンジェポステコグルーになってからのサッカーにはものすごい魅力を感じる。とにかく、攻めて攻めて攻めまくる。どうやらそれが哲学らしい。それがとにかく見ていて楽しい。

 

それにしてもこの人、インタビューでは本音を全く言わない。勝った時も負けた時も「自分たちのサッカーをするだけ」それしか言わない。でも本当にそれしかやらないんだよね、自分の信じたアタッキングフットボールをし続ける姿が半端なくて、ここまでいくと痛快です。時に愚直すぎるんではという感じもしちゃうけどね。

 

優勝した昨年の後半はとにかくすごかった、なんか歯車がかみ合った感じで、強化した選手の個人能力もすさまじくマッチして、連勝街道を突き進んだ。でも僕は昨年の前半が好きだったんだよね、なんかモガキながら苦しみながら、少しづつやりたいことを実現しているようなひたむきさ、泥臭さが感じられた。それが後半戦の怒涛の勝ちに繋がったんだと思います。

 

今期はどうかというと、新戦力を取り込みながら、やることは何も変わらないと言わんばかりのサッカーを貫き通しているんだけど、対策されてるせいもあって、イマイチ昨年の勢いが感じられない。特にミスがとても多いのです。

 

ミスからの失点が多いのと、対角線上にロングパスを入れられてフリーの左サイドの選手に簡単に点を入れられてしまうケースがとても多い。

 

なんで左サイドの選手をフリーにしてしまうのだろう、そう思うのだけど、どうやら監督の意図は違うらしい。そもそも左サイドにロングパスを入れられる状況になってはいけない、そうならないよう常に攻撃で相手を圧倒する、そういうことらしい。そしてミスは問題ではない、いっつもそうおっしゃいます。

 

はー、すごいよね、ここまで言い切れる、そして自分のやりたいことをやろうとする意志、そしてそれを信じて任せるフロントに信じる選手たち、なんかやっぱり可能性しか感じないよね。

 

それにしても、相手の左サイドをもう少し現実的にケア出来ないものかと思っていたら、対処しましたよポステコグルーさん、なんとディフェンスをこれまでの4バックから3バックにしたんですね。これによって、攻撃にかける人数をさらに増やし、相手の左サイドをフリーにさせなかったのです。

 

ハー(二回目)、いやー普通なら左サイドをケアする選手を厚くするんじゃないのかしらん、素人にはそう思うのですが、この監督さんは違います。攻め続ければ攻撃されない、そして、それこそがやる方も見る方も楽しい、スペクタクルなサッカーなのだというわけなんです。

 

ここまで信念を貫き通されるとすごいよね。ということで、最近はマリノス以外のサッカーを見ていてもなんかつまらない。そんな風に感じるようになってしまいました。

 

よく考えると、これってサッカーだけの話じゃないんだろうね。信念を貫き通す、しかも一本調子ではなくて、試行錯誤しながら自分の進むべき道を追求する、実践する、その姿は必ず見る者の心を必ず揺さぶるんだと思います。

 

なんか大げさだけど、僕もこんな生き方がしてみたいな、そんなことを思った次第です。

 

この3バックにした新生マリノスの名古屋戦は先制したものの負けてしまいました。続くセレッソ戦も勝つことはできず。無茶苦茶悔しく思いましたが、彼らが貫き通したもの、目指したものを考えると勇気が出てきます。

 

ヨッシャ、次こそ圧倒的なサッカーを見せてくださいな、そう思ってたら、先週の清水戦、昨日の鳥栖戦は勝利、よーしこれからだよね!僕も負けないように少しでも近づけるように頑張ります!そんなこと思う一ファンの戯言でございました。

 

映画「YESTERDAY」で感じた、人より優れた自分になりたい病の根深さ

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Amazoneプライムで、今更ながら映画「YESTERDAY」を見た。しかし便利な世の中だよね、こんな最近の映画がタダ(会員費は払ってます)で見ることができちゃうんだからね。

 

事故にあった主人公が目を覚ますとそこはビートルズの存在しない世界だった、そこでビートルズに成り代わり数々のヒット曲を発表して大スターになるという話なんだけど、まあ、純粋に面白いコメディドラマではありました。

 

でも一方で、こんな風にも思っちゃった。映画を見ている僕は、主人公よろしくビートルズに成り代わって大スターになった気分を味わってたってことに。

 

つまりね、称賛されたい、大スターになりたい、チヤホヤされたい、要は人より優れた自分になりたい、そういうことなんだよね。それを具現化してくれたのが、この映画なわけ。

 

実はこういった話はそこら中に溢れていて、テレビ番組なんかでもよくあること。有名な芸能人が、突然田舎の町を訪れて、その町の人たちと交流する、あれもこの類の話だと思います。見ている僕らは、人と人とのふれ合いを見ているようで実は違う、あの有名な芸能人の立場になって見てるんだ。

 

地方の一般人のみなさん、スターの僕に会えて嬉しいでしょ、驚いたでしょ、僕はこんなに気さくに皆さんに接することのできる度量の広い人間なんです。ああ、みんなにチヤホヤされて楽しいなー。

 

そんなこと思いません?僕は思っちゃいます。僕がひねくれてるだけなのでしょうか。だからね、NHKの「鶴瓶に乾杯」って番組あるでしょ、あれも最初のうちは面白くてよくみてた。でも、段々違和感を感じるようになってきた、気がついたんだ、僕は鶴瓶さんやら芸能人の立場であの番組を見てるってことに。

 

これって、自分がないってことだよね。人に褒められたいから、人より優れた自分でありたいから、芸能人さんになったふりして、自己間満足してるだけなんだと思う。こんなことしてちゃダメだよなー、なんかそんな風に感じちゃったんだ。

 

それこそ、自意識が高すぎるだけって言われちゃうかもしれない。実際そうなのかもね。でも僕はそうなんだから仕方がない。だからこそ、そういうドラマに入り込んじゃいけない。自分のなさを人に求める自分になっちゃいけない、そんな自分にはなりたくない。そう思う。こんなこと考えるの僕だけなのかなー、もっと純粋に楽しめばいいのにね。

 

でもこんなことも思うんです。実は僕みたいな人って意外と多くて、自分では気がついていないけど、それを知っている人たちがいて、そんな僕たちを食い物にしようと思って、こんな映画やテレビ番組を作ってる人がいるんじゃないかって。そんなの嫌だよね、でも商売だから人が求めるものを作って、人に喜んでもらえたらそれでいいのかもしれない。

 

でもやだなー、そんな感動やだなー、そう思う、僕はそう思う。ただそれだけ。

 

サラリーマンの出世プロセスを考える、偉くなるにはどうしたらいい?

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一般的にサラリーマンって、順番に出世していく仕組みになってます。担当から主任、主任から課長、課長から部長、部長から事業部長ってね。会社によって呼び名は違うかもしれませんし、もっと役職が細分化されてる組織も多いですけど、最近はシンプル化、役職数を減らす方向が主流になってます。

 

今時、年功序列なんてって思われるかもしれませんが、離職率、転職率の低い日本の会社環境では、仕事の年数によって、経験や実績を残し、昇進していくスタイルがまだまだ一般的です。

 

こんな出世プロセスが存在する以上、サラリーマンの目的はその出世プロセスにしっかり対応すること、乗っかることが最優先事項となるわけです。

 

簡単に言うと出世には世代交代が必要となりますので、自分の上司に出世してもらわなくてはなりません、だから、出世しそうな上司、もしくは既に役職についている上司に目をかけてもらうことが最初に必要となります。お主愛いやつよのー、と思われなければならないのです。

 

なので、若いやつは宴会などの雑用も率先して引き受けるし、バカもします。楽しいやつ、そしてしっかりしたカワイイ部下を演じ、旨ーく忖度していくわけです。もちろん仕事面でも上司を助け、上司が昇進した暁には、その後釜を狙うわけです。

 

これって上司の側からしても大事なことなんです。自分が昇進するためには、後任が必要。だから若手登用とか、もっともらしいこと言って、若手を不必要に抜擢したがります。だって、自分自身のポストを提供するってことは、自分がもっと上の役職に昇進するための手段なんですもの。

 

これが一般的なサラリーマンのプロセスです。このプロセスで問題なのは(というかこのプロセス自体が問題なのですが)、この仕組みに乗っかった、もしくは乗っかりたいグループができてしまうことです。

 

さらには、それなりに仕事ができる人たちで構成されればまだいいのですが、たいして仕事もしないのに口だけ達者で、この出世プロセスに乗っかることが目的になってる人たちが集まると大変なことになります。残念ながら、特に大企業ではそういう人たち、そのような組織が散見されます。

 

また、時に本質的に仕事ができて人徳もありながら、このような出世プロセスのグループに属さない人もいます。こういう人は絶滅危惧種なのですが、こういう人を抜擢できる企業はとても強い企業です。

 

こういう人は、部下からの信頼も厚く、結果として組織も団結して、成果も上がり、優秀な人材が育成されていく好循環が生まれます。この時のポイントは、こういう人はグループを作らないし頼らない、人間的に強い人だということです。結果として、実力主義の強い組織ができあがっていくわけです。

 

実はこれが本来の出世プロセスであるべきなんですね。要は人の上に立つ人間は、自分の出世のことばかりを考えるのではなく、自分が担っている事業や役割の本質を見据え、組織を人を育て上げることのできる含蓄のある人物でなければいけないのです。でもこんな組織、会社はほんの一部と思います。

 

さて、サラリーマンの生態を大きく区分してみましたが、あなたの属する組織、そしてあなた自身はいかがでしょう。

 

もちろんここであげた以外にも各種のタイプが存在します。出世グループに入りたかったけど入れなかった人、入ったけど他の出世グループに駆逐されてしまった人、出世グループに関心ないけど仕事はできる人(でも誰にも引き上げてもらえない人)、出世グループにも属さないし仕事もできない人、すべてを理解して諦めてる人、などなど。

 

こう考えると、サラリーマンって面倒くさいね。単に仕事が好きで、その仕事に打ち込みたいっていう人がなかなか活躍できないシステムになっちゃってる。だって、自分のやりたい仕事をするためには、偉くならないといけない。なんでかっていうと、偉くならないとその仕事の指揮権を得ることができないから。だから結果として出世プロセスに乗ることを考えなきゃいけなくなっちゃう、あー面倒くさい。

 

さてさて、働き方改革と言われて久しいですが、その前に自分が働く場所はここでいいのかってことをまずは自問することが重要だと思います。自分は何がしたいのか、どういう仕事がしたいのか、この会社でそれができるのか、サラリーマンでいいのかってね、それがやっぱり先なんですね。

 

でもこう考えるとサラリーマンって、社会のセーフティーネットのような気がしてきた。仕事ができる人もできない人も、一律働くことができる仕組み、それがサラリーマン社会。

 

民主主義ってそういうものかもしれないな。もしかしたら民主主義って社会主義以上に社会主義な社会なんじゃないだろうか。僕は幻想を見ているのかしらん。。。うーん。。